マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)の評判・メリットデメリットを徹底解説

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)の評判・メリットデメリットを徹底解説

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)は、AMEXの中でも人気のクレジットカードです。

しかし、年会費が高額のため入会するか悩んでいる方も多いでしょう。

結論からお伝えすると、マリオットボンヴォイアメックスカードは、旅行好きの方やステータスの高いカードが欲しい方におすすめのカードです。

この記事では、マリオットボンヴォイアメックスカードの評判、口コミや、メリット、デメリットについてまとめました。

現在、AMEXのメンバーシップ・リワードのポイントからマリオット・ボンヴォイへのポイント交換で、交換レートアップのキャンペーンもおこなっているため、迷っている方はこの機会に入会を検討しましょう。

目次

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)とは

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)の概要や、一般カードとプレミアムカードの違いについて解説します。

SPGアメックスの後継として登場したカード

マリオットボンヴォイアメックスカードは、SPGアメックスの後継として2022年2月にサービス開始しました。

SPGアメックスの魅力である3つの特典は、そのまま引き継がれています。

  • ポイントプログラム
  • ホテルの無料宿泊特典
  • ゴールドエリート会員資格
    ※入会から毎年1年間で150万円以上のカード利用をした場合

SPGアメックスとマリオットボンヴォイアメックスカードでは、年会費や無料宿泊特典の条件などが異なります。

ほかにも、有料だった家族カードが無料になったり、手荷物無料宅配サービスが増えたりと、さまざまな特典やサービスが追加されました。

また、SPGアメックスのカードは1種類でしたが、マリオットボンヴォイアメックスカードは、一般カードとプレミアムカードの2種類が存在します。

マリオットボンヴォイアメックスカードの特徴

マリオットボンヴォイアメックスカードは、一般カードとプレミアムカードの2種類が選べるクレジットカードです。

Marriott Bonvoy Card
引用元:AMERICAN EXPRESS公式サイト

どちらのカードも入会と同時にMarriott Bonvoyの会員資格を得られ、さまざまな特典を受け取れる特徴があります。

たとえば、年間150万円以上の利用で提携ホテルの無料宿泊特典を受けられるのは嬉しい特典の一つといえるでしょう。

また、アメックスのメンバーシップ・リワードのポイントをマリオット・ボンヴォイのポイントへ移行できます。

現在(2024年4月時点)、通常の50%アップしたポイントで交換できるキャンペーン中です。

年会費はかかりますが、さまざまな特典を得たい方やお得にポイントを貯めたい方におすすめのクレジットカードといえるでしょう。

一般カードとプレミアムカードの異なる点

マリオットボンヴォイアメックスカードの一般カードとプレミアムカードの異なる点は、次のとおりです。

  • 年会費
  • ポイント還元率
  • エリート会員資格
  • 手荷物無料宅配サービス
  • 旅行傷害保険の保険金額

年会費は、一般カードが23,100円(税込)でプレミアムカードが49,500円(税込)と、26,400円の差があります。

ポイント付与は100円ごとに一般カードが2ポイント(還元率2.0%)、プレミアムカードが3ポイント(還元率3.0%)です。

年会費が高額な分、プレミアムカードの方がポイント付与率は高く、会員資格や宅配サービスが豊富です。

年会費を抑えることを優先するか、特典やサービスを優先するかで選ぶ種類を決めるとよいでしょう。

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)の申し込み条件

マリオットボンヴォイアメックスカードの申し込み条件は、次の2つです。

  • 満20歳以上で安定した収入がある方
  • 日本国内に在住の方

ただし申し込み時には審査がおこなわれるため、条件に当てはまるすべての方がカードを作成できるわけではありません。

また、審査時とカードの受け取り時に本人確認書類の提出が必要です。

アメックスで本人確認書類として認められるものは次のとおりです。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 住民票の写し
  • マイナンバーカード
  • 写真付き住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

