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日本メディアでも話題になった仮想通貨。たくさんの人が利益を出したのを目の当たりにして、自分も仮想通貨投資を始めようと検討している人は多いでしょう。
しかし、仮想通貨の取引所は国内だけでもたくさんあり、どこを使えばいいのか迷います。そこで本記事では、国内でおすすめの仮想通貨取引所をランキング形式で紹介します。
記事の後半では、取引所を選ぶ際のポイントや注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
- 総合的にセキュリティ面や手数料などで比較するとGMOコインが最もおすすめ
- 取扱銘柄数だけだとBitTradeが最も多い
- 国内仮想通貨取引所の選び方では、セキュリティや手数料、銘柄数が大切
国内仮想通貨取引所おすすめ比較表
国内でおすすめの仮想通貨取引所ランキングを紹介します。取扱銘柄数の多さ・手数料の安さ・セキュリティなど、総合的に評価の高い順にランクづけしました。
【総合】国内仮想通貨取引所おすすめランキングTOP10
1位 GMOコイン
項目 | GMOコインの詳細情報 |
取扱銘柄の数 | 23種類 |
取引方法 | 販売所形式・取引所形式 |
レバレッジ取引 | あり |
取引手数料(販売所) | 無料(スプレッドはあり) |
取引手数料(取引所) | Taker:0.05%Maker:-0.01% |
仮想通貨の出金・送金手数料 | 無料 |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料 |
キャンペーン | 仮想通貨購入で毎日10人に現金1,000円をプレゼント(抽選) 暗号資産FXで新規取引を行うと、毎日1人に現金10,000円(抽選) |
GMOコインのメリット
- 取扱銘柄の数が23種類と多い
- 仮想通貨・日本円の入出金手数料が無料
- 板取引をする場合、Maker注文だと手数料がもらえる
- ステーキングや積立投資にも対応
GMOコインのデメリット
- レバレッジ取引では追証のルールがある
- 仮想通貨の入出金における最小数量の設定がやや厳しい
大手企業のGMOインターネットグループが運営するのがGMOコインです。豊富な取扱銘柄や徹底したセキュリティ体制が特徴で、人気・実力ともに国内トップクラスの取引所です。
取引・入出金ともに比較的手数料が安いため、できるだけ安く取引をしたい、利用したい場合にうってつけです。他の取引所との間で、仮想通貨を頻繁に入出金する人にとっても使いやすいでしょう。
また、仮想通貨を預け入れて報酬を得るステーキングや、定期的に決まった額の通貨を自動で購入できる積立投資など、取引以外のサービスに対応しているのも魅力です。
初心者から上級者まで、幅広い層におすすめできます。
GMOコインの口コミ評判
2位 Coincheck
項目 | Coincheckの詳細情報 |
取扱銘柄の数 | 18種類 |
取引方法 | 販売所形式・取引所形式 |
レバレッジ取引 | なし |
取引手数料 (販売所) | 無料(スプレッドはあり) |
取引手数料 (取引所) | 無料 |
仮想通貨の出金・送金手数料 | 銘柄によって異なる |
日本円の入金手数料 | 銀行振込:無料コンビニ入金:770~1,018円クイック入金:770~1,018円 |
日本円の出金手数料 | 407円 |
キャンペーン | 条件を満たすと抽選で50人に10,000円相当のFNCTが当たる友達紹介 |
Coincheckのメリット
- スマホアプリの仕様がシンプルでとにかく使いやすい
- キャンペーンを頻繁に開催している
- 取扱銘柄の数が比較的多い
- Coincheck NFTというNFTマーケットプレイスを提供している
Coincheckのデメリット
- レバレッジ取引ができない
- 板取引に対応している銘柄が少ない
- スプレッドが広め
CoincheckはGMOコインと並び、日本の仮想通貨界隈では知らない人がいないほど有名な取引所です。豊富な銘柄を扱っていることに加えて、アプリの使いやすさでも定評があります。
