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日本では3%を超えたら優秀な「インカム」 オーストラリアでは10%に迫る水準もある。選択肢を海外にも広げてみよう。

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日本では3%を超えたら優秀な「インカム」 オーストラリアでは10%に迫る水準もある。選択肢を海外にも広げてみよう。

株式投資における利益

大きく分けてキャピタル・ゲインとインカム・ゲインに分類されます。


キャピタルとは

株価上昇による売却益のことですね。

インカムとは

主に配当による収入を意味します。高配当銘柄に投資をしようと思っても、国内だとその水準は限定的です。

3%を超えれば非常に優秀

しかし、海外に目を向けることで、より多くのインカムを獲得するチャンスを創出することができます。

今号では、特に高配当銘柄の多いオーストラリア株に注目して、みなさんと情報をシェアしたいと思います。

オーストラリアの市場は高配当銘柄の宝庫


オーストラリアの市場は高配当銘柄の宝庫です。日本のメガバンクにあたる、

・ ANZ銀行
・ ウェストパック銀行
・ コモンウェルス銀行

軒並み配当利回りが7%を超えています。

また、オーストラリア最大の通信会社である、テルストラの配当利回りも非常に高く、10%に迫る水準です。

上述した銘柄であれば、日々の値動きも比較的大きくなく、流動性の観点からも文句のつけようがありません。

ビジネスモデルもしっかり

安定収益の基盤も構築できています。特に、テルストラに関してはここ数年の決算も非常に安定的。個人的には、インカム狙いの投資には最適の銘柄だと感じます。

為替リスクには要注意

オーストラリアの株に投資する際には、

豪ドル建てで購入する

必要があります。つまり、為替リスクが発生するわけです。もちろん、豪ドル高に振れれば、為替差益を獲得できます。

一方で、豪ドル下落時には、為替差損が発生するわけです。この点は、投資を始める前に認識しておかなくてはなりません。

オーストリアと中国の関係

オーストラリアは貿易の関係上、中国と非常に強い結びつきがあります。

よって、豪ドルのレートも中国の景気に左右される傾向があります。豪ドル建ての商品に投資をする際には、中国の景況感の把握が必須になります。この点は、注意事項として必ず押さえておきましょう。


為替リスクを軽減するためには為替ヘッジを利用

どうしても為替リスクを避けたいという方は、投資信託でオーストラリア株ファンドを買うことをおすすめします。投資信託には、為替ヘッジという機能がついている商品があります。

ざっくり説明

為替リスクを極限まで軽減するためのオペレーションです。よって、為替ヘッジ付きのオーストラリア関連株ファンドを買うことで、為替リスクを軽減できるのです。

純粋に、株の値上がり益と、配当収入を求められるので、オーストラリア株購入時にはこちらも選択肢のひとつになるでしょう。(執筆者:徳田 陽太)

《徳田 陽太》
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徳田 陽太

徳田 陽太

立命館大学卒業後、大和証券株式会社に入社。法人・個人営業に従事し、5年間で4年連続4度社長賞を受賞。退職後、Finanzaを設立し独立。FP業務や金融ライティング業務に従事。また、近年では企業向けのコピーライティングを行い、企業のブランディングにも参画。米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。 <保有資格>:証券外務員一種、AFP 寄稿者にメッセージを送る

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