審査時とカードの受け取り時には、事前に本人確認書類を準備しておきましょう。

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)のメリット5選

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)には、次の5つのメリットがあります。

  • マイルの還元率が高い
  • 無料宿泊特典が利用可能
  • 空港のラウンジが無料
  • ホテルでさまざまなサービスを受けられる
  • 豪華な入会特典

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)の強みが知りたい方は、ぜひチェックしてください。

メリット1:マイルの還元率が高い

マリオットボンヴォイアメックスカードの利用で貯まったポイントは、JALやANAなどへのマイルへ交換する場合、3,000ポイント=1,000マイルのレートで交換可能です。

Marriott Bonvoyマイル
引用元:MARRIOTT BONVOY公式サイト

そのため、普段使いのカードとしての利用でお得にマイルを貯められます。

貯まったマイルは、マリオットボンヴォイ提携のホテルでも利用できます。

そのほかにも、フライトや宿泊費の支払いはもちろん、リッチなスイートルームやレジャーアクティビティなども利用可能です。

旅行が趣味の方や出張の多い方は持っておくと便利なクレジットカードといえるでしょう

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メリット2:無料宿泊特典が利用可能

マリオットボンヴォイアメックスカードは、年間150万円以上の利用で無料宿泊特典があります。

クレジットカードをマリオットボンヴォイアメックスカードにまとめ、年間150万円以上利用すると、マリオットボンヴォイ提携のホテルに無料宿泊が可能です。

Marriott Bonvoyホテル
引用元:AMERICAN EXPRESS公式サイト

年間150万円の利用が見込まれる方はこの機会に入会し、マリオットボンヴォイ提携のホテルを無料で満喫しましょう。

メリット3:空港のラウンジが無料

マリオットボンヴォイアメックスカードを持っていると、次の空港ラウンジが無料で利用できます。

  • 新千歳空港(北海道)
  • 成田国際空港(千葉)
  • 関西国際空港(大阪)
  • 広島空港(広島)
  • 福岡空港(福岡)
  • 那覇空港(沖縄)など

空港ラウンジは主に、飲み物や食事、マッサージチェアやワーキングスペースなどのサービスが提供されています。

ラウンジは一定以上の搭乗クラスや、空港ラウンジサービスが付帯したクレジットカードを持っている方しか利用できません。

人が少なく混雑を避けられ、静かな雰囲気で離陸前や乗り換えの待ち時間などを快適に過ごせます。

移動の疲れを癒したりリラックスできるため、旅行が趣味の方や出張が多い方など、飛行機を利用する方はチェックしておきましょう。

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メリット4:ホテルでさまざまなサービスを受けられる

マリオットボンヴォイアメックスカードは、一般カードとプレミアムカードで、それぞれ次のホテル特典があります。

スクロールできます
一般カードのホテルに関する特典・優先的にレイトチェックアウト
・滞在時の利用で10%ボーナスポイント
・高速インターネット無料利用
プレミアムカードのホテルに関する特典・空室状況により部屋のアップグレード
・滞在時の利用で25%のボーナスポイント
・ゴールドウェルカムギフトポイントの進呈
・午後2時までのレイトチェックアウト 

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)を持っているだけで、ホテル滞在を満喫できるさまざまな特典が受けられるため、ぜひ利用してみてください。

メリット5:豪華な入会特典

入会後3か月以内に30万円以上利用すると、豪華な入会特典がもらえます。

入会ポイントは、一般カードで10,000ポイント、プレミアムカードで30,000ポイントです。

つまり一般カードの場合、30万円利用での通常ポイントが6,000ポイント(還元率2.0%)のため、入会特典とあわせて合計16,000ポイント受け取れます。

プレミアムカードの場合は、通常ポイントが9,000ポイント(還元率3.0%)のため、入会特典とあわせて39,000ポイント入手可能です。

月に30万円以上の利用を予定している方はこの機会に入会し、入会特典と通常特典のWでのポイント獲得を狙いましょう。

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)のデメリット2選

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)には、次の2つのデメリットがあります。

  • 年会費が高め
  • カードを頻繁に利用しないとメリットがない

メリットが豊富なマリオットボンヴォイアメックスカードですが、デメリットもあるため注意しましょう。

デメリット1:年会費が高め

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)は、年会費の高さがデメリットです。

年会費をもう一度おさらいしましょう。

  • 一般カード:23,100円(税込)
  • プレミアムカード:49,500円(税込)

