PayPayカードは、PayPayのチャージが楽になったことや還元率のよさから評価の高いカードです。
しかし、自身に合うカードかどうかわからず、発行すべきかどうか悩みを抱いている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、PayPayカードのポイント還元をするメリットや発行手順などを詳しく解説します。また、実際に利用している方のよい口コミや悪い口コミもあわせて紹介します。
本記事を読めば、PayPayカードが自身に向いているかどうかがわかるでしょう。
PayPayカードに興味がある方や発行するかどうか検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
PayPayカードの特徴!ポイント還元率は?
PayPayカードは、唯一PayPayに直接チャージできるクレジットカードなため、PayPayユーザーであればメインカードにしたい1枚です。
PayPayカードの基本情報とポイント還元率の詳細を確認しましょう。
基本情報
PayPayカードは、その他のクレジットカードと同じく、インターネットショッピングやPayPay加盟店以外の店頭での支払いなどで利用できます。
PayPayカードの基本情報は、次の表のとおりです。
年会費 | 永年無料 |
ブランド | JCB、Visa、Mastercard |
ETCカード | あり(年会費550円) |
家族カード | あり |
3Dセキュア | 対応 |
Apple Pay | 対応 |
利用速報 | 対応 |
旅行保険 | なし |
PayPayカードは、年会費永年無料で利用できます。ブランドも3種類あるため、自身の好みに合わせて選択可能です。
ポイント還元率は最大1.5%
PayPayカードで支払う際、通常のポイント還元率は1.0%ですが、PayPayステップの条件を達成すれば最大1.5%にアップします。
PayPayステップは300円以上の利用を30回以上かつ、合計10万円以上の利用で条件を達成できます。
ただし、PayPayあと払いの登録を済ませていなければ条件を達成してもポイント還元率はアップしないため、注意が必要です。PayPayあと払いは、事前にPayPay残高にチャージせず、PayPay残高にお金がなくても支払いが可能です。
手数料無料の一回払いを利用すれば、クレジットカードの一回払いと同じように利用できます。
PayPayカードのポイント還元をするメリット
PayPayカードでポイント還元をするメリットは、大きく次の4つです。
- 即日発行が可能
- 年会費は無料
- PayPay残高にチャージできる
- セキュリティも万全
PayPayカードには、数多くのメリットがあります。それぞれ詳細をみていきましょう。
即日発行が可能
PayPayカードは、即日発行が可能です。
たとえば、インターネットショップで当日買いたいものがあってもクレジットカードがないため買えない状況で、PayPayカードを利用できます。
申し込みから審査までが最短7分で完了し、PayPayやインターネットショップなどですぐに利用できます。
年会費は無料
PayPayカードは年会費無料で、次年度以降も年会費は一切かかりません。
クレジットカードを持っていてもお金がかからないため、気軽に持てます。
無料にもかかわらず入会特典で最大7,000円分のPayPayポイントがもらえたり、アプリで利用明細の確認ができたりとメリットも多いため、クレジットカード初心者の方にもおすすめです。
PayPay残高にチャージできる
PayPay残高にチャージできるのも、PayPayカードの魅力です。
PayPay残高にチャージする方法は、次のとおりです。
- PayPayカード
- 銀行口座
- セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM
- SoftBankまとめて支払い
- Y!mobileまとめて支払い
- ヤフオク!の売上金
- PayPayフリマの売上金
- PayPayあと払い
PayPay残高に直接チャージできるクレジットカードはPayPayカードのみです。
PayPay残高にチャージするとチャージ金額がPayPay残高として表示され、PayPayを利用すると支払い金額が差し引かれます。
セキュリティも万全
PayPayカードは、ナンバーレスカードです。ナンバーレスカードとは、カード番号や有効期限などの記載がないクレジットカードのことです。
PayPayカードは店員に渡したり、他人に見られたりしてもカード番号を知られることがありません。そのため、不正利用の危険性が低く、セキュリティは万全だといえるでしょう。