Coincheckはチャート画面がシンプルかつ直感的な操作ができるので、とくに初心者にはおすすめです。キャンペーンを頻繁に開催しており、お得に利用するチャンスが多々あります。
レバレッジに非対応、スプレッドが広いといった欠点はあるものの、はじめて仮想通貨投資をする人にもぴったりの取引所です。
Coincheckの口コミ評判
3位 bitFlyer
項目 | bitFlyerの詳細情報 |
取扱銘柄の数 | 19種類 |
取引方法 | 販売所形式・取引所形式 |
レバレッジ取引 | あり |
取引手数料 (販売所) | 無料(スプレッドはあり) |
取引手数料 (取引所) | 0.01~0.15% |
仮想通貨の出金・送金手数料 | 銘柄によって異なる |
日本円の入金手数料 | 住信SBIネット銀行クイック入金 無料住信SBIネット銀行以外のクイック入金:330円 |
日本円の出金手数料 | 220~770円 |
キャンペーン | 新規口座開設で2,500円相当のBTCをプレゼント |
bitFlyerのメリット
- bitFlyer Lightningという独自のツールを提供している
- かんたん積み立てや、TポイントとBTCのポイント交換サービスなどがある
- クレジットカードを発行できる
bitFlyerのデメリット
- 独自ツールに慣れるまでにやや時間がかかる
- 仮想通貨・日本円の出金時に手数料が必要
国内トップクラスのBTC取引量を誇るbitFlyer。19種類の豊富な銘柄でトレードが可能です。
仮想通貨の現物・FX・先物取引に対応した、独自ツールのbitFlyer Lightningを提供しているのも特徴です。販売所だけでなく板取引も可能なため、中級者以上の人も使いやすいでしょう。
また、bitFlyerのクレジットカードを発行して使えば、普段の買い物でBTCが貰えます。他ではあまり見ない、ユニークなサービスが魅力的な古参の取引所です。
bitFlyerの口コミ評判
4位 DMM Bitcoin
項目 | DMM Bitcoinの詳細情報 |
取扱銘柄の数 | 25種類 |
取引方法 | 販売所形式 |
レバレッジ取引 | あり |
取引手数料 (販売所) | 無料(スプレッドはあり) |
取引手数料 (取引所) | 非対応 |
仮想通貨の出金・送金手数料 | 無料 |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料 |
キャンペーン | 公式Twitterのフォロー&リツイートをすると、 抽選で10,000円相当のBTCが当たる新規登録で現金2,000円をプレゼント |
DMM Bitcoinのメリット
- 取扱銘柄がとにかく多い
- BTC建てのトレードも可能
- 入出金手数料が無料
DMM Bitcoinのデメリット
- 板取引ができない
- 人によってはスマホアプリやチャート画面が使いづらい
DMM Bitcoinは、DMM.comグループが運営する取引所です。レバレッジ取引をあわせると、計25銘柄の仮想通貨取引に対応しています。
日本円だけでなく、BTC建てのトレードができるのも利点。板取引には非対応ですが、BitMatchという独自の注文方法を用いれば、手数料をある程度抑えたトレードも可能です。
新規で口座開設をすると2,000円がもらえるキャンペーンを行っているので、お得に登録したい人はぜひチェックしてみてください。
DMM Bitcoinの口コミ評判
5位 SBI VC Trade
項目 | SBI VC Tradeの詳細情報 |
取扱銘柄の数 | 14種類 |
取引方法 | 販売所形式・取引所形式 |
レバレッジ取引 | あり |
取引手数料 (販売所) | 無料(スプレッドはあり) |
取引手数料 (取引所) | Taker:0.05%Maker:-0.01% |
仮想通貨の出金・送金手数料 | 無料 |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料 |
