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生活費を「現金払い」にするだけで支出が30%少なくなるって本当?

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生活費を「現金払い」にするだけで支出が30%少なくなるって本当?

生活費を大幅に削減できる方法


今後一年間の生活費を大幅に削減できる方法があります。

しかも、要する時間はたったの5分。

今すぐ、持っているクレジットカードをすべて1箇所に集め、予備で使うカード以外、すべて処分します

たったこれだけのことで、生活費にかかる支出が30%少なくなると言われています

なぜでしょうか?

クレジットカードは手元にお金がなくても物が買えてしまう

まず、クレジットカードは購買へのアクセスを簡単にしてしまいます。

今手元にお金がなくても物が買えてしまうので、自制心が働きにくくなってしまうのです。

さらに、普段の私たちは、お札に対して、自分たちが考えているよりずっと価値を感じています。

一万円札を見るだけで、お金を使うのをもったいないと感じますし、お札の匂いを嗅ぐだけで、お金を使わなくなることもわかっています(お金の匂いのする香水も売っているぐらいです)。

例えば、こういう経験はないでしょうか?

街で歩いている時に、すごくいい服を見つけたけど、迷った挙句買わずに家に帰った。

しかし、やっぱり欲しくなって、インターネットで買ってしまった…。

この場合、店で見かけた時点では、お金の本来の価値と商品の値段を比べ、買わなくてもいい、と判断ができていたのです。

しかし、インターネットでは、クリックするだけで物が買えてしまう。

実際に財布からお札を出すという痛みを感じなくてもいいので、一旦買わなくてもいいと判断したものも、買ってしまいます。

SUICAやEdyなどの電子マネーやお財布携帯、ネットショッピングなどでも同じ

この、お金の価値を感じにくくしてしまうのは、クレジットカードだけでなく、SUICAやEdyなどの電子マネーやお財布携帯、ネットショッピングなどでも同じです。

デビットカードならすぐ引き落とされ、お金が足りなくなる心配はないから安心、という人もいますが、実際にお札を見なくていいということでは同じなので、支出は確実に増えます

また、ポイントで得するのでは? と考える人もいますが、せいぜい1~2%の還元率のために、30%も余分に支出し、その上8%も消費税を払うのは割に合わないでしょう。

もし贅沢はしていないのに、お金が貯まらない、と考えているなら、便利な支払いシステムのせいで、知らず知らずのうちにお金の価値を低く見てしまっているのかもしれません。

そういう人は、しばらくの間、支出をコントロールできるまででいいので、極力支払いを現金にしてみましょう。

クレジットカードはタンスにでもしまってしまいましょう(しまったことを忘れないようにだけ注意してください)。

ネットショッピングとの付き合い方も考えてみてください


かわいい服を見かけたけど値札に1万円と書いてあるので買わなかった。

Amazonで見ると同じ服が7,000円で売っていた。これを買うことは節約でしょうか?

もし本当に必要なものなら、1万円出しても買っていたはずです。

7,000円なら買うというのは、その服が必要だからではなく、安いから買っているだけです。

そういう服は、タンスの肥やしになってしまうことが多いものです。いくら安く買えても、ほとんど使わないなら、それはゴミを買ったのと同じことです。

現金で支払うと決めると、ネットショップで2万円で買えたものが、実店舗で2万3,000円でないと買えない、ということが起こります。

そうすると、本当に必要なもの、本当にその値段の価値があるものしか買わないようになっていきます

しばらく現金払いを続けると、数か月後には、クレジットカードの請求額が大幅に減り、お金の価値を再認識できていることに気づけるでしょう。(執筆者:松岡 紀史)

《松岡 紀史》
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松岡 紀史

松岡 紀史

ライツワードFP事務所 代表 1979年兵庫県加古川市生まれ。同志社大学工学部卒、筑波大学大学院ビジネス修士。 IT企業に3年勤務した後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアに1年間滞在。決して収入は多くないが、それでもゆとりと満足感を持って暮らしている現地のオージーたちの生活に影響を受け、日本でもお金に振り回されない生き方を広めたいという想いから2010年にライツワードFP事務所を設立。 投資や運用テクニックというよりは、「生活を幸せにする買い物」や「習慣化できる節約術」など、現在の収入でいかにお金で悩む時間から解放され幸福度を上げれるかという観点から相談・執筆を行っています。 <保有資格>:2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP 寄稿者にメッセージを送る

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