離れて暮らす高齢者の家族へ「カメラを使わない」役立つ「見守り家電」3つご紹介»マネーの達人

離れて暮らす高齢者の家族へ「カメラを使わない」役立つ「見守り家電」3つご紹介

高齢化社会が加速し、様々な事情から高齢者のひとり暮らしも多くなり続けている現代。

「本当は一緒に暮らしたいけど暮らせない、でも何かあったらどうしよう」

離れて暮らす家族にとっては、そんな心配や不安が大きなストレスになることもあります。

カメラを設置して見守るという方法が良く知られていますが、「カメラだと監視されているみたいで抵抗がある」という人が多いのも事実。



ここではそんな高齢者の見守りに「カメラを使わないお役立ち商品」をご紹介します。


消費電力で安否確認 「見守りコンセントWiFi-Plug」





「価格が高い」、「設置が大変」、「プライバシーが確保されない」などの点から、なかなか導入に踏み切れないケースが多いとされる見守りサービス。

株式会社パワーエレックが発売している「WiFi-Plug」は、テレビの消費電力で高齢者を見守るシステムを提供しています。

「WiFi-Plug」で測定された電力データがクラウドサーバに保存され、スマホやパソコン、タブレットなどで見やすいグラフにより表示されます

普段と違う不自然な電気使用パターン(長時間のON/OFF)を検知した場合は、ご家族にプッシュ通知とメールでお知らせ

この見守り通知の受信先は最大6件まで登録可能となっています。

接続や設定も簡単


「WiFi-Plug」はWPSで接続、また「おまかせ設定」を使うことによりメール通知などの設定も簡単に行なえます。

まずは「WiFi-Plug」を購入(Amazonでの購入価格は6,800円)
 ↓
市販のWiFiルーターにWPSで接続
 ↓
サイト上のマイページから会員登録
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アプリをダウンロード(無料)

使用料は月額360円で、国内では最安値の見守りサービスとなっています。

電気火災も防ぐシステム


更に経年劣化などによる異常電力を検知したときは、内蔵ヒューズが電気を遮断。

大電力(1,200w/h)を連続使用した場合、プッシュ通知とメールでご家族にお知らせして遠隔OFFが行なえます

単に見守るだけではなく、電気火災から高齢者を守ることができるような仕組みになっているのです。

消費電力により高齢者の見守り、安否確認ができる「WiFi-Plug」。

プライバシーに配慮し、静かに高齢者を見守ってくれるIoTサービスとして注目されています。

WiFi-Plugについての詳細はHPをご覧ください。 


電気ポットの使用状況で安否確認~象印の「みまもりホットライン」





見守り家電の先駆けとして一躍有名になった象印の「みまもりホットライン」。

無線通信機を内蔵した電気ポットを使うことで、遠くに暮らすご家族の安否確認が可能になるサービスです。

電気ポットの使用状況を見守りたい側のご家族の携帯電話やパソコンなどにEメールでお知らせ。

1週間の使用状況や生活リズムを把握できるようになっています。

料金


最初に契約料5,000円(税別)、その後は利用料として毎月3,000円(税別)が必要となります

これらにはポットのレンタル料(送料含む)、通信料、システムサービス料等が含まれています(Eメール受信料、HPを見る場合の通信料は利用者負担)。

サービス内容


ポット自体の使い方は給湯、湯沸かし、再沸騰、保温、ロック機能などがあり、シンプルで分かりやすい表示になっています。

無線が内蔵されているため、設置工事や複雑な設定が不要。ポットが届いたその日から、普通のポットと同じようにすぐ使用できます

1日2回定期的に使用状況をEメールでお知らせ。ポットの使用状況(電源を入れた、給湯した等)を最新5件分表示します。

Eメールの基本送信先は1件ですが、有料オプションで追加2件分まで登録できるようになっています

またご契約者様専用ページでは1週間分の使用状況を分かりやすいグラフで表示。

これにより普段の生活リズムを把握できるため、異変があった場合にも気付きやすいというメリットがあります。

利用者は1万人を超えて


1996年、病気の息子さんとその看護をしていた高齢のお母さんが亡くなり、1か月後に発見されるという悲しい事件がありました。

この事件を知った医師の網野氏から「日用品を利用してお年寄りの日々の生活を見守る仕組みができないか」と象印に相談されたことが、この商品を作るきっかけになったそうです。

2001年にスタートした「みまもりホットライン」の利用者は1万件を超え、「さりげなく見守れる」ということと、その手軽さが多くの人に支持されています

「みまもりホットライン」についての詳細はHPをご覧ください。 


愛らしい熊のぬいぐるみで見守る「コミュニケーションパートナー ここくま」





イワヤ株式会社、株式会社NTTドコモ、バイテックグローバルエレクトロニクス株式会社、ムーアドールの4社が共同開発した「コミュニケーションパートナー ここくま」。

前出の2商品と違って実用的な家電というわけではありませんが、かわいいぬいぐるみを通して、離れて暮らす家族と手軽にコミュニケーションを取ることができます。

このぬいぐるみの両手、両足には次のような機能があります。

【左手】 … 左手にある「録音ボタン」を押して話しかけると、離れて暮らす家族のスマホ等にメッセージを送ることができます。

【右手】 … 右手の「再生ボタン」を押すと、離れて暮らす家族からのメッセージを聞くことができます。

【左足】 … 左足の「おはなしボタン」を押すと、天気や季節のことなどいろいろなことについてお話しできます。

【右足】 … 音量を調節できるボタンになっています。

メッセージの再生履歴やおはなし機能の利用履歴がご家族のスマホ等でチェックできるので、安否確認にも役立ちます

2017年1月に発売されたこの商品、希望小売価格は3万4,800円でサービス料は月額1,980円となっています(いずれも税抜き価格)。

「コミュニケーションパートナー ここくま」についての詳細はHPをご覧ください。


見守りたい側、見守られる側それぞれの思いを叶えた商品

「心配だけれど様々な都合で一緒に暮らせない」
「何かあったらと思うと気が気ではない」

と不安が尽きない離れた家族への思い。

しかしだからと言って、特別な用もないのにわざわざ毎日電話したり、近所の人に見てもらったりというほどのレベルではないという悩んでいる人も多いことでしょう。

また見守られる側も「カメラを置かれるといつも監視されているようでイヤ」という人が少なくありません。

見守りたい側、見守られる側両方の思いを叶えたこれらの商品であればそのハードルも下がり、どちらも利用しやすくなるのではないでしょうか。(執筆者:藤 なつき)

この記事を書いた人

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保険・マネー・健康・医療・福祉・教育・伝統工芸・伝統行事等、幅広い分野の記事を執筆。
お仕事をさせて頂きながら、自分自身もたくさんの発見と新しい知識を身に付けさせてもらっていると感じる毎日。2013年FP2級取得。東京育ち、福岡在住。

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