キャンペーン | 紹介者・被紹介者がそれぞれ現金1,000円をもらえる紹介 SBI新生銀行の口座開設&所定の取引で最大8,000円の引換券がもらえる ネット専用円定期預金の取引で、抽選で10,000円の引換券がもらえる |
SBI VC Tradeのメリット
- 幅広い取引・投資方法に対応している
- 各種手数料が無料
- キャンペーンが豊富
SBI VC Tradeのデメリット
- 対応銘柄が若干少ない
- トレード時の最小発注数量が比較的大きい
SBI VCトレードは以前まで「VCTRADE」「TAOTAO」という、別々の取引所でした。
2021年12月にSBI VCトレード株式会社とTAOTAO株式会社が合併したことを受け、2022年6月から現在の取引所としてサービスを提供しています。
販売所・取引所・レバレッジの豊富なトレードスタイルに対応しているのが特徴です。
また、仮想通貨の積立・レンディング・ステーキングサービスを提供しており、取引だけでなく投資をしたい人にも向いています。
定期的にいろいろなキャンペーンを実施しているため、お得な時期を狙って登録してみるのもいいでしょう。
SBI VCトレードの口コミ評判
6位 BITPOINT
項目 | BITPOINTの詳細情報 |
取扱銘柄の数 | 17種類 |
取引方法 | 販売所形式・取引所形式 |
レバレッジ取引 | なし |
取引手数料 (販売所) | 無料(スプレッドはあり) |
取引手数料 (取引所) | 無料 |
仮想通貨の出金・送金手数料 | 無料 |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料 |
キャンペーン | 新規口座開設で3,000円相当のDEPをプレゼント |
BITPOINTのメリット
- 日本では珍しい銘柄を多く扱っている
- ほとんどの手数料が無料
- 口座開設キャンペーンを行っていることが多い
BITPOINTのデメリット
- レバレッジ取引に非対応
- スマホアプリだと板取引ができない
2016年に設立されて以降、多くのユーザーに利用されているBITPOINTです。JASMY・SHIB・DEPをはじめ、国内では珍しい銘柄を多数扱っています。
販売所のスプレッドを除き、ほぼすべての手数料が無料なのも強みです。仮想通貨の送金手数料もかからないため、別の取引所に資産を移動させる機会が多い人にもおすすめです。
また、BITPOINTは口座開設キャンペーンを頻繁に開催しています。他のメイン口座を持っている人が、サブの取引所としても使うのもいいでしょう。
BITPOINTの口コミ評判
7位 LINE BITMAX
項目 | LINE BITMAXの詳細情報 |
取扱銘柄の数 | 7種類 |
取引方法 | 販売所形式 |
レバレッジ取引 | あり |
取引手数料 (販売所) | 無料(スプレッドはあり) |
取引手数料 (取引所) | 非対応 |
仮想通貨の出金・送金手数料 | 銘柄によって異なる |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | LINE Pay:110円銀行口座:400円 |
キャンペーン | ミッション達成で最大690円相当のLNがもらえる ミッション達成で毎日最大12,000円相当の仮想通貨がもらえる |
LINE BITMAXのメリット
- LINE上で手軽に使える
- 1円から取引が可能
- LINE Payでの入出金に対応している
LINE BITMAXのデメリット
- 取扱銘柄が少ない
- 板取引ができない
LINE BITMAXは、LINE Xenesis株式会社が運営している取引所です。日本人のほとんどが使っているコミュニケーションアプリ・LINE上で、手軽に仮想通貨の取引ができます。
1円から仮想通貨を購入可能で、まずは小さい金額から投資を始めてみたい人にもおすすめです。LINE Payの入出金にも対応しており、使いやすさ・利便性に優れています。
LINE BITMAXの口コミ評判
8位 BitTrade
