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わが子の才能を開花させたい! 子どもに習い事をさせるときに考える3つのポイント。

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わが子の才能を開花させたい! 子どもに習い事をさせるときに考える3つのポイント。

小さなころからできる様々な習い事


入園・入学、進級の慌ただしさが落ち着いた5月。新たな生活にも慣れ、+αの習い事が気になり検討している人もいるでしょう。

・ スイミング
・ 英会話
・ ピアノ
・ 体操
・ 習字
・ そろばん

それぞれのメリットが並び、早期に始めることをすすめられると、我が子の才能が未知数なころはついあれもこれもと考えがち。

これから習い事を考えてる方に、気を付けるポイントをご紹介します。

(1) 費用

1つ、1つの月謝等は数千円程度だとしても、2つ、3つ重なったり兄弟ともに習ったりすると、月に数万円という費用になっていることも。

年間に直した場合、皆さんはどれくらいの金額をお子さまの習い事にかけていますか?

教育費が特に多くかかるのは大学生のころ

子どもが小さいうちも教育費はかかっているように感じます。

しかし公立私立の違いなど進学先にもよりますが、学校等にかかる費用は、小さい頃にかかる費用に比べたら多くなります。

小さいうちが貯めやすい


子どもが小さいうちは家計に余裕を持たせやすい。そのため、習い事をいろいろさせることも今の時点では可能かもしれません。

しかしながら、成長にしたがい検定や発表など月謝以外の支払いが出てきたり、上級レベルのコースに進んだりと習い事の費用も上昇してきます。

今の費用だけでなく、今後の習い事の見通しや将来的な進学費用準備のことも考えて、習い事は多くし過ぎないよう気をつけましょう。

(2) 時間

今後、勉強がむずかしくなってきたり受験を考えたりするころになると、塾通いを始めるようになるかもしれません。

そうなると費用以上にやりくり考えなければならなくなってくるのが時間です。塾通いの他にも部活との両立も考える必要がある人もいるでしょう。

親も送り迎えも負担

習い事の他に塾通いと連日学校外の予定が入ると、親も送り迎えが負担になる場合もあります。

兄弟3人の友人宅では、一緒に通わせられるからと思って始めました。

しかし、レベルに応じたコースによって時間がずれたり上の子の塾通いが始まったりしたことで、放課後は子どもたちの送迎のやりくりで毎日走りまわるようになってしまったそうです。

長くやると辞めるのも困難


大きくなってから習い事を取捨選択させようとしても、学習以外での評価される機会や今まで上達してきたことを考えると、なかなか続けてきたことを辞める決心がつかないこともあります。

お金と同様、時間も限りあるもの。バランスを考えて、習い事も選択していく必要があります

(3) 経験

いろいろな経験をさせるために、習い事も複数させるという考えもあるかもしれません。

しかしながら複数の習い事をしているとそこに通うことで予定がうまります。交流も同じ習い事の特定の範囲の関わり合いになりがち

振り返って思うこと

私の子どもたちは平日の習い事は少なかったのですが、二人ともスポーツ少年団に入っていたので試合や練習で土日とも終日予定がいっぱいとなっていました。

やっていて良かったと思うことも多く後悔はしていませんが、市や民間のイベントなどでいいなと思うものがあってもなかなか参加できないことが多くありました。

より幅広いジャンルや交流の経験を持たせるにはもう少し余裕のあるものを選択しても良かったかなとも思います。

「費用・時間・経験」はそれぞれ相互に関係

続けることも意義のあることだから、習い始める時に慎重に選ぶということも大切ですが、子どもの可能性は無限大。

どういう才能があるからわからないから、まずは試しにいろんなことに挑戦させることも良いことでしょう。

決める前に考えるポイント


習い事を考える時にはこれらが、「今」と「これから」の生活とバランス取れているかどうかよく考えてください

今は時間も家計も十分成り立っているとしても、子どもが大きくなってくると子ども自身や親の負担が思いのほか大きくなってくることもあります。

そういった時にどれを続けてどれをやめるか、習い事を見直していくポイントについては次回の記事に書く予定です。(執筆者:柴田 千青)




《柴田 千青》
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柴田 千青

柴田 千青

Life Assist Salon 代表 茨城県出身。東京理科大学卒業後、技術者としてメーカー勤務。出産退職を機にFP資格を取得。お金の知識は社会生活で誰でも欠かせないことに気づき、一般への知識普及・教育の必要性を痛感。独立系FPとして相談業務の一方で、学校や自治体での講演や子ども向けの授業やワークショップを行う。 <保有資格>:2級ファイナンシャルプランニング技能士、AFP 寄稿者にメッセージを送る

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