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明治生まれの節約術「始末する意識」とは?

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明治生まれの節約術「始末する意識」とは?

高齢者の方と日々関わらせていただいていると、いろんなところで勉強になります。

今回は明治生まれのご夫婦が始末しながら、4,000万円もの貯金を残されたその始末ぶりをご紹介いたします。


明治生まれの方の印象

明治生まれの方の印象をどのように感じておられるでしょうか?

インターネットで調べてみると「頑固」と一言で書かれていて、イメージ的には良くない印象でした。

私が知る明治生まれの方は、とてもきちんとしているイメージがあります。

たとえば、布団の敷き方とか毎日の生活のルーティンがしっかりと決まっているのです。

朝起きる時間や毎日パジャマは洗濯する。天気であればふとんを干す。食べる物も朝はお味噌汁と納豆とごはん、昼食は昨日の夕飯の残りのおかずとごはん。という感じです。

じっと、座っておられることは少なく、いつも何かしら動いておられました。

具体的な始末の方法


私が知り合ったご夫婦の具体的な始末について、ご紹介いたしましょう。


まず、電気についてです。

テレビはほとんどついていませんでした。テレビを見ておられたのでしょうが、つけっぱなしということはなかったということです。

私の場合はテレビっ子の世代ですので、テレビがついていないと不安になるというか、テレビがついていると安心するというか、常にテレビがついている環境で生活しています。

室内灯は夜だけ使用していて、自分のいない部屋は全部消していました。

水道については、食器洗いの際にはもちろん、水は止めた状態で洗い、すすぎの際にほんの少しだけの水量ですすいでいました。

1日の食費は1,000円以内でまかない、広告を日々チェックして安売りしている物を何件も回って食材を購入されていました。90歳すぎても自転車で移動されていました。

そして、貯めたお金は4,000万円。自宅も所有されていたので、その分を合わせると7,000万円近くになっていたと思います。

始末の意識を持てば、自然とお金が貯まる?


今の時代は共働きが多く、広告を見て何件ものスーパーに買い物に行くことはできないかもしれませんが、ちょっと自分の生活を見直すことで無駄なお金を使わなくて良いかもしれません。


それぞれ、自分の価値観があって、どうしてもゆずれないこともあるでしょう。それを我慢することでストレスになって病気になっては元も子もないでしょう。

しかし、ちょっと耳を傾けて、自分の生活の中で無駄がないかどうか考えることも必要だと思いますし、自分も誰かに影響を与えることができるくらいのポリシーを持っていたいと思いませんか?

ご紹介したご夫婦も毎日必ず入浴する、安いからといって購入するのではなく、必要な物はお金をパンと出して購入されていました。これが生きたお金を使うということなのだと思います。

いろんな節約方法をご紹介!

・エアコンのフィルターは2週間に1回、月に1~2回フィルター掃除をすると年間827円の節約になります。

・テレビを見ない時はこまめに電源を切ると、液晶テレビでは年間702円、プラズマテレビでは3936円の節約になります。

・テレビの明るさを最大から中へ調節すると、液晶テレビでは435円、プラズマテレビでは1465円の節約になります。

・冷蔵庫の温度設定は季節に合わせて変えることで年間1599円節約になります。

・冷蔵庫と壁や棚の隙間を作ったり、上に物を置いたりしなければ、年間1168円節約になります。
また、詰め込み過ぎないようにすると年間で1135円の節約になります。開けている時間を短くすることで年間の427円の節約になります。

・電気ポットは保温せずにコンセントから抜くようにすることで年間2784円節約になります。

・トイレは季節に合わせてウォシュレットや便座暖房の設定温度を低めに調節すると年間1041円の節約になります。

・暖房便さの蓋を使わない時に閉めておくことで年間904円の節約になります。

・炊飯器は使用しない時はこまめにコンセントを抜き、保温しなければ、年間1186円の節約になります。

≪出典元:家庭の省エネ徹底ガイド・経済産業省エネルギー庁(pdf)≫

電気だけを見てもこんなに節約できることがあるのです。試してみてはいかがでしょうか?(執筆者:天海 文香)

《天海 文香》
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天海 文香

天海 文香

1965年生まれです。看護師として20年病院勤務をしておりました。病院勤務の時に訪問看護室へ異動し、在宅看護のやりがいを感じ、現在、ケアマネジャーとして、高齢者の方の在宅生活をサポートしております。 寄稿者にメッセージを送る

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