項目 | BitTradeの詳細情報 |
取扱銘柄の数 | 27種類 |
取引方法 | 販売所形式・取引所形式 |
レバレッジ取引 | あり |
取引手数料 (販売所) | 無料(スプレッドはあり) |
取引手数料 (取引所) | 銘柄によって異なる |
仮想通貨の出金・送金手数料 | 銘柄によって異なる |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 330円 |
キャンペーン | 豪華景品が当たるルーレットキャンペーン 紹介者・被紹介者の両方が最大1,500円のBTCがもらえる紹介キャンペーン |
BitTradeのメリット
- 27種類の仮想通貨トレードに対応
- 多くのキャンペーンを開催している
- セキュリティが強固
BitTradeのデメリット
- 全体的に手数料がやや高い
- 取引高が比較的少ない
以前までは「フォビジャパン」という名称でサービスを提供していたBitTradeです。2023年2月15日より、取引所名とロゴを現在のものに変更しています。
BitTradeのメリットといえば、取扱銘柄の多さです。その数は27種類で、国内No.1の銘柄数を謳っています。
コールドウォレットや24時間365日のシステム監視など、セキュリティ対策を徹底しているのも特徴です。
BitTradeの口コミ評判
9位 Zaif
項目 | Zaifの詳細情報 |
取扱銘柄の数 | 16種類 |
取引方法 | 販売所・取引所 |
レバレッジ取引 | あり |
取引手数料 (販売所) | 無料(スプレッドはあり) |
取引手数料 (取引所) | Taker:0.1%Maker:無料 |
仮想通貨の出金・送金手数料 | 銘柄によって異なる |
日本円の入金手数料 | 30,000円未満:495円30,000円以上:605円 |
日本円の出金手数料 | 30,000円未満:385円30,000円以上:770円 |
キャンペーン | 公式Twitterのフォロワーのなかから毎週抽選で10人に1,000円相当 のCICCおてがるトレードをプレゼント |
Zaifのメリット
- 他の取引所にはない珍しいアルトコインを扱っている
- 自動積立や自動売買サービスを提供
- 販売所・取引所・レバレッジ取引に対応している
Zaifのデメリット
- 手数料が全体的にやや高め
- 過去にハッキング被害を受けている
数ある取引所のなかでも、ユニークな銘柄やサービスを多く取り揃えているのがZaifです。FSCC・COT・NCXCをはじめ、マイナーな銘柄を扱っています。
自動売買のサービスを手がけており、仕事や家事で忙しくなかなか仮想通貨の取引をするひまがない人にもおすすめです。自動積立を利用すれば、毎月少額ずつ仮想通貨を買えます。
Zaifの口コミ評判
10位 マネーパートナーズ「まいにち暗号資産」
項目 | マネーパートナーズ「まいにち暗号資産」の詳細情報 |
取扱銘柄の数 | 4種類 |
取引方法 | 現物取引は非対応 |
レバレッジ取引 | あり |
取引手数料 (販売所) | 非対応 |
取引手数料 (取引所) | 非対応 |
仮想通貨の出金・送金手数料 | 非対応 |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料※6回目以降:440円 |
キャンペーン | 新規登録&条件達成でキャッシュバック |
まいにち暗号資産のメリット
- 手軽にレバレッジ取引ができる
- ほとんどの手数料が無料
- 必要証拠金が少額
まいにち暗号資産のデメリット
- 取扱銘柄が少ない
- 現物取引ができない
まいにち暗号資産は、マナーパートナーズがサービスの一環として提供している暗号資産CFDです。暗号資産CFDとは仮想通貨を対象とした差金決済取引で、いわゆるレバレッジ取引のことをいいます。
必要な証拠金が少なく、手軽にトレードできるのがポイントです。
日本円の入出金や取引をする際に手数料もかかりません。現物取引はできませんが、レバレッジ取引をメインに投資したい人は1度使ってみてはいかがでしょうか。
