先週に引き続いて上値追いの一週間となりました。1万6900円の価格帯別出来高の大きい節目を上抜けてからジリ高継続中です。
1万6900円上抜けからは1万8000円近辺まで上昇していくのでは? と意識してきましたが、本当にそのような動きになるのは信じがたかったのですが現実のものとなりつつあります。
目次
誰が今の日経平均を買っているのか?

さて、ドルベースでの日経平均は約165.6ドルとなり先週と変わらずで、昨年の高値のころとほぼ横ばいの割高状態が継続しています。
この状況下で買い続ける人が誰なのか?
不思議としか言いようがないですが、現実は上げています。出来高が細いことが継続する中での上昇ですので、誰かしらが仕掛けてきて、買いを入れていることが考えられます。
しかし、これ以上上げるとフラックのはずが本物になっていくという可能性も強く出てきましたので、メディアが引き合いに出している「持たざるリスク」も意識する必要が出てきそうです。
さて、誰が今の日経平均を買っているのか?
欧州系A証券が買っているから?
などはもちろんありますが、一つの要因として言えることは、信用売り残が多くなりすぎているというのも要因としてあげられます。
信用の売り残が多いということは、いずれ半年以内に買い戻すという意味ですので、日経平均が上昇してきて売り残が多いとなると、その人たちはロスカットをして買い戻すわけですから、じりじりと上げていくわけです。
週明けの相場は?

週明けからは本格的に米国の大統領選挙をにらんでの動きが出てくることが想定されます。
クリントン優勢が既定路線で、週明け(現在も)織り込んで買いがしっかり入ることも想定されます。さらには、日銀政策決定会合 FOMCをにらんでの攻防もあることが考えられますが、気持ちをかたよらせず見極めていきたいと思います。
今のところここ数週間 変わらず上を目指して1万8000円を意識しつつ、いつから下げるのかという気持ちでいます。さらに1万8000円を上抜けたときのシナリオも最近は考え始めています。
テクニカル的に上げを示唆しているのは先週、先々週からですが、月足チャーチにも上げのシグナルが出て来ています。
この状況は、自身の建玉の都合に関係なく、きちんと受け入れて、対応することが必要だと考えつつ、シナリオは細かく書き換えていくしかないと考えます。
現状は、5日線25線75日線も変わらず上昇示唆しています。並びも完全に上昇トレンドの最高潮に強い状況となっています。逆にこれ以上強い形は作れないという事でピーク近いということを連想させます。
週末の足型は限りなく十字線に近いというのが感想です。日経平均はさすがに完璧な十字線にはなりませんでしたが、日経連動の指数の中には 十字線になっているものもありました。
高値更新の十字線は迷っているという見方が出来ます。さてさてどうなるでしょうか?
テクニカル指標

一目均衡表で見ると 上昇シグナル継続中で遅行線との関係で未来予測をすると後3営業日で天底一手となりますが、どうなるでしょうか?
ボリンジャーバンド
広がるバンドに対して+2σに絡まって上昇していますので、押しても+1σというボリンジャーウオーク継続中と考えます。
逆に+1σを割り込んだら買い玉の利確というのがセオリーになります。
そして上昇を示唆するものとして、月足のボリンジャーが収斂して、今月の足が陽線で+2σを上回っていることで、このあと上値追いをしていくかもという動きに見受けられます。
もちろんここから下離れがないとは言いきれませんが、可能性としては上を目指す可能性が高いと考えます。
総合判断
上値追いを示唆したシグナルが多数と見受けられるので、更なる上値追いを意識しつつ、いつ来るかわからない調整も準備して待ち構えたいと思います。
そして米国の状況では為替は気持ち 円高気味 CMEは小幅に押していますが、すぐに吸収できる範囲の押しと想定できます。
週明けのイベントではおおむね動きが出ないと考え、単純な需給の動きをベースに何かしらのリスク浮上での下げ以外はジリ上げが継続かなと考えます。
いろいろな思惑が交差する状況ですが、冷静に「見えるものベース」に考えていきたいと思います。(執筆者:城 晶子)