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4月から貯蓄タイプの保険の保険料が値上げされます。

保険 学資保険

  4月以降、貯蓄タイプの保険の保険料が値上げされます。背景にあるのは、金融庁が示している「標準利率」の4月からの引き下げ。保険会社は、この「標準利率」をにらみながら、自社の商品の「予定利率」を決定するのです。

  「予定利率」とは、顧客が支払う保険料の運用利回りのこと。保険金額を同じとした場合、予定利率を高くすると、顧客が払う保険料は安くななります。逆に、予定利率を低くすると、保険料は高くなります。

  政府の示すガンドラインに沿って価格を決めることは、保険業界が「規制業種」であることを示していますね。そして、規制業種だということは、そこに自由がないということでもあり、裏を返せば、大きな既得権があるということでもあります。

  値上げの影響の大きい保険は、貯蓄としても使える保険です。たとえば、「学資保険」。それから、「個人年金保険」、「終身保険」など。現在、加入するつもりがあるのなら、3月中の契約がおススメ。

  ただ、保険を使って貯蓄をしなくても・・・・という考えもあります。

《完山 芳男》
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完山 芳男

完山 芳男

独立系FP事務所 FPオフィスK 代表 米国公認会計士(ハワイ州)、日本FP協認定CFP(国際上級資格)、1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格) 慶応義塾大学商学部卒業。大手自動車メーカーや外資系企業等の経理財務部勤務を経て、カリフォルニア大学バークレーへ1年間留学し、ファイナンスを履修。帰国後、米系・欧州系企業において経理責任者を務める。2004年愛知県名古屋市にて、独立系FPとして事務所を開所し現在に至る。 寄稿者にメッセージを送る

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