マネーパートナーズ「まいにち暗号資産」の口コミ評判
【取扱銘柄数で比較】国内仮想通貨取引所おすすめランキング
取引所名 | 取扱銘柄の数 |
1位:BitTrade | 27種類 |
2位:DMM Bitcoin | 25種類 |
3位:GMOコイン | 23種類 |
4位:bitFlyer | 19種類 |
5位:Coincheck | 18種類 |
5位:BITpoint | 17種類 |
7位:Zaif | 16種類 |
7位:SBI VC Trade | 14種類 |
8位:LINE BITMAX | 7種類 |
9位:まいにち暗号資産 | 4種類 |
今回紹介したなかでもっとも対応銘柄が多いのは、BitTradeです。主要な仮想通貨はもちろん、COT・BSV・HTなど珍しい銘柄も扱っています。
銘柄数の多さを重視するなら、20種類以上の通貨に対応しているDMM BitcoinやGMOコインもおすすめです。
また、取引所によっては新しいプロジェクトのトークンを先行販売する、IEOイベントも行っています。
たとえばCoincheckで過去に行われたIEOでは、参加申込をしたあとに抽選が行われ、当選すると自動で新規トークンが発行されました。
IEOに参加して利益を得たい人は、ぜひ各取引所で開催されるイベント情報にも注目してみてください。
【手数料で比較】仮想通貨取引所おすすめランキング
1位:GMOコイン |
2位:BITPOINT |
3位:DMM Bitcoin |
4位:まいにち暗号資産 |
5位:SBI VC Trade |
6位:bitFlyer |
7位:LINE BITMAX |
8位:BitTrade |
9位:Coincheck |
10位:Zaif |
総合的に見て手数料が1番安いのは、GMOコインです。仮想通貨の入金・送金だけでなく、日本円の入出金も無料で利用できます。
同じく入出金手数料がかからないBITPOINTや、DMM Bitcoinも狙い目です。
【セキュリティ面で比較】仮想通貨取引所おすすめランキング
取引所名 | 主なセキュリティ対策 |
1位:GMOコイン | マルチシグコールドウォレット2段階認証定期的なシステム脆弱性診断 |
2位:bitFlyer | マルチシグコールドウォレット2段階認証フィッシングメール対策 |
3位:BitTrade | マルチシグコールドウォレット2段階認証 |
4位:DMM Bitcoin | マルチシグコールドウォレットSSL通信による暗号化 |
5位:SBI VC Trade | マルチシグコールドウォレットEV SSL証明 |
6位:LINE BITMAX | マルチシグコールドウォレットHSM (Hardware Security Module) |
7位:Coincheck | マルチシグコールドウォレットSSL通信による暗号化 |
8位:BITPOINT | コールドウォレット2段階認証 |
9位:Zaif | マルチシグコールドウォレット2段階認証 |
10位:まいにち暗号資産 | 信託保全による資産の管理 |
セキュリティ面だけで選ぶなら、GMOコインがおすすめです。
マルチシグやコールドウォレットなどを導入して資産の保全を徹底しており、これまでにハッキング被害に遭ったこともありません。
Coincheck・BITPOINT・Zaifなどは、ハッキングによる資産流出の過去があります。
現在はセキュリティを強化しているので過度に心配する必要はないものの、上記の理由により今回これらの取引所はランキング下位のほうにしました。
仮想通貨取引所の選び方とおすすめ選定ポイント
- 取扱銘柄で選ぶ
- 手数料で選ぶ
- 安全面で選ぶ
- 使いやすさで選ぶ
- 取引量で選ぶ
仮想通貨の取引所は日本だけでも数多くあるので、どこを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。そこで、取引所を選ぶ際のポイントを解説します。
仮想通貨取引所の選び方「取扱銘柄数」
仮想通貨取引所を選ぶ際に大事なのは、取扱銘柄の数です。扱っている銘柄の種類が多ければ、それだけ投資の幅や選択肢が広がります。
