※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

デートでクーポンを使う男はアリ? 既婚者からの意見を述べます

節約・ポイ活 節約・ポイ活
デートでクーポンを使う男はアリ? 既婚者からの意見を述べます

仕事柄お金に関するニュース・コラムはよく読むのですが、恋愛系のコラムを読んでいると「デートでクーポンを使う男性はナシ!」という風潮があることに気づきます。男性も女性も、「デートでクーポンを使うなんてありえない」と考えている人は一定数いるようです。


では、デートでクーポンを使うのって良くないことなのでしょうか? クーポンを使う男性とは付き合わない方がいい、というのは本当なのでしょうか?

今回は、既婚者である立場から、考えを述べたいと思います。

デートでクーポンを使ってはいけない理由


まず、一般的に言われている理由について整理しておきましょう。


・値引きしてもらうこと自体が格好悪い
・デートではカッコよく振舞ってほしい
・財布からごそごそとクーポン券を取り出す様子がスマートでは無い
・「お金をかける価値が無い」と言われているように感じる

などの理由が挙げられています。

特に、「デートは女性をもてなすもの」という考えをしている人の場合、「クーポンで値引きしてもらうべきではない」と感じる方が多いようです。

クーポンを使う人は堅実派? ケチ?


クーポンを使う人を見るとけち臭く感じるという人がいるのも確かですが、デートでクーポンを使うような男性は今後はどうなるのでしょうか?


独身女性が結婚相手の理想の年収として挙げるのは700万だとか500万だとかいう意見が多いのですが、結婚適齢期と呼ばれるような年齢の男性に限ってみれば、年収500万円以上ある男性というのは少数派。非正規雇用の男性もいることを考えると300万円台の人が多数派のはずです。

現実的に考えると、豪快にお金を使う人よりも、堅実にお金を使う人の方が結婚相手として向いているということは明らかですよね。たとえ年収1000万円あったとしても、豪快にお金を使う人は貯金がありません

さて、クーポンを使う男性というのは、堅実派だと言えます。もちろん、「デート代はケチるのに趣味や車にお金をかけて貯金無し」という状態は考えものですが、普段から散財せず堅実にお金を貯めているタイプの男性であれば、結婚相手としては理想的です。

実際、既婚女性の中には「夫のムダ遣いに困っている」、「見栄を張って後輩におごるから家計が火の車」などと悩む人が少なくありません。離婚理由トップの「価値観の違い」の中でも、金銭感覚の違いは深刻な理由になりやすいです。

クーポンを使うとしてもそれなりのデートをしているのであれば、「この男は無理!」なんて切り捨ててしまうは良くないのではないでしょうか。

スマートに使えば問題ないのでは?


たしかに、

レジの前でもたもたとクーポンを探していたり、食事中の会話もそっちのけでクーポンアプリを見ている、なんていうことがあると女性側としてはがっかりしてしまう

ものです。


しかし、スマートにクーポンが使える男性ならば、むしろ堅実な印象で結婚相手としても現実的に考えやすいのではないでしょうか。

逆に、金払いの良い男性の中には、ろくに貯金もせず、むしろ借金がある、という男性だっているものです。お金持ちと結婚したいと考えている女性にこそ、堅実な男性をおすすめします。お金持ちというのは無駄なお金を使わないからお金が貯まっていくんですよね。

男性へアドバイスさせていただくとしたら、

・クーポンはあらかじめすぐ出せるところに入れておく
・予約時にクーポン提示して会計時に出さなくていいものがおすすめ
・女性がお手洗いに行っているすきに会計を済ますのも◎

といったところでしょうか。


とは言え、「クーポンを使ってほしくない派」の人と「クーポンを使う派」の人だと金銭感覚が違うことも多いので、無理に付き合いを続けていてもいずれ別れがくる気がします。女性側も、恋愛系コラムの意見に振り回されることなく、特に将来結婚を考えている場合は「結婚して幸せになれそうか」という視点で考えてみてはいかがでしょうか?(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
この記事は役に立ちましたか?
+3

関連タグ

吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集