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薄着の季節になると、たるんだお腹や背中の肉が気になりだします。
ダイエットに取り組みたいと思っても時間やお金もかかりますが、だれでも気軽にお金をかけずに取り組めるのがみそ汁ダイエットです。
みそは仕込んでから食べるまでに1年以上かかりますが、この間に酵素と酵母の力が働き薬効がうまれます。
みそには天然のアミノ酸がしっかり詰まっており、昔から「みそを食べると医者いらず」と言われていますが健康的なみそ汁ダイエットは誰でも安心してチャレンジできます。
目次
みそ汁ダイエットのやり方と効果について
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朝食を具だくさんのみそ汁1杯だけにし、昼食と夕食はいつもと同じにします。
白みそ、合わせみそ、麦みそなどどれも胃腸の調子を整えて免疫力を高める働きがあるので好みのものを選びます。
一般的に便秘がちなら赤みそ、香りを楽しむなら麦みそ、腹持ちを望むならカロリーは少し高めですが白みそを使うのがおすすめです。
みそ汁1杯は140グラムで約40キロカロリー、それに野菜を100グラム加えると1食あたりが70キロカロリーです。
朝食に6枚切りのバタートーストを食べるとすれば、それだけで250㎉なのに比べてみそ汁はバランスのとれたダイエット食と言えます。
みその値段はピンからキリまでありますが無添加みそで500グラムあたり1000円位のものなら信頼できます。
1食当たり大さじ1杯、20グラム弱が目安として30円+残り野菜などで50円で置きかえダイエット食になります。
市販のこんにゃくラーメンやところてんなどで置きかえても1食100円以上かかるので、きれいに痩せたいなら単品ダイエットよりバランスのとれたみそ汁が適しています。
みそ汁ダイエットをするときには無添加みそを選びましょう
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みそには無添加みそや出汁入りみそなどがありますが、
合成保存料や化学調味料が入っていない無添加みそを選びましょう。
みそは大豆を蒸すか煮て麹と塩を加えて発酵熟成させて作りますが、大豆が発酵してみそになると、ビタミンやアミノ酸が大幅にアップします。
アミノ酸に含まれるロイシン、イソロイシンには脂肪燃焼効果がありダイエット食材として注目されています。
みそ汁のデトックス効果
便秘がちな人の場合は、ゴボウやマイタケなど食物繊維を具にいれるとよいでしょう。
ゴボウに含まれるサポニンにはコレステロールや脂肪を排出する作用があり、マイタケは腸の働きを活発にして便秘を解消する働きがあります。
和風の味噌汁だけでなく、トマトやブロッコリーなど脂肪の代謝を促進する野菜に牛乳や、溶けるチーズを加えて洋風の味噌スープにしてもカロリーは少々高めになりますが、デトックス効果が得られます。
みそ汁は塩辛いので体に良くないと思いがちですが、みそ汁1杯の塩分は食パン1枚に含まれる塩分よりも少ないので心配無用です。
発酵調味料であるみそは、ダイエット効果があるだけでなく、美肌効果も期待できます。サプリメントやダイエットフードはかなり高価ですが、みそ汁の具材はあるものを使えばお金もかかりません。
これから初夏にかけてダイエットにチャレンジしたい方には、みそ汁ダイエットがおすすめです。(執筆者:志水 恵津子)