PayPayカードのポイント還元をするデメリット
PayPayカードでポイント還元をするデメリットは、次の3つです。
- 保険が付いていない
- 還元ポイントはPayPayでしか利用できない
- ポイントで商品と交換できない
数多くのメリットがあるPayPayカードですが、デメリットも存在します。PayPayカードの利用を検討している方は、デメリットもきちんと把握しましょう。
それぞれ詳細を確認します。
保険が付いていない
PayPayカードには、海外旅行保険が付いていません。そのため、PayPayカードで旅行代金を支払ったとしても、トラブルに巻き込まれたときの補償がありません。
クレジットカード自体が盗まれたり、紛失したりして不正利用された場合は手続きをすれば補償されます。
しかし、病気やけがなどの医療費は補償されないため注意が必要です。
還元ポイントはPayPayでしか利用できない
PayPayカードで貯まるポイントは、PayPayポイントです。そのため、還元されたポイントは、PayPayでしか利用できません。
PayPayが利用できる店舗でなければポイントを利用できないため、PayPay加盟店を利用しない方には不向きです。
ポイント還元率が高いことが魅力ですが、自身の利用状況と照らし合わせて申し込みするのかを検討しましょう。
ポイントで商品と交換できない
PayPayポイントは、いくら貯めても商品と交換はできません。
実店舗やインターネットショッピングの買い物に利用するか、ポイント運用で利用できます。ポイント運用は、貯めたPayPayポイントを選んだコースに追加すると簡単に運用できるサービスです。
運用に興味がある方には便利なサービスといえるでしょう。
ポイントの運用は可能ですが、2023年2月現在では商品には交換できないため注意しておきましょう。
PayPayカードのポイント還元率を上げる方法
PayPayカードのポイント還元率を上げる方法は、次のとおりです。
- あと払い登録をする
- PayPayステップを攻略する
- コンビニで少額決済を繰り返す
PayPayカードのポイント還元率は、自動的に上がるものではありません。
ポイント還元率を上げる方法を確認しましょう。
あと払い登録をする
PayPayカードのポイント還元率を上げるためには、あと払い登録をしなければなりません。
あと払い登録は、PayPayあと払いの利用申し込みが必要です。申し込み方法は次のとおりです。
- PayPayアプリホーム画面の「残高払い」のスイッチを右へスワイプ
- 「利用を申し込む」を選択
- 氏名や生年月日など必要事項を入力
- 連絡先や職業など必要事項を入力
- 運転免許証の情報を入力
- プラスチック製のカードの有無を選択
- PayPayあと払いに利用する口座を登録
- 申し込み完了
運転免許証、支払い口座の情報、勤務先の情報をあらかじめ用意しておくとスムーズに手続きが進みます。
あと払い登録をしていない会員は最大1.5%のポイント還元を受けられないため、お得に利用したい方は登録しましょう。登録は、難しくありません。
PayPayカードを持っていない方は、クレジットカード作成時にあと払いの登録も済ませるとよいでしょう。
PayPayステップを攻略する
PayPayカードのポイント還元率を上げるためには、PayPayステップを攻略する必要があります。
PayPayステップは、PayPay決済やPayPay残高など指定された支払い方法に加えて、一定の条件を達成するとポイント還元率が上がる仕組みのことです。
達成するための条件は、次の2つです。
- 300円以上の会計を30回以上おこなう
- 合計で10万円以上利用
一見すると、難しいように感じる方もいるでしょう。
しかし、毎日コンビニで買っているコーヒーや水道や電気代などの光熱費をPayPay残高やPayPayカードで支払うなど少し工夫すれば達成は難しくない方もいるでしょう。
生活費の支払い方法をPayPay残高からの支払いやPayPayカードに置き換えれば十分達成可能な数字です。
コンビニで少額決済を繰り返す
PayPayカードのポイント還元率を上げるためには、300円以上の会計を30回以上おこなう必要があります。
そこで、コンビニで少額決済を繰り返す方法が有効です。
300円以上であれば1回にカウントされるため、毎回数千円も数万円も利用する必要はありません。
こまめに少額決済をおこなうことで30回以上の条件も問題なくクリアできるでしょう。条件達成を狙うなら、コンビニでの少額決済がおすすめです。