常に時価総額1位のBTCは、基本的にどの取引所でもトレード可能です。
しかし、BTC以外のアルトコインは取引所によって扱っている銘柄が異なります。そのため、事前にどの通貨で取引できるか確認しておきましょう。
仮想通貨取引所の選び方「手数料やスプレッド」
選び方の1つとして、手数料が安いか、スプレッドが狭いかを見ておくのも大切です。スプレッドとは、販売所を利用する際に発生する売値と買値の差額のことで、実質的な手数料になります。
とくに販売所形式でトレードする機会が多い人は、できるだけスプレッドの狭い取引所を選ぶのがおすすめです。
通貨の値動きによってスプレッドが変動することも多いので、口コミも参考にしつつ利用するかどうか検討するといいでしょう。
仮想通貨取引所の選び方「安全面・セキュリティ」
大切な資産を守るためにも、安全面やセキュリティに力を入れているかもチェックしておきたい点です。
たとえば以下のようなセキュリティ対策を導入していれば、信頼できる取引所と判断できるでしょう。
- マルチシグネチャ:仮想通貨を送金するときに複数の秘密鍵が必要となる方式
- コールドウォレット:インターネットと切り離したウォレットで資産を管理すること
- SSL暗号化通信:第三者によるデータの傍受・改ざんを防ぐために、通信データを暗号化すること
仮想通貨取引所の選び方「アプリやツールの使いやすさ」
アプリやツールが使いやすいかも、取引所を選ぶうえでは重要です。
とくに初心者の場合、チャート画面が見づらかったり、アプリが直感的に操作しづらかったりすると、うまく使いこなせないことがあります。
あらかじめチャートの仕様やツールの種類を見ておき、問題なく使えそうな取引所がおすすめです。
仮想通貨取引所の選び方「取引される量が多い」
スムーズに取引をしたいなら、取引量の多さにも要注目。取引量の多さは、どれくらい多くのユーザーがその取引所を使っているかという指標になります。
とくに板取引では、ユーザーが多いほど板が厚くなり、自分が希望する価格で注文が約定しやすいです。
仮想通貨情報サイトのCoinMarketCapでは、現物取引における各取引所の取引量を掲載しています。
すべての取引所に関する情報が載っているわけではありませんが、具体的な取引高を知りたいときは参考にしてみてください。
仮想通貨取引所の選び方「さまざまなサービスの種類」
仮想通貨の取引所は、通常のトレード以外にいろいろなサービスを提供していることがあります。
例えば、NFTマーケットプレイスや積立投資など、幅広いサービスを利用できる取引所がおすすめです。
おすすめの仮想通貨取引所を選ぶ前に知るべき注意点
- 仮想通貨取引所で価格に違いがある
- 税制は変わるのでチェックしておく
- パスワードや秘密鍵はしっかり管理すること
取引所を選ぶ前に把握しておくべき注意点も紹介します。
仮想通貨取引所で暗号資産の価格に違いがある
仮想通貨の取引所は、同時刻の同じ銘柄であっても価格に差があることは知っておきましょう。
仮想通貨は全世界の巨大なマーケットのなかで、数え切れないほどのユーザーに取引されています。そして需要と供給のバランスによって、取引所ごとに通貨の差が生まれるというわけです。
参考までに、2023年2月22日時点におけるBTCの価格を、GMOコインとbitFlyerで比較してみました。
- GMOコイン:3,322,258円
- bitFlyer:3,326,277円
比較すると、4,019円の差があるのがわかります。
タイミングによってはさらに価格差が大きくなることもあるので、通貨の価格が常に同じでないことは覚えておかなければいけません。
セキュリティの弱い取引所はハッキングのリスク
セキュリティの弱い取引所を使う場合、ハッキングのリスクがあります。ハッキングが起きた場合、取引所に預けている自分の資産も盗まれる可能性が高いです。
過去には外部からのハッキングを受け、何億もの資産が流出した事件も起きています。
取引所に預けているから安心だろうと油断せず、自分でも2段階認証の設定や外部ウォレットでの管理など、セキュリティ対策を徹底しましょう。
