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恐ろしく違う住宅ローン金利!!ちょっと怖いシュミレーション

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住宅ローン金利

  皆さんこんにちは~ いやいやぁ~。。。もう12月!!めちゃくちゃ早いですね。皆さん年末年始の予定は立てましたか?旅行に行ったり帰郷したりあちこちに出かけるのも良いですが、とにかく寝る!という人も多いのではないでしょうか?

  さて今日は住宅ローンの金利についてお話します。今既にマイホームを持ってらっしゃる方の住宅ローン。現在金利は何%で借りているかご自分で把握されていますか?

  今は皆さんもご存知のとおり、金利はすごくお安い時代です。ゼロ金利政策と呼ばれて久しいですね。

  この住宅ローンの金利はご存知のとおり、過去に借りた時期によって金利が違っています。では借りる時期によって金利はどのぐらい違いがあるんでしょうか?ちょっとこれをご覧ください


  (住宅金融支援機構ホームページより抜粋)

  これは住宅金融支援機構のホームページから抜粋したグラフです。今(H24現在)は低金利時代なので、底を這うような利率になっています。このグラフのレートから各銀行での優遇金利を受けて、今は変動金利0.8%や0.775%などの超低い金利で借りれらている訳です。では過去に一番高かった時代はどうでしょう?

  このグラフでは平成2年当時ですね。変動金利が、なんと8.5%もあります。ビックリですよね。

  今、35年ローンで3000万円を変動金利0.8%(元利均等払い)で借りると。。。月々の返済額 81,918円(1回目の内訳:利息20000円、元金61,918円) 月に払う金額81,918円のうちの一回目の利息部分は20,000円ということになります(回を重ねるごとに利息部分は減ってくる)

  では、これを全く同じ金額3000万円を35年で平成2年当時に利率8.5%で借りた人はどうでしょう?月々の返済額 224,058円(1回目の内訳:利息212,500円、元金11,558円)になります。

  利息部分だけを見ても、今なら毎月20,000円ほどの利息で良いものを、平成2年当時に全く同じ金額を借りた人は利息部分だけでも212,500円もかかっている訳です。一ヶ月でなんと、192,500円も差がある訳です。1年でとか5年の差が19万円って言ってるんじゃないんですよ。たった一ヶ月で192,500円です。

  これを数十年間ずっと払っていくと。。。。考えただけでも恐ろしい数字になってきます

  同じ期間、同じ金額借りたとしても借りる時期が違えばこれだけ違ってきている訳です。これは大げさでも何でもなく過去のデータから取った紛れもない事実です。

  ですので、そこまでの利率にいかなくても過去に住宅ローンを借りて、その金利が高いとお考えの方は是非借り換えを検討される事をお勧めします。一般的に借り換えの審査は厳しいと言われていますが、この金利差を考えるとやってみる価値は有るでしょう。

  勿論、借り換えには諸経費もかかります。

  保証料や抵当権の変更手続き、事務手数料などがかかってきますが、それを考慮しても借り替えた方が良い方は非常に多いと思われます。年末に差し掛かってきたこの頃。。

  私は毎年、ご自分の資産の把握・棚卸しをして現状の把握をされる事をお勧めしていますが、これは借入れに対しても同じです。この機会に一度検討してみてはいかがでしょうか?

  というわけで今日は住宅ローン金利についてお話しました。さて今日はこれから今考えている『FPギャラリークラブ』というものの計画を練ります。また完成したら発表しますね

《伊藤 尚徳》
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伊藤 尚徳

伊藤 尚徳

FPギャラリー 代表 金融機関での事業資金融資部を8年間経験し、その後日本で数人しかいない、トップコンサルタントの元、自身もファイナンシャルプランナーの道を歩み、その後独立。FPは特定の分野に特化したものだけではいけないと、資産運用や保険・年金、税金、不動産、相続・事業承継など、法人・個人問わず全ての分野においてのコンサルティングを展開。その理念に基づいて事業所名をFPギャラリー(ファイナンスの画廊)として、多くの法人・個人のファイナンスの問題を解決している。大手1部上場企業やマネースクールなどでのセミナーでも定評が有る。 寄稿者にメッセージを送る

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