マリオットボンヴォイアメックスカードの年会費は、クレジットカードの中でも高額です。

たとえば三井住友カード ゴールド(NL)の年会費は5,500円(税込)、JCBゴールドの年会費は11,000円(税込)と、マリオットボンヴォイアメックスカードの半額以下です。

もちろん年会費が高額な分、マリオットボンヴォイアメックスカードにはさまざまな特典やサービスがあります。

しかし、年会費が23,100円(税込)か49,500円(税込)とコストが高いのは、デメリットといえます。

デメリット2:カードを頻繁に利用しないとメリットがない

マリオットボンヴォイアメックスカードは、一定額以上を利用しないと、特典やサービスの恩恵を最大限に受けられません。

たとえば、ホテル無料宿泊の特典は、一般カードとプレミアムカード共に年間150万円以上の利用が条件です。

また新規入会特典として、一般カードは10,000ポイント、プレミアムカードは30,000ポイントをもらえますが、3か月以内に30万円以上の利用が条件です。

特典やサービスが豊富ではありますが、カードを頻繁に利用しないと、メリットを受けられないため注意しましょう。

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)の評判・口コミ

本章では、マリオットボンヴォンイアメックスカード(MBAカード)の、よい口コミと悪い口コミを紹介します。

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)のよい口コミ

上記のTwitterを参考に、マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)のよい口コミをまとめると、次のようになります。

  • 空港ラウンジ、手荷物宅配サービスが受けられる
  • マリオット系列ホテルで割引が受けられる
  • デザインがかっこいい

カードを持っているだけで空港ラウンジを無料で利用できたり、系列ホテルで割引が受けられたりするサービスがよかったとの声が多数見られました。

ただし、手荷物宅配サービスはプレミアムカードでしか利用できないため注意しましょう。

デザインはブラック基調で光沢があり高級感があると、デザインの面でも好評です。

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)の悪い口コミ

上記のTwitterを参考に、マリオットボンヴォイアメックスカードの悪い口コミをまとめると、次のようになります。

  • 年会費が高い
  • プラチナ会員のハードルが高い

マリオットボンヴォイアメックスカードの年会費は、一般カードが23,100円(税込)、プレミアムカードが49,500円(税込)です。

無料のクレジットカードや年会費1万円以下のゴールドカードがある中、年会費の高額さに不満をもつ口コミが多くありました。

また、プレミアムカードのみ取得できるプラチナ会員資格の条件が年間400万円の利用となっており、月間30万円ほど決済しないといけないのはハードルが高いとの意見も見られます。

マリオットボンヴォイアメックスカードを発行するのは、特典やサービスを十分に活用できるか調べてからにしましょう。

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)がおすすめの方

マリオットボンヴォイアメックスカードがおすすめな方の特徴は、次の4つです。

  • よく海外旅行をする方
  • 出張などで空港をよく利用する方
  • 手厚い補償のカードが欲しい方
  • 高いステータスのカードが欲しい方

マリオットボンヴォイアメックスカードを作るか悩んでいる方は、自身が頻繁に利用するサービスと照らしあわせてチェックしてみてください。

1.よく海外旅行をする方

マリオットボンヴォイアメックスカードは、海外旅行保険の付帯や空港ラウンジの無料利用など、海外旅行に関する特典サービスが充実しています。

マリオット系列ホテルだと、ポイント還元率が上がったり料金割引を受けられたりします。

また、海外へ行きマリオット系列ホテルに宿泊すると、さまざまな特典やサービスを受けられるのも魅力の一つです。

よく海外旅行をする方はマリオットボンヴォイアメックスカードに入会しておくと、お得で快適に海外旅行を楽しめるでしょう。

2.出張などで空港をよく利用する方

マリオットボンヴォイアメックスカードを持っていると、空港ラウンジを無料で利用できます。

利用できる主要な空港は次のとおりです。

  • 新千歳空港(北海道)
  • 成田国際空港(千葉)
  • 関西国際空港(大阪)
  • 広島空港(広島)
  • 福岡空港(福岡)
  • 那覇空港(沖縄)

