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エンディングノート作成のススメ いざという時に起こる8つの問題

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エンディングノート作成のススメ いざという時に起こる8つの問題

 みなさんは、「エンディングノート」という言葉を聞いたことがありますか?

 私がエンディングノートと出会ったのは、本屋さん。税理士事務所で勤めている私は、「相続」に関しては切っても切れない関係…そのため本屋さんで見かけたこの本を手に取りました。「相続」で「遺言状」というのは見たことがあったのですが、「エンディングノート」は初めてで、衝撃を受けました。

 『なんてわかりやすいんだろう…。』

 「相続」はよく「争族」ということを言われます。残念ながら、この意見を打ち消すことができません。争いになるのは、「お金持ちさん」ではなく「小金持ちさん」なんです。つまり、少額の財産でもめるのです。

 少額なため相続税もかからないので、その当事者が倒れるまで、または亡くなるまで、何にも考えていない、ということが普通です。そこで、その時になって、次のような問題が起こります。

(1)誰に連絡するの?
(2)連絡先はどこ?
(3)入院保険または生命保険はどこに加入しているの?
(4)どこの銀行に口座を持っているの?
(5)延命治療はどうしたいの?
(6)どんなお葬式をしたいの?
(7)財産をどんな風に分けたいの?
(8)相続人等に伝えたい言葉は?

 など。そんなこんなをまとめられるのが「エンディングノート」なんです。「エンディングノート」だから「高齢者」が書くもの、と決めてないですか?

 「エンディングノート」は年齢にとらわれず、書ける気軽なものです。思いがけないことというのは、いつ誰にやってくるかわかりません。1年に1度、このノートと向き合って見るのはいかがでしょうか。思いもよらないことに気づかされるかもしれません。(執筆者:宮島 千佳)

《秋口 千佳(旧姓:宮島)》
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秋口 千佳(旧姓:宮島)

秋口 千佳(旧姓:宮島)

えふぴ〜癒し庵 代表 社会人になって税理士事務所で働き始め、ずっとこの業界にいます。生きていくうえで「マネー(お金)」とは切っても切れず、仕事でも切っても切れない関係です。「マネー(お金)」に関する疑問や不安というのは、一生付きまといます…誕生から死亡まで。一生付き合う必要があるのであれば、上手に付き合うべきです。その参考に、ぜひお読みください。 <保有資格>:CFP/一級ファイナンシャル・プランニング技能士/相続診断士/終活カウンセラー 寄稿者にメッセージを送る

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