マネーフォワードを使いこなそう 吉見流の使い方を紹介します»マネーの達人

マネーフォワードを使いこなそう 吉見流の使い方を紹介します



家計簿がほぼ自動で入力できる画期的なアプリ「マネーフォワード」。利用者数が300万人を突破し、登録している人も多いのではないでしょうか?

ただ、マネーフォワードに登録したものの、いまいち使いこなせていない、という人も多いようです

「現金管理が面倒くさい」、「クレジットカードの管理がよくわからない」など、使い始めにつまずいてしまい、結局使わなくなってしまいますよね。

わたしは、もう2年ぐらいマネーフォワードを使って家計管理していますので、マネーフォワードでの管理が長続きする方法を紹介したいと思います!


項目は自分流にアレンジ



マネーフォワードの家計簿には、あらかじめさまざまな項目が設定されています。残念ながら初期設定の項目を削除することはできませんが、自分が使いたい項目を付けたすことは可能です。

家計簿管理画面の「中項目の編集」へ進みましょう。




ここに追加したい項目を入力すればOKです。


自分で設定した項目は、ここから編集したり削除することも可能です。

【ポイント】オリジナル項目を使いこなそう

自分で追加した項目は、家計簿編集画面でも一番上に出てきます。オリジナル項目を使った方が、分類がしやすくなりますよ。

ちなみに、わたしが使用している項目は以下の通りです。
※あらかじめ設定されていた項目は「初期」、自分で追加した項目は「オリジナル」と記載しています。

◎収入
・給与⇒主に夫の給料
・事業・副業⇒主にわたしの収入(フリーランスなので)
・その他入金⇒不用品を売ったときの収入やその他臨時収入があればここへ
収入に関しては、すべて初期設定の項目です。

◎食費
・食費(初期)
マネーフォワードには「外食」、「カフェ」など細かく項目が設定されていますが、食に関するものはすべて「食費」にまとめています。これは外食が少ないからできることですので、外食が多い方は自宅で食べる分は「食料品」、外食の分は「外食」に分けた方がいいでしょう。

◎現金・カード
・夫小遣い(オリジナル)
・わたし小遣い(オリジナル)
・定期預金(オリジナル)

◎交通費
・交通費(初期)
マネーフォワードでは「バス」、「電車」などの項目もありますが、我が家では一括して「交通費」にしています。ただし、わたしが仕事で使用した交通費については経費になるのでここには分類せず、「事業経費」に入れています。

◎趣味・娯楽
・レジャー(オリジナル)
マネーフォワードには「アウトドア」、「旅行」など複数の項目がありますが、我が家では一括して「レジャー」です。メモの欄に「映画」などと内容を記録しています。

◎日用品
・日用品(初期)
こちらも細かく分類せずに、日用品関係はすべて日用品に集約しています。

◎衣服・美容
・夫衣服・美容(オリジナル)
・わたし衣服・美容(オリジナル)
「衣服」、「化粧品」などの項目もありますが、化粧品等は自分の小遣いから出していますので関係ありません。夫婦それぞれの被服費と散髪代を分類しています。

◎特別な支出
・その他特別な支出(初期)
滅多にありませんが、分類に迷うような滅多にない支出があればここへ分類して、メモ欄に内容を書いておきます。

◎交際費
・交際費(初期)
・冠婚葬祭(初期)
飲み会などは基本的にそれぞれの小遣いから出しますが、必要な付き合いでの支出は交際費になります。また、お呼ばれのときの手土産代なども交際費です。

◎住宅
・家賃・地代(初期)
賃貸なので、この項目のみです。

◎水道・光熱費
・電気代(初期)
・ガス・灯油代(初期)
・水道代(初期)

◎教養・教育
・子供諸費(オリジナル)
・子供学校(オリジナル)
・子供習い事(オリジナル)
学校関係の支払いは「子供学校」、習い事関係の支払いは「子供習い事」、それ以外の、服を買ったり誕生日プレゼントを買ったり、といった支出については「子供諸費」に入れています。

子供の部分を名前にしておけば2人以上子供がいても分けることができます。

◎通信費
・携帯電話(初期)
・インターネット(初期)
・放送視聴料(初期)
「放送視聴料」はNHK受信料です。
宅配便等の送料も通信費の中に項目がありますが、我が家では配送料関係は「その他・雑費」に分類しています。