PayPayカードのポイント還元率が上がるネットショップ
PayPayカードを利用すると、ポイント還元率が上がるインターネットショップがあります。
- Yahoo!ショッピング
- LOHACO
- PayPayモール
ほかのインターネットショップを利用するよりもお得です。
PayPayカードの利用を検討している方は、認識しておきましょう。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは、Yahoo!JAPANが運営するオンラインショッピングモールです。
有名ブランドの商品や人気の家電、食料品、ギフト、日用品などさまざまな商品がそろっています。PayPayを連携すれば、PayPayポイントが利用できるうえ、貯めることも可能です。
通常1%しか貯まらないPayPayポイントが5%も貯まります。5%の内訳は、次の表のとおりです。
PayPayカード特典 | 1% |
Yahoo!ショッピングでPayPayカード払い | 3% |
ストアポイント | 1% |
合計 | 5% |
すべて達成すると、利用金額100円につき5%ずつ貯まります。
割引やポイント付与など商品がお得に買えるさまざまなキャンペーンを実施しています。キャンペーン情報をあらかじめカレンダーで確認できるのも非常に便利です。
また、安心かつスピーディーに商品を届ける優良配送であるため、利用者はよりよい買い物体験ができるでしょう。
LOHACO
LOHACOは、アスクル株式会社がヤフー株式会社の提供するECプラットフォーム提供サービスを利用して運営するオンラインショッピングサイトです。
日用品の品揃えが充実していることが特徴で、米や飲料、トイレットペーパー、化粧品などさまざまな商品が最短翌日で届きます。
Yahoo!ショッピング同様、通常1%しか貯まらないPayPayポイントが5%も貯まります。5%の内訳は、次の表のとおりです。
PayPayカード特典 | 1% |
LOHACOでPayPayカード払い | 3% |
ストアポイント | 1% |
合計 | 5% |
利用金額100円につき5%ずつPayPayポイントが貯まります。
また、1回の注文金額の合計が3,780円(税込)以上で基本配送料が無料になります。日用品をまとめて購入したい方はお得に利用できるため、おすすめのインターネットショップです。
PayPayモール
PayPayモールは、ヤフー株式会社が運営するオンラインのショッピングサイトで、2019年10月に誕生しました。
ストア評価や商品レビューなど、ユーザーからの支持が高い厳選ストアのみが出店していましたが、2022年10月にYahoo!ショッピングと統合しています。
PayPayモールの強みである商品情報が整理されたデザインと、商品を探しやすい検索機能など利便性を高めてリニューアルされました。
Yahoo!ショッピングと統合されたため、ポイント還元率もYahoo!ショッピングと同じです。
利用金額100円につき5%ずつ貯まるため、PayPayユーザーはお得に利用できます。
PayPayカードの良い評判や口コミ
PayPayカードの良い評判や口コミを紹介します。代表的なものは、次の2つです。
- ポイントが貯まりやすい
- PayPayとの親和性が高い
いずれも多くの方があげているPayPayカードの魅力です。
実際の口コミをみていきましょう。
ポイントが貯まりやすい
ヤフーショッピング、ヤフオクを使っているのでポイントはよく貯まりますね。
引用元:価格.com
ポイントがよく貯まると評価している口コミです。
とくに、Yahoo!ショッピングやヤフオク!を利用している方はよくポイントが貯まります。
Yahoo!ショッピングは、PayPayカードを利用すれば毎日5%の還元率です。同じ商品を購入するなら1%しか貯まらない他のサイトを利用するよりも、Yahoo!ショッピングを利用した方が5倍もポイントが貯まります。
PayPayカードユーザーであれば、インターネットショップはYahoo!ショッピングの利用をおすすめします。
ヤフオク!もPayPayカードで支払いできるため、PayPayポイントを効率よく貯められるでしょう。ヤフオク!の売上金はPayPayにチャージできるため、便利です。
また、2022年4月1日よりTポイントがPayPayポイントへ交換できます。
今までTポイントを貯めていたけど、これからはPayPayポイントを貯めたい方には魅力的な制度です。Tポイントは、PayPayアプリのチャージ画面などから交換できます。
PayPayとの親和性が高い