過去にハッキング被害に遭っている取引所を利用する際は、事件以降のセキュリティ対策を強化し、安全に使えるようになっているかも要チェックです。
パスワードや秘密鍵はきちんと管理
パスワードや秘密鍵をきちんと管理するのも、注意点の1つです。
パスワードや秘密鍵を紛失すると、取引所にログインできなくなったり、仮想通貨の入出金ができなくなったりなどの恐れがあります。
また、秘密鍵を第三者に知られると、自分の資産が勝手に送金されてしまう可能性もあります。大切な資産を失わないためにも、厳重に保管するよう気をつけましょう。
法令や税制が変わるので把握する
仮想通貨に関連する法令や税制は変わることがあります。
たとえば2020年の春、金融商品取引法の改正により、それまで明確なルールがなかったレバレッジ倍率の上限が2倍に引き下げられました。
その他、2022年11月には一般社団法人日本ブロックチェーン協会が、仮想通貨に関する税制改正要望を政府に提出したことを発表しています。
法令の変更は実際のトレードや税金にも大きく影響するので、新しい情報は常にチェックするよう注意が必要です。
おすすめの仮想通貨取引所でよくある質問
ここからは、仮想通貨の取引所に関するQ&Aを紹介します。
Q.取引所の登録に必要なものを教えて下さい
取引所の登録時は、主に以下のものが必要です。
- 登録用のメールアドレス
- 電話番号
- 運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなどの本人確認ができる書類
学生でも口座開設は可能です。
Q.学生でも口座開設できますか?
ただし多くの取引所では、20歳以上の年齢制限を設けています。
Q.取引所の口座を開設するデメリットはありますか?
取引所の口座開設には以下のようなデメリットがあります。
- 住所・名前・電話番号といった個人情報を提供しなければならない
- 実際にお金を入金した場合、少なからず資金流出のリスクがある
ただデメリットよりも、仮想通貨投資で利益を得る可能性がある、キャンペーンを使えばお得に登録できるなど、メリットのほうが大きいです。
Q.販売所と取引所の違いは何ですか?
販売所は、業者とユーザーとの間で仮想通貨の取引を行います。売りたい人・買いたい人を探さなくてもすぐにトレードできる反面、取引時の手数料が高いのがデメリットです。
一方の取引所では、ユーザー同士で取引をします。売ってくれる・買ってくれる相手を探す必要はありますが、業者が仲介に入りません。そのため、手数料が比較的安く済むのがメリットです。
Q.分散型取引所 (DEX) とは何ですか?
分散型取引所とは、中央に管理者がいない取引所のことです。たとえばGMOコインならGMOコイン株式会社、Coincheckならコインチェック株式会社が運営・管理しています。
しかし、分散型取引所ではスマートコントラクトという仕組みにより、特定の企業ではなくユーザー同士で管理や取引をする仕組みです。
そのため、本人確認なしでも使える、通常の取引所に比べて手数料が安いといったメリットがあります。
おすすめの国内仮想通貨取引所まとめ
- 総合的におすすめの取引所はGMOコイン
- 取引所を選ぶときは取扱銘柄の数や、安全面・セキュリティに注目
- 取引所ごとの通貨の価格差、パスワードや秘密鍵の紛失には注意
今回紹介した取引所のなかだと、総合的に見ればGMOコインがもっともおすすめです。
その他にも、シンプルで初心者でも使いやすいCoincheck、独自ツールが魅力のbitFlyerなど、おすすめの取引所は多くあります。
国内仮想通貨取引所の登録まとめ
仮想通貨取引所の選び方も参考にして、ぜひ自分に合った取引所を見つけてください。
仮想通貨取引所ランキングの算定基準
国内仮想通貨取引所おすすめランキングの算定基準
本ランキングは取引可能銘柄数、入金手数料、出金手数料、セキュリティ体制、利便性等を総合的に考慮し、これまでに多数の仮想通貨取引に実際に携わったCryptoMag編集部内で協議の上、決定しております。