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あなたは「賃貸派?」 それとも「持家派?」 人生100年時代に大きな割合を占める住居費問題

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あなたは「賃貸派?」 それとも「持家派?」 人生100年時代に大きな割合を占める住居費問題

平均寿命は過去最高を更新した日本

2016年の平均寿命は、女性87.14歳、男性80.99歳でいずれも過去最高を更新したことが、厚生労働省の調査でわかりました。

約半数の人が、女性は90歳、男性は84歳まで生存します。

マネープランは、人生を「100年」として考える必要がありそうです

人生で大きな割合を占める「住宅費」


住宅費は、生涯にかかる費用のなかで、大きな割合を占めます。

「購入」すると、社会情勢の変化などから収入が減少してしまった時に住宅ローンの返済ができなくなるのではないかと心配ですし、「借りる」とすると、長い老後に、家賃を払い続けられるかどうかということが気になります。

現役のあいだに老後の住宅費を準備しておかなければならない必要があります。

月7万円とすると、年84万円、35年で約3,000万円です。

十分な蓄えができなかった場合、65歳以降も収入があれば、その間も将来必要になる家賃分を貯蓄できます。

自分や配偶者が一人っ子で、または兄弟姉妹がいても、親の家を相続してそこに住むことができる場合は、購入する必要は無いことになります。

家賃を払いながら、別に将来の家賃分を貯蓄できた場合は、リタイア後に一括購入もできます。

長生きすることは、リスクともとれる

長生きすることは、リスクとも考えられます

予想以上に長生きするかもしれません。健康ではなくなることがあるかもしれません。

持家であれば、息子や娘家族と同居する場合、子供世代が負担する住居費は、随分軽減されます。

別世帯、あるいは独身の場合、施設の入居が必要になったときには、融資を受ける、売却する、賃貸に出す、など現金収入を得る手立てとなります。

メンテナンスしながら住み続けることが、財産となります。

転勤などがあり、すぐには自宅購入ができない人は、家賃とは別に住宅費を貯蓄しておけば、リタイアの時期が近くなってから購入もできますし、教育費が多くかかる時には、貯蓄額を少な目に調節できます。

居住空間に対して目が肥えて、より自分たちにとって生活しやすい物件を選ぶこともできます。

「100年寿命がある」として考えておかななければなりませんね。(執筆者:藤原 洋子)

《藤原 洋子》
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藤原 洋子

藤原 洋子

ファイナンシャルプランナー 1963年生まれ。大学卒業後、食品会社に就職。専業主婦期間を経て大手保険会社にて営業職として、個人、法人のお客様を担当する中で、税金や社会保障の知識を深めようと、2008年AFPを取得。1社だけのコンサルティングにもどかしさを感じ、退社後2016年、主婦目線を生かしたファイナンシャルプランナーとして活動を始める。 得意分野:ライフプラン  保険  社会保障 <保有資格>:AFP 、2級ファイナンシャルプランニング技能士、トータル・ライフコンサルタント(生命保険業界FP) 寄稿者にメッセージを送る

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