paypayとの親和性が高く、還元も1%ありますので今後もずっと使用する予定です。
引用元:価格.com
PayPayカードとPayPayの親和性の高さを評価している口コミです。今後も活用する予定であるため、非常に評価が高いことがわかります。
口コミにもあるように、PayPayカードはPayPayと非常に相性がよいことが特徴の一つです。たとえば、銀行口座からPayPay残高にチャージして支払う場合は、手に入るPayPayポイントは0.5%です。
しかし、支払いをPayPayカードでおこなう場合はPayPayポイントは1%の還元となります。
さらに条件を達成することで、最大1.5%の還元が受けられます。
PayPayカードの悪い評判や口コミ
PayPayカードの悪い評判や口コミを紹介します。代表的なものは、次のとおりです。
- カスタマーセンターにつながりにくい
- 悪用された場合の補償がなくなっていた
- ブラウザからしか明細がみられない
良い口コミのみ参照しても、PayPayカードが本当に自身に合っているかどうかわかりません。悪い口コミも含めて判断してみてください。
カスタマーセンターにつながりにくい
【ポイント・マイル】Yahoo!ショッピング利用者にはポイント増量セールが頻繁にあり、payapayが」お得に貯まります。
引用元:価格.com
【申込手続き】これは誰でもwelcomeといった感じでスマホで簡単に申請、すぐに審査完了メールが来ます。ここはいいのか悪いのかともかく簡便。
【総評】最大の問題はサポートです。問い合わせ電話は0570の有料、それはどこのカード会社も同様かもですが全く繋がりません。そんなに人気なの?待ってると電話代が怖ろしいことになりそうで断念。チャットを申し込むとこれまたオペレーターが対応してくれるまでかなりPCの前で画面とにらめっこ( ´艸`)。やっとやっと通じ、チャット出来ましたがのの面倒くさい対応、改善の余地ありです。Yahoo!ショッピングでカメラ機材を買うことが多くpaypay付与は魅力なのですがサポートに不満が多く、継続しようか迷っております。新規でお考えの方、熟考をお勧めします。
PayPayがお得に貯まり、申し込み手続きもスマートフォンで簡単にできることを評価する一方で、サポート面に不満を感じている口コミです。
会員専用サイトから問い合わせの電話にたどり着くのに苦労し、問い合わせ電話が有料でなかなかつながらない状況だったようです。電話がつながりにくい時間があるのは、どのクレジットカードでも同じです。
電話がつながりにくい状況を避けたい方は、昼休憩の時間帯や仕事終わりの夕方の時間など混雑が予想されるタイミングに問い合わせるのを避けましょう。
サービス全般に関する問い合わせについては有料ですが、紛失盗難に関する問い合わせについては無料です。窓口の受付も24時間365日対応しており、非常に良心的です。
悪用された場合の補償がなくなっていた
Yahooカードを保持していたら、勝手に切り替えられて送られてきました。色々調べてみると、(こちらのクチコミにもありましたが)カードが悪用されてしまった場合の補償がなくなった模様……。怖くてそんなカードは持ち歩けないし、使えません。YahooショッピングやPayPayを普段ほとんど使わないので、解約しようと思います。(解約までも大変らしいですが……)
引用元:価格.com
カードを悪用されてしまった場合の補償がないから不安を感じるという口コミです。
しかし、PayPayカード株式会社はご利用覚えのない請求に関してという通知を出しています。不正にクレジットカードが利用されていることが判明したら、所定の手続きと調査をおこないます。
利用者に重大な過失がないと判断されれば、利用者が支払いを負担する必要はありません。
紛失盗難カードや偽造カードの不正利用防止を目的として、クレジットカード利用のモニタリングもおこなっているため、安心して利用できます。
ただし、問い合わせる前にご利用明細書を確認した方がよいでしょう。利用店名と実際の利用店舗名称が異なる場合があるからです。
また、自身で利用した覚えはあっても利用内容の詳細が不明である場合は調査をおこなってもらえます。結果がわかり次第、原則書面にて回答があります。
ブラウザからしか明細がみられない
【ポイント・マイル】ヤフーショッピング・paypayモールでお祭り中いっぱい還元されますジャンボ祭でも、このカードで支払いにすれば少しポイントがお得
【会員専用サイト】ここが一番の欠点ですブラウザからしか明細が見られない、さらにスマホからじゃないと見られませんパソコンじゃ無理です。もしスマホ壊れたら不便ですアプリもないし、利用の反映も遅いし、改善を求む!
