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トランプ相場だけでは、そろそろ限界?【今週の日経平均予測】

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トランプ相場だけでは、そろそろ限界?【今週の日経平均予測】

11月11日に算出されたSQ値1万7596円を、週明けの14日に陽線で上抜けたことで、上値追いが想定され、その勢いのまま一気に節目に到達して週末入りとなっています。

この上げ方からみると、更なる上値追いも可能性として充分にあり得るという想い半面、ここ近辺が天井となり一旦調整入りとなるのか? とも思います。

値幅としては、ちょうど良いところまで上げましたが、日柄に関しては21日月曜日が一目理論と対等数値理論で、高値予測としての候補日となっています。

トランプ相場はどうなる?


ファンダメンタルとしては、アメリカの大統領選挙を終えて10日間ほどが過ぎて、いろいろ次期政権での動きも徐々に見え始め、当初思われていたトランプリスクは、完全に後退して実態のある動きが出始めています。


リスクが軽減する分 言われていたリターンに当てはまる部分も実行できるのか? 疑問符が出てきていると思われます。

相対的に見て、期待相場はまだ続く可能性はありますが、トランプ相場だけではそろそろ限界と考えます。

ここからは12月の米国の利上げ観測からくる円安が、相場を引っ張る要因になりそうですが、すでに111円が見えてきた為替相場が、どこまで円安となるのか? 期待と不安で見守っていきたいと思います。

そしてこの後 押してくるとなると、サポートラインとしては、10月28日の高値処。おおむね1万7500円近辺(SQ値)が機能してきて、あわせて25日線も機能するだろうと想定します。

さらに下が前々から言っている1万6900円どころだと考えます。

テクニカル指標


一目均衡表をみると先週同様 現在値が基準線、転換線、雲を上回っていることで完全上昇シグナル中です。


この後の展開として遅行線が月21日月曜日 プチ天底一致となることで、一旦押すかもしれないという展開が想定されます。

ボリンジャーバンド

バンドが広がりながら+2σに沿っていることで、ボリンジャーウォークに入ったと思われる動きです。こうなると+1σと+2σの間で上昇し続けていくことが想定されます。

逆に+1σを終値で割り込んだら、売り玉の仕込みおよび買い玉の縮小、上回ったら売り玉の撤退と再度 買い直しという展開が考えられます。本格的にウォークに入るか週明けは注億です。

スローストキャスト

買われすぎゾーンでの横ばいが始まったかに見える週末です。週明け下げずに横ばうようであれば、完全に上値追いが始まります。

逆にピークにも見えるので週明け前半ぐらいで答えが出ると思われます。

総合判断

完全に上昇トレンド入りしている状況です。いつ終わりが来るかは誰もわかりませんが、さらなる上値追いへの警戒感は必要です。

さて、週末の足型は、窓空けで小幅な陰線形成で週明け下への窓空けで、宵の明星を想像しましたが、今のところはなさそうです。

米国の動きでは小幅高で始まりそうです。

天井圏での横ばいか?
陽線形成で更なる上値追いになるか?
はたまたここから陰線形成で調整入りするか?

日柄 値幅的にはそろそろ押すと思うのですが、どうなるでしょうか?

私の建玉としては節目到達ですので、反対玉(売り玉)を入れて、買い玉の利確を進めて、売り玉が気持ち優勢です。更なる上値追いであれば売り玉ロスカット、買い玉入れ直しです。

逆に21日月曜日に 陰線となるのであれば売り玉の追加と、さらなる買い玉の利確を進めます。週明けも冷静に慎重に見極めたいと思います。(執筆者:城 晶子)

《城 晶子》
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城 晶子

執筆者:AFP、FP2級 城 晶子 城 晶子

きらトレ・きらストレッチ代表/トレーダーズアカデミー講師/個人投資家 現役の個人投資家。証券会社勤務の経験を経て、株式投資に目覚める。スキルアップのため、トレーダーズアカデミーに入学し【上げ相場でも・下げ相場でも利益を取る】技術を習得。見てわかるきらめきチャートを考案し、きらトレ代表として自身の長年培った知識と経験を生かした手法を伝授。どんな相場でも利益の出せる手法を学べる講義に定評がある。夕刊フジ株1グランプリ月間チャンピオンの経歴を持つ。 <保有資格>:ファイナンシャルプランナー2級 AFP 終活ライフケアプランナー 寄稿者にメッセージを送る

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