◎保険
・生命保険(初期)
医療保険などの項目もありますが、こまかく分けずにすべて「生命保険」に分類しています。

◎健康・医療
・医療費(初期)
・検診(オリジナル)
病院の受診料やドラッグストアで買った薬などは、すべて医療費にまとめています。また、医療費控除の対象とならないような健康診断などの出費については「検診」に分類しています。

◎税・社会保障
・所得税・住民税(初期)
・年金保険料(初期)
・健康保険(初期)

◎その他
・事業経費(初期)
・雑費(初期)
わたしはフリーランスなので、仕事関係の出費はすべて「事業経費」です。また、配送料や手数料などこまごまとした支出に関しては「雑費」にまとめています。


現金管理はざっくりでOK!


マネーフォワードで楽して家計管理したいなら、2つのポイントを押さえておきましょう!

なるべく現金を使わない



家計管理を楽にしたいなら、現金を使うこと自体を減らすしかありません。引落にできるものはすべて引落にして、クレジットカードを使えるところではすべてクレジットカードで支払う、ということです。

ただ、クレジットカードだと使いすぎてしまう人もいますので、VISAデビットなどのデビットカードを使ったり、Edyなどの電子マネーをうまく使って現金を使う頻度を減らしていきましょう。

現金以外であれば自動で入出金記録がマネーフォワードに反映されていきますので、家計管理が楽になります

三菱東京UFJ-VISAデビット公式ページ

食費以外を記録する



普段の買い物で多いのは、やはり食料品ではないでしょうか。そのため、わたしは食費に関しては1か月に1回、一括で記録しています

日頃の管理は、交通費やレジャー費などのうち、現金で払ったものだけ。

たとえば、「今日は家族で出かけて財布の中身が4千円ぐらいなくなった」というときにはレジャー費として4千円を入力しておきます。細かいレシート単位での記録は面倒なのでしていません。

日用品も買うことが多いものですが、ドラッグストアならクレジットカードが使えます。たまに、クレカが使えないスーパーで日用品を買うこともありますが、たまのことなのでいちいち記録せずに、食費として計上してしまっています。

また、「自販機でジュースを買った」などレシートの無いこまごました支出も、覚えている分だけ入力して忘れた分については気にしていません

財布の残高確認は1か月に1回おこなうので、そのときに前月の残高と比べて、減った分をまとめて「食費」として入力しています。

【ポイント】現金管理をする財布、わたしは10個使っています

現金管理は、基本的にはやりくり用の財布と、予備用の現金管理があれば十分ですが、わたしは10個の財布を設定して使っています

・現金
銀行からお金を引き出したときに、とりあえずここに連携されて残高が増えるようになっています。ここから各財布に割り振っていきます。



・財布
1か月分のやりくり費を入れておきます。

・医療費
毎月5,000円ずつ積み立てています。

・夫経費
仕事で使うシャツや靴の購入はここから出します。

・わたし経費
仕事用の経費として積み立てています。

・冠婚葬祭費
主に、結婚式でのご祝儀用積立です。

・子供諸費
子供の学校関連や習い事、衣類の購入など。

・夫美容・衣服代
夫の美容院代です。以前は衣服代も含めて多めに積み立てていましたが、現在は衣服代は小遣いに含めて渡しています。

・わたし美容・衣服代
わたしの美容院代や服代です。

・支払用
住民税の振込など、現金で振込をする予定があるときに入れておく財布です。


振り返りは1か月後にするのがコツ



家計簿をつけていても、振り返りをしなければ意味がありません。家計を振り返って、家計に問題が無いかをチェックしなければなりませんよね。

マネーフォワードを使っている場合は、期間を空けて、1か月後ぐらいにチェックするのがおすすめです。

クレジットカードを使っていると、利用履歴が反映されるのが遅いこともあります。その月の終わりに振り返りをしようとしても、まだ履歴が反映されていないため正確な支出が分からないのです

わたしは毎月25日に家計管理をまとめておこなっていますが、同時に前月の振り返りもおこなうようにしています。このとき、項目の自動分類に間違いがあれば修正したり、溜まったレシートのうち入力すべきものを入力したりしています。