上記の他にも日本全国10か所以上の空港ラウンジが対象です。

飲食物の提供やマッサージチェアなどが利用できるため、飛行機の離陸前や乗り継ぎの待ち時間を快適に過ごせます。

空港ラウンジを利用できるのは、一定以上の搭乗クラスや対象のクレジットカードを持っている方のみで、人が少なめでそれほど混雑しません。

疲れを癒したりリラックスできたりするため、よく空港を利用する方におすすめです。

3.手厚い補償のカードが欲しい方

マリオットボンヴォイアメックスカードは、一般カードとプレミアムカードで、それぞれ次の手厚い補償が付帯します。

スクロールできます
一般カードに付帯する補償・旅行傷害保険
・ショッピング・プロテクション
・オンライン・プロテクション
プレミアムカードに付帯する補償・旅行傷害保険
・キャンセル・プロテクション
・ショッピング・プロテクション
・リターン・プロテクション
・スマートフォン・プロテクション

国内海外共に旅行時の傷害や購入した商品、利用しているスマートフォンの破損が補償されるため、いざというときに便利です。

持っているだけで、さまざまな補償が受けられるため、手厚い補償が欲しい方におすすめです。

4.高いステータスのカードが欲しい方

マリオットボンヴォイアメックスカードは、次の理由から高いステータス性を誇るカードといえます。

  • 年会費が高額
  • 限度額が高額
  • 補償が豊富
  • 特典やサービスが豊富

年会費は一般カードが23,100円(税込)、プレミアムカード49,500円(税込)と高額なため、持っている方が少なく希少価値があります。

さらにさまざまな補償や特典も豊富で、デザインがブラック基調で高級感があるため、ハイステータスのカードが欲しい方におすすめです。

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)に関するFAQ

マリオットボンヴォイアメックスカード(MBAカード)に関する、次の質問に回答します。

  • American Express以外の国際ブランドはある?
  • 無料宿泊特典で泊まれるホテルは?
  • 法人カードはある?
  • SPGカードから切り替えは可能?

ぜひ参考にしてください。

American Express以外の国際ブランドはある?

マリオットボンヴォイアメックスカードの国際ブランドは、American Expressのみです。

VISAやJCBの国際ブランドのカードが欲しい方は、他のクレジットカードの発行を検討しましょう。

無料宿泊特典で泊まれるホテルは?

無料宿泊特典で泊まれるホテルは、世界138か国、7,900軒を超えます

Marriott Bonvoyホテル
引用元:MARRIOTT BONVOY公式サイト

日本の無料宿泊できる、主なマリオット系列ホテルは次のとおりです。

  • ザ・リッツ・カールトン東京
  • シェラトン都ホテル東京
  • ウェスティンホテル横浜
  • 大阪マリオット都ホテル
  • ザ・リッツ・カールトン福岡 など

ただし、無料宿泊特典を受けるには1年間で150万円以上のカード利用が必要です。

法人カードはある?

法人カードはありません

マリオットボンヴォイアメックスカードに法人カードはなく、引き落とし口座に法人口座は利用できません。

SPGカードから切り替えは可能?

SPGカードを持っている場合は、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムへ自動で切り替わります

年会費が34,100円(税込)から49,500円(税込)と高くなるため、注意しましょう。

まとめ

マリオットボンヴォイカードには、マイルの還元率が高い、無料宿泊特典が利用できるなどのメリットがあります。

実際に利用した方からは「空港ラウンジが利用できてよかった」「ホテルで割引を受けられた」などの旅行関係で好評の声が多く寄せられました。

そのため、海外旅行が趣味の方におすすめのカードです。

ただし年会費は一般カードが23,100円(税込)、プレミアムカードが49,500円(税込)と高額なため、クレカ所有のコストを抑えたい方は注意しましょう。

メリットとデメリットを把握したうえで魅力的に感じた方は、マリオットボンヴォイカードを発行して、豊富なサービスを存分に受けましょう。

<参考>
アメリカン・エキスプレス

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