日経平均の急上昇は一旦歯止め? 週明けは押しから始まり週後半に再度上値追いへ»マネーの達人

日経平均の急上昇は一旦歯止め? 週明けは押しから始まり週後半に再度上値追いへ

日経平均

アメリカ大統領選挙で瞬間的な調整後、一気に上昇に転じた強い流れも一服に入り落ち着きを見せ始めました。

例年の動きに戻り始めた状況で、通常であればこのまま12月半ばまでは上値追いとなる事が想定されますが、急ピッチで上げた分、上値の重さを感じさせる状況となっています。

ただ、現状トレンドは、上昇を示唆していますので、基本はまだ上値追いしていくことを前提に、下げに入るシグナルが出るまでは、上値追いに備えた建玉でと考えます。

雇用統計をうけて「年内の利上げ」はほぼ確実に

雇用統計

そして雇用統計を受けて、年内の利上げがほぼ確実視され、この利上げはすでに織り込まれていることから、相場に対しての好影響は限定的で、年明け以降の利上げのペースに次の焦点が絞られていくことが想定されます。

となると、ここから一気にさらなる円安を呼び込むことはなさそうだとすると、勢いをもっての上昇は一旦歯止めがかかるのかなと考えます。

例年だと週明けは上げだが…

12月1日の高値1万8746円は値幅としては、V値の誤差の範疇とは考えられますが、いまいちインパクトが弱いので、ここから調整の可能性も少なからずありますが、もう一段上で1万9000円を意識するところまでは上げそうな気はしています

しかし、日柄としては12月1日の高値が、前回安値から16営業日となるので、基本数値の誤差範囲と考えると、日柄的には一旦押すこともアリだと考えます。

私の建玉としては、先週末に均衡で週末入りさせて 一旦買い優勢にチェンジして、木曜日に買いを一部利確で売り優勢の後、また週末は買い玉を追加して均衡で週末入りとなっています

チャートの形状を見ると中断の揉み合いか? 高値圏でのもみ合いか? と考えるのですが、トレンドを無視すると5日線との絡み方が、上値が重くなり押され始めているように見受けられます。

したがって週明けは例年だと上げという所ですが、押しから始まり週後半に再度上値追いに戻るのかな? なんて考えています

テクニカル分析

テクニカル分析

一目均衡表を見ると、今のところ上昇シグナル点灯中で 遅行線と日々線の天底一定は大きくは12月15日ですが、手前にミニ天底一定が12月12日SQ明けにやってくるので、ここから調整入りという可能性も考えられます(ここまで上げていけば)。

ボリンジャーバンド


今週末に+1σ近辺まで押しています。週明けもそのあたりで寄り付くことが想定されるのでここで反発となるか? 割り込むのか? 見極めです。

割り込んだ時はTPラインまで(25日線)とその下の-1σが抵抗帯となってくると想定します。さてどうなるでしょうか?

スローストキャスト


滑らかに2本のラインが下りています。この形は上昇力の強い形に形成されます。このまま下まで降りるのか? 途中で折れるのか? 見極めです。

下まで降りたときは折り返して上まで行けるのか? 上げきれず途中で折れて向きを下に変えるのか? でトレンドの変わり目を読み解きます。

総合判断

総合判断

現状はまだ上昇トレンド継続中ですが、明らかに弱さが出てきています。したがって上値追いの可能性が高いと判断しつつ、切り下げスタートするかもということを意識するという判断となります。

週末に入り、世の中「調整に備えましょう」というニュースが少し見受けられます。こうなると下がらず上げていく可能性も高くなります。

ただ、今回の上昇の梯子がどこで外れるのか?(上がりっぱなしの株はない)「もうはまだなり」で、もう下げると思うとまだ下げないということが現実のものとなるのか?

今年一年がここにきても具現化しているかの如く、判断が難しい師走となりました。

2016年も残すところ19営業日。自分に課題を課して、来年につながる取引をしたいと思います。(執筆者:城 晶子)

この記事を書いた人

城 晶子 城 晶子»筆者の記事一覧 http://www.traders-academy.jp

トレーダーズアカデミー インストラクター
お金のプロといわれるファイナンシャルプランナーの資格を活かし、ギャンブルではなく資産運用としての株式投資をしっかりと確立。「上げでも利益を取り、下げても利益を取り、更に株主優待も取る」をモットーに、女性目線でわかりやすく相場の現状と先行きを伝える現役のトレーダー。
<保有資格>:ファイナンシャルプランナー2級 AFP 終活ライフケアプランナー

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