【総評】paypayユーザーなら必須です!paypay最高!
引用元:価格.com
PayPayカードを評価しつつも、ブラウザからしか明細を見られないため不便という口コミもありました。
PayPayカードの請求金額を確認したい場合は、PayPayアプリから確認できます。請求金額の確認方法は、次のとおりです。
- PayPayアプリの「あと払い」アイコンをタップ
- 上部にある「請求額」から確認
2つのステップで確認できるため、非常に簡単です。
請求金額はWebでの会員メニューからも確認でき、PayPayアプリ同様2つのステップで見られます。
- 「会員メニュー」にアクセス
- 上部にある「請求金額」から確認
公式サイトによれば、PayPayアプリにPayPayカードを登録している方はアプリから確認した方がよいと記載がありました。
また、支払い金額は毎月20日に確定し、翌日に会員メニューとアプリに反映されます。ただし、口座振替を設定している金融機関によっては、毎月15日に支払い金額が確定する場合があるため注意が必要です。
支払い口座の登録が済んでいない方は、毎月10日に支払い金額が確定します。
PayPayカードを発行する手順
PayPayカードを発行する手順は、大きく3つのステップに分かれています。
- 申し込み情報を入力する
- 審査結果が届く
- カードが郵送される
PayPayカードを発行するのは難しくなく、24時間いつでも申し込めます。
これからPayPayカードを発行する方は、ぜひ参考にしてみてください。
1:申し込み情報を入力する
PayPayカードを発行するために、まずは申し込み情報を入力します。
名前、住所、勤務先など必要事項を入力したら、毎月の利用金額を支払うための金融機関口座を登録します。
入力をスムーズに進めるために、あらかじめ運転免許証やキャッシュカードなどを準備しておきましょう。WebサイトからPayPayカードを申し込んだ場合は、後日郵送での口座設定も可能です。
申し込みの際に、支払いにPayPayカードを登録できます。
登録すればクレジットカードの番号や明細をPayPayアプリ内で確認できるため非常に便利です。チャージ不要でPayPayを利用できるPayPayあと払いも利用できるようになるため、登録しておくとよいでしょう。
また、新規で申し込む場合は、クレジットカード申し込み前にYahoo! JAPAN IDとPayPayの連携が必要です。
2:審査結果が届く
PayPayカードの審査は非常に早く、申し込みから最短7分で手続きが完了します。
申し込み時に口座登録が完了していればすぐにクレジットカードの番号や有効期限が確認できるため、インターネット上での買い物に利用できます。
Yahoo!ウォレットの通常利用する支払い方法にPayPayカードが登録されるため、Yahoo!ウォレットが利用できるサイトでもすぐに利用を開始できます。
しかし、実際にクレジットカードが手元に届くまでには、1週間程度かかるため注意が必要です。
そのため、すぐに利用したい方は申し込み時に口座登録を忘れないようにしましょう。
3:カードが郵送される
プラスチック製のクレジットカードは、申し込みから1週間前後で手元に届きます。
申し込み時に後日郵送での口座設定を選んだ場合、カードを受け取る際に本人確認が必要となるケースがあります。受け取りの際は、運転免許証やパスポートなど本人確認ができるものを用意しておきましょう。
また、本人確認が必要な場合は直接でなければ受け取れません。
不在であってもポストに入れるようなことはしないため、直接受け取れるように日程調整しましょう。
PayPayカードの審査基準
PayPayカードの主な審査基準は、次のとおりです。
- 本人か配偶者に定期的な収入がある
- 日本国内在住の満18歳以上
- Yahoo! JAPAN IDを取得
それぞれ解説します。
本人か配偶者に定期的な収入がある
PayPayカードの審査に通過するためには、定期的な収入が必要です。
しかし、正社員としての雇用の有無は関係なく、アルバイトで収入を得ている場合でも申し込み可能です。また、本人に安定した継続収入がない専業主婦の方でも、配偶者に収入があれば申し込めます。
比較的間口が広いことがPayPayカードの魅力です。
日本国内在住の満18歳以上
日本国内在住の満18歳以上の方であれば、PayPayカードの審査対象です。
