【節約事例】高いプロパンガス料金を「会社変更だけ」で月1万円安くする»マネーの達人

【節約事例】高いプロパンガス料金を「会社変更だけ」で月1万円安くする

これは決して特別な例ではありません

私たち一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会では、年間数千件のプロパンガス会社変更のお手伝いをしています。

2016年3月に行った調査では、変更による節約額は年間平均2万8,000円でした。

しかし平均の中には、使用量の多いお風呂で利用している方と、使用量の少ないコンロだけの方がいるので、もしあなたがお風呂で利用している方なら、節約額はもっと大きな額になる可能性があります

今回の事例では、年間8万5,412円も節約した方をご紹介します。

協会に相談したきっかけは義母の“イヤミ”



「いいわね、要子さんたちは使うだけだから…」

新潟県長岡市に住む主婦の要子(仮名)さんは、また始まった義母のイヤミを聞くととてもイヤ〜な気持ちになりました。毎月検針表が届く度に、義母は一言イヤミを言わないと気が済まないようです。

確かに、今月もプロパンガス代が2万5,000円を超えているので家計への負担は大きいとは思います

要子さんのお宅はご主人と、中1と小5の二人の娘、そして家計を握っている義母と義父の6人家族です。ガス代を始め電気代や諸々をお世話になっているので仕方ないものの、毎月あれやこれやでイヤミを言われると悲しくなってしまいます。

たまりかねた要子さんは、インターネットでプロパンガスについて調べてみることにしました。すると色々わかってきました。

プロパンガスはガス会社によって値段がバラバラであること。プロパンガス会社を変更すればかなり安くなる可能性があること。変更するのに費用はかからないこと。などなどです。

要子さんは色々なウェブサイトを見比べた結果、当協会のサイトで「料金自動診断」をしてみました。要子さんのお宅の検針表には、34.7立方メートル使用して税込みで2万5,679円と書かれていましたが、これが高いのかどうか客観的な判定を知りたかったからです。

これって高くない?

「かなり高い!」と診断されました

ガス料金自動診断」で調べたところ、下記画面の通り「かなり高い!」と診断されました。要子さんが恐れていた結果になったのです。

新潟の料金自動診断
現在の料金は、基本料金を1,500円で計算すると、1立方メートル当たりの単価が642円でした。ちなみに、協会が設定した新潟県の適正価格は380円程度なので、それよりも262円も高いことになります。

<現在の料金>
基本料金=1,500円
従量料金=従量単価642円×34.7立方メートル=22,277円
小計=23,777円
消費税=1,902円
合計=25,676円

これを、協会が紹介するプロパンガス会社に変更すると次のようになります。
<新料金>
基本料金=1,500円
従量料金=従量単価380円×34.7立方メートル=13,186円
小計=14,686円
消費税=1,175円
合計=15,861円

何と、新料金は現在より税抜きで毎月9,091円も安くなります。税込みなら9,815円です。要子さんは半信半疑でしたが、何もしないで疑ってだけいたら現状を変えることはできないと思い、思い切ってメールフォームの送信ボタンを押しました。

さあ、1万円近く安くなるって本当でしょうか?

協会担当者との電話で安くなる理由に納得!

要子さんは木曜日の夕方、メールフォームで「金曜日の朝9〜10時」電話希望にチェックを入れて送信しました。

すると、希望通り9時10分頃に協会の担当者から電話が入りました。そして、5分ほど質問に答える形でヒアリングを終え、一旦電話を切って再度協会の担当者からの電話を待ちました。

協会の担当者が、要子さんの住所、現在供給しているガス会社、ガスの利用状況などの情報を元に対応できるガス会社を絞り込み、紹介できるプロパンガス会社を選定するための時間が必要だったのです

およそ30分後、先ほどの担当者から電話が入り、紹介するガス会社の名前と概要を連絡してきました。

基本料金は1,500円。1立方メートル当たりの従量料金も、自動診断画面に書かれていたのと同じ380円でした。これだと確かに、税込みで1万円近く安くなります



なぜそんなに下がるの?

要子さんが担当者に質問すると、返ってきた答えはこうでした。

答:そもそも現在の料金が高すぎます

現在の料金は新潟県の平均価格並みですが、平均価格自体がかなり高く協会の適正価格との差が大きいのです平均価格が高いのは、業者間の競争がないことが原因だと思います

適正価格って何?

答:適正価格は、当協会が独自に設定した料金体系です

当協会の適正価格は「都市ガスの料金に対して、その1.1〜1.2倍くらいに収めた価格」です。

理想を言えば、都市ガス並み価格かもしれませんが、都市ガスとプロパンガスとでは供給方式など環境に違いがあるため「完全に都市ガスと同額」にするのは難しいと判断しました。とはいえ、努力の結果何とか1.1〜1.2倍を実現しました。

現状のプロパンガスの平均価格が、都市ガスの約1.5〜2倍もあることを考えると当協会の適正価格は画期的な料金体系です

平均価格って何?

答:平均価格は、ガス会社による「自己申告価格」です

従来プロパンガス業界には「適正価格」という概念はなく、唯一、石油情報センターが定期的に発表している「平均価格」だけが存在していました。

しかし、「平均価格」は業者間の自由競争によって生まれたものではなく、ガス会社が石油情報センターに報告する「自己申告価格」です。従ってガス会社には都合の良い非常に高止まりした価格になっています。

なぜ協力してくれるの?

答:協会の設定した“適正価格”の考え方に賛同してくれたのです

なぜなら、プロパンガス業界は何十年もの間「名目自由・実質独占」体制の中であぐらをかき、現在都市ガスやオール電化など他の代替エネルギーに対して徐々に競争力を失いつつあるのです

こうした状況を打破しないとプロパンガスの未来はない。と考える真っ当なプロパンガス会社が少しずつながら、当協会に協力を申し出てくれるようになりました。

これを聞いて要子さんは、当協会が紹介したプロパンガス会社へ変更することを決断し、申込みを済ませました。



結果は義母の“イヤミ”もなくなって良いことずくめ

変更工事は、申込み後1週間程度で特に問題もなく行われました。

数か月後に、協会の担当者が要子さんにフォローコールを入れると、要子さんは明るい声でこう答えてくれたのです。

「協会のおかげで、良いことずくめです。プロパンガス料金が月額で1万円近く下がった結果、義母は“イヤミ”を言わなくなったどころか、機嫌が良くなって私との関係も以前より改善されたと思います。こんなことなら、もっと早くインターネットで調べれば良かったと後悔しています。アハハ」

月額で1万円も下がる方はそう多くないものの、月額4,000〜5,000円下がる方はたくさんいます。紹介料や手数料は一切かかりませんので、経費削減に興味のある方は一度ご相談してみることをお奨めします。(執筆者:鈴木 秀男)

この記事を書いた人

鈴木 秀男 鈴木 秀男»筆者の記事一覧 http://www.propane-npo.com

一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会 代表理事
1980年東芝パソコンシステム入社。勤務の傍ら1990年より、世界最大の人材教育機関「デール・カーネギー・コース」ニューヨーク本部公認トレーナーとして、セールスパーソンのトレーニングに従事。20年間で約3,000人を指導。2011年、一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会 代表理事に就任。高いプロパンガス料金に困っている消費者にアドバイスをする一方、希望者に適正価格の優良ガス会社を紹介している。現在12名のスタッフと、年間約8,000人の消費者からの料金相談に無料で対応している。

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