わたしが毎月25日にしていること


毎月、これらのことを25日にまとめておこなっています。所要時間は2~3時間ですが、25日以外の日にはほとんどマネーフォワードを見なくていいので家計管理にかける時間としてはかなり少ないはずです。

・各銀行残高のチェック
・入金額の確認
・銀行へ行く
・1か月分のレシートの入力
・現金の整理
・前月の振り返り

各銀行残高のチェック



各銀行の残高がいくらになっているのかを確認します。複数口座を持っている場合は一覧には合計しか表示されないので、各銀行の詳細ページにて口座ごとの残金をチェックします。

そして、メモします。


入金額の確認



クレジットカードの引き落としのように、毎月金額が変動するものについてはその都度確認が必要です。マネーフォワードに連携していればスムーズに確認できます。


≪注:金額はてきとうです≫


また、固定費に関してはエクセルの表にまとめてあります。ここにクレジットカード等の変動費を入力し、また、年払保険料など毎月ではない引落が無いかもチェックします。


・各銀行の引落額
・各銀行への入金額or出金額

これをメモしておきます。

銀行へ行く


メモを持って、銀行に行きます。メモの通りに各銀行から出金したり入金したりしていきます。

残りのお金は現金管理用に持ち帰ります。

1か月分のレシートの入力


不要なレシートはすぐに捨てるようにしていますが、後から入力したいレシートや、仕事関係のレシートはすべて財布に貯めています。

時間があるときには1~2週間溜まった時点で入力して整理することもありますが、忙しいときでも月に1回は整理しています。

1か月分と言っても、支出のほとんどはクレジット払いですし、現金の支出も食費はレシート入力しないので、枚数にして10枚程度です。

レシートを読み込んでマネーフォワードと連携できる「レシレコ」というアプリを使ってもいいでしょう。

現金の整理


やりくり用の財布の中身と、マネーフォワード上の「財布」の中身を一致させなければなりません。

月の途中でレジャー費などの入力をすることはあってもそれ以外はノータッチですから、残高は多いまま。1か月分のレシートを入力した時点である程度残高は減りますが、まだ数万円の誤差が出た状態になっています。

実際の財布の中身とマネーフォワード上の残高の差が、この1か月で食費などに使ったお金、というわけです


わたしは、この金額を毎月25日に「○月分食費等」と入力しています。

ここで財布の中身とマネーフォワード上の残高を一致させてから、当月分のやりくり費を財布に入れます。

さらに、各積立金についても封筒に入れていき、その金額をマネーフォワードの方にも入力していきます。

それでも余った現金は、追加で貯蓄の方にまわします。

前月の振り返り


前月の支出を振り返っていきます。やることは主に2つ。

・項目分類の修正
・積立金の移動

マネーフォワードでは出入金について自動で項目分類してくれますが、それが間違えていることもあるので、修正しておきます。また、マネーフォワードが分類しそこなったものは「未分類」になっているので、これも分類しておきます

また、積立金の移動も必要です。わたしは医療費や冠婚葬祭費などはやりくり費とは別に積み立てています。たとえば、「子供の学校の支払で1,000円必要だから」とその場で子供諸費の封筒から現金を抜くこともありますが、面倒なときには財布から支払うこともあります。

その都度精算しなかったものについては、家計簿を見ながら1か月分まとめて支出分を財布の方へ移動させます。


マネーフォワードを使いこなすポイントまとめ



マネーフォワードをただ普通に使おうとしているだけでは、使いづらさを感じることも多々あります。しかし、ちょっと工夫するだけで使い勝手がよくなり、家計管理を楽に続けることができます。

・オリジナル項目を作る
・現金をなるべく使わない
・こまごました出費はまとめて「食費」に
・財布(現金管理)を複数に分けて設定する
・家計の振り返りは1か月後に


ちなみに、食費の節約をしたい方については、こまごました支出を食費にまとめてしまうのはおすすめしません。食費の節約をしたい場合は食費に付いてもきちんと入力し、こまごました支出は「雑費」などにまとめてしまうというやり方もあります。

人によって使いやすい方法は違うと思いますが、マネーフォワードがうまく使えないという方はわたしのやり方もぜひ参考にしてみてくださいね。(執筆者:吉見 夏実)

この記事を書いた人

吉見 夏実 吉見 夏実»筆者の記事一覧 http://manetatsu.com/author/nyoshimi/

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど

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