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「副業やフリーランス」が年々増加 お勤めしながら副業する人が最低限守るべきことは

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「副業やフリーランス」が年々増加 お勤めしながら副業する人が最低限守るべきことは
「副業」

という言葉を聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?


イメージの悪かった「副業」

最近は複数の収入源を持つ人が増えてきたため、あなた自身さほど悪いイメージを持たれていないかもしれません。

しかし、大手企業や公務員の方など、社則で副業を禁止されているような場合だと、

副業 = 悪い事

というイメージを強く持っている人がまだ多いのも事実です。

しかし近年、花王や日産、富士通、最近ではロート製薬などといった大手企業が、次々と副業を解禁しています。

そんな中、特定の会社や組織に所属することなく、契約を結ぶことで自らの才能や技能を提供する「フリーランス」も年々増加しています。

フリーランスは、独立オーナー(個人経営)や自由業(いわゆるフリー)といった専業系から、本業を持ちながら行う副業系などがあり、全て合わせると1,000万人以上存在しているといわれています

日本の労働人口が約6,000万人とすると、5人か6人に一人はフリーランスということになりますね。

また、会社等の組織に所属しながら副業をしている人はおよそ400万人といわれています

ではなぜ副業やフリーランスが増えてきているのでしょう?

ベストセラー著書「下流老人」の著者 藤田孝典氏が、「高齢者の9割は貧困化する」と述べているように、昨今の老後に対する不安が背景となって副業する人が増えてきているのではないかと私は思います。

老後に夫婦で生活するための平均的な生活費は、22万円/月です。

もし60歳で定年して、夫婦二人とも寿命が85歳だとしたら、

22万円 × 12か月 × 25年 = 6,600万円

となります。

ただし、月22万円の生活とはかなり節約したものですので、もう少し豊かな生活を望むなら、月35万円、25年で約1億円です。

ではここであなたに質問です

「今の職場で働き続けて、定年までに6,600万円貯めることはできますか?」

大手企業の役員クラスや、国家公務員の局長クラスだと退職金がこれ位の金額が出るところもあるかもしれません。

しかし、今では大手でも減額されたり、中小企業では退職金自体ないところもあります。

老後を楽しく豊かに過ごすために、現在企業にお勤めの方でも、これからは副業を自分事として是非考えていただきたいと思います。

最後に副業を始めるにあたって、いくつかオキテをご紹介します

このオキテは、特にお勤めしながら副業する人が陥りやすいポイントでもありますので、しっかりと押さえておいてほしいと思います。

副業で失敗しないためのオキテ


その1

まず就業規則や社則を確認する(会社への対応は事前にきちんとされておくことをオススメします)

その2

本業と副業の線引きをしっかりする。(本業の備品や資源を勝手に使うのはNGです!)

その3

時間の切り売りはできるだけしない。(夜間のアルバイト等は本業に悪影響を与える場合があります)

その4

得意なことを活かす。(自分の得意な事をお金に替えるイメージをしてみましょう)

その5

「何のために」副業するのかをしっかり持っておく。(将来の夢や、どうなりたいかのイメージを持っておくと継続する力となります)

お金を学ぶセミナーや「副業」や「起業」のいろはを学ぶことができる講習会なども複数開催されています。

ご興味持たれた方は、ぜひ参加してみてください。(執筆者:和田 勉)




《和田 勉》
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和田 勉

和田 勉

株式会社セルフ・インプルーブ 代表取締役 京都府立大学卒業後、大手製薬メーカーの三共株式会社に入社。同社退職後、一部上場の三井化学株式会社へ。子会社の名古屋支店長を務める。サラリーマンだけの収入に将来的な不安を覚え、宅建など30以上の資格を取得。国内2棟、ハワイ、フィリピンにも不動産を所有し、今後は海外不動産への投資を拡大していく予定。2014年2月より、お金を学ぶ『人生の寺子屋®』の東京校、名古屋校、熊本校を開講。受講生の8割が女性で、今後、福岡、大阪など全国に展開していく。 寄稿者にメッセージを送る

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