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一年の計は「年末」にあり! ~来年こそ家族に合った家計簿を~

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一年の計は「年末」にあり! ~来年こそ家族に合った家計簿を~

もう年の瀬ですね。

お仕事をお持ちの方は仕事じまいに向けてまい進、そして夜は忘年会なのでしょうか。

主婦の方々も、やっぱり新年は晴れ晴れと迎えたいですから、普段できないことを一気に片づけるのに大忙しの毎日なのではないでしょうか。

そんな最中にもうひとつお仕事を提案するのは恐縮なのですが、年内にやってほしいことがあるのです。

新年からの家計簿をどうするかの算段、それです


なぜ年末に家計簿を考えるのか?

もちろん現行の家計簿のつけ方に問題を感じていないのであれば「来年からもこれでいこう」で済みます。

ですが現在つけていないならもちろん、今年までのやり方に不満をお持ちなのであれば変えるべきでしょう。そして、チェンジのタイミングは今を置いてはありません。

なぜ年末なのか。

それは、家計簿は一年単位でつけるものだからです。

一年単位でつけるのであれば、スタートは税制の区切りである1月か、子どもたちの生活の区切りである4月のどちらかですね。とはいえ3月は休みがないくせに忙しい。

それに家計簿はつける前にレシートなどの資料を集めることから始めなくてはなりませんから、1月にスタートするなら1月1日からの情報が必要です。それゆえ、今なのです。

家計は一年をまとめなきゃ分からない!

そもそもなぜ家計簿は月単位ではなく年単位なのでしょうか。それは、収入も支出も、月ごとにかなりの変動があるからです。

いくつか例を挙げると…、

収入の変動要素

・ 残業量。

・ ボーナスの有無。

支出の変動要素

・ 持ち家なら固定資産税、賃貸なら更新料といった年1回の支出。

・ 大型家電や家具などの、10年前後ごとの大きな買い物。

・ 電力料金やガス料金は冬や夏に多い。

・ 被服費も衣替えのシーズンに山場を迎える。

・ お年玉や入学祝のような、交際費がかさむ季節。

・ 保険料を節約するために年払いにしているなら、それも。

このように、一年を通して山あり谷ありだからこそ、家計簿をつけるのです。

支出が少ない月にプラスだったからといって、そのまま生活すれば破たんします。

反対に毎月の支出に上限を設けてしまうと、いざというときの大きな支出に耐えられません。

よく雑誌などに家計診断のコラムがありますが、それだって年間の平均値を出しているはずです。

楽な時もしんどい時もひっくるめて、一年間を俯瞰して反省したり来年に活かしたりすれば良いと思います


家計簿をつける方法3つ

「家計簿をつけるだけで家計は改善する」とまで言われる家計簿です。ですが地道な作業ゆえなかなか続かないものでもあります

ところで一口に家計簿とはいっても、昔とは違ってさまざまな方法があります。最後に、代表的な家計簿のつけ方を3つご紹介します。ぜひこの中から、ご家族に合ったものを選んでください。

1. 家計簿ノートを活用

従来から存在する、古典的な方法ですね。とはいえ書店やスーパーでも各種並んでいるところを見ると、依然としてファンがいるのでしょう。

ノートに数字を書き込み、自分で電卓をたたいて作成します。

メリットは、紙でできたノートであることでしょう。のりやテープでいろいろ貼り付けられますし、どこにだってメモを書き込めます。

また起動時間が0秒だというのも、後二者には真似できない長所です。

2. エクセルなどのソフトを活用

私はこれで実際に続けています。検索ボックスに「家計簿 テンプレート」と入れるだけで、いろんな種類のものが出てきますよ。

メリットは、汎用性のあるソフトなので項目の追加や削除などカスタマイズが簡単にできること

それから自動計算と自動グラフ作成ができるのもありがたいです。1年が終われば、プリントアウトして保管することもできます。

3. 家計簿アプリを活用


最近登場したのがこのタイプ。スマホアプリの「マネーフォワード」(同名の企業のIPOが待たれます!)がその代表でしょうか。

なんといってもそのメリットは手軽さでしょうレシートはカメラで撮影するだけで自動的に項目に仕分けてくれます

また銀行や証券などの金融機関や電力・ガスなど各種サービスの個人情報と紐付けすることで、自動的に家計簿が書き込まれていきます。

買い物のほとんどがクレジットカードなら、何もしなくても家計簿が完成するんですよ♪(執筆者:徳田 仁美)


《徳田 仁美》
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徳田 仁美

徳田 仁美

関西地方都市在住の30歳代主婦。某私立大学文学部卒。「良いものを長く使う」「不健康が最大の損失」「家族円満は無料で最大の幸福」を心がけて、主婦業を営む。夫の収入で家計を管理する、現在は2児の母。子だくさんでも成立する家計を模索。家計とは別に、結婚前の貯金を株式投資やFXなどで運用する。投資歴は8年程度。最近は新しい時代を作ってくれそうな企業に注目している。 寄稿者にメッセージを送る

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