2022年4月1日の民法改正によって成人年齢が引き下げられたため、18歳から申し込めるようになりました。ただし、18歳以上であっても高校生は申し込めないため注意が必要です。
Yahoo! JAPAN IDを取得
PayPayカードの審査を受ける場合、ログインに必要なYahoo! JAPAN IDを取得する必要があります。
Yahoo! JAPAN IDを取得する手順は、次のとおりです。
- Yahoo! JAPAN IDの登録ページを表示
- 携帯電話番号を入力して「次へ」のボタンをクリック
- SMSに記載されている確認コードを入力して「確認する」のボタンをクリック
- 画面に従って入力を進め、「登録する」のボタンをクリック
- 登録完了
携帯電話番号を持っていない方は、手続きできません。携帯電話番号をあらかじめ用意し、PayPayカード申し込み前にYahoo! JAPAN IDを取得しておきましょう。
PayPayカードが発行できない場合の対処法
PayPayカードが発行できない場合の対処法は、大きく2つあります。
- 6か月以上経過してから申し込む
- 他のカードを利用する
審査対象であってもPayPayカードを発行できるとは限りません。
ただし、発行できなくてもすぐに諦める必要はありません。対処法をみていきましょう。
6か月以上経過してから申し込む
PayPayカードに落ちる原因はいくつかありますが、原因を解消して再度申し込むことで審査に通過する可能性が上がります。
たとえば、クレジットカードの利用履歴が全くない方は過去の支払い実績がないため、審査に落ちている可能性があります。その場合はクレジットカードの利用履歴を作り、原因が解消できたら再度申し込みます。
ただし、再申し込みする場合は6か月以上経過してからにしましょう。個人信用情報機関に申し込んだ情報が残っているため、1〜2か月などの短期間で申し込むのはおすすめしません。
まずは原因を探り、6か月以上の期間を空け、その間に自身の状況を整えて申し込みましょう。
他のカードを利用する
PayPayカードが発行できなかったときの対処法として、他のクレジットカードに申し込むのも一つの手です。
クレジットカードの審査は、会社によって審査基準が異なります。そのため、PayPayカードの審査に落ちたとしても、ほかのクレジットカードであれば審査に通過できる場合があります。
会社ごとに入会資格や年収、勤続年数などの基準に差があるため、PayPayカードが発行できなかったからと諦める必要はありません。
自身の条件に合いそうなクレジットカードを再度探してみましょう。
PayPayカード以外でおすすめのクレジットカード
PayPayカード以外でおすすめのクレジットカードは、次の3つです。
いずれも年会費無料で利用できる、非常に便利なクレジットカードです。
PayPayカード以外でクレジットカードを発行したいのであれば、次に紹介する3つの中から選んでおけば間違いありません。
それぞれ詳細を確認します。
JCB CARD W
JCB CARD Wは、国内で利用しても海外で利用しても常にポイント2倍です。
ほかにも、Amazonやセブンイレブン、スターバックスなどパートナー店で利用すれば最大21倍ポイントが貯まります。
PayPayカード同様にナンバーレスのクレジットカードと裏面にカード番号記載したカードの2種類から選択可能です。どちらも表面にはカードの記載がないため、店舗でクレジットカードを利用する際も、安心して利用できます。
不正利用防止のため24時間365日監視していることに加え、紛失や盗難など万が一のときは全額補償されます。クレジットカード初心者の方や高いセキュリティを求める方におすすめのクレジットカードです。
ただし、申し込みはWeb限定で18歳から39歳までの方しか申し込みできないため注意が必要です。
三井住友カード
三井住友カードはPayPayカード同様、カードの到着を待たずに利用を開始できます。
最短5分で即時発行でき、インターネットショッピングやスマートフォン決済に利用できるため非常に便利です。
セブンイレブンやマクドナルドなどの人気店で最大5%のポイント還元が受けられます。普段利用しているコンビニや飲食店で気軽にポイントが貯められるのは魅力的です。
また、SBI証券口座でつみたて投資をすれば、毎月の積立額に応じてVポイントが貯まります。つみたてNISAにも対応しているため、積み立てをしながらポイントを貯めたい方におすすめです。
ただし、通常は還元率が0.5%であるため注意が必要です。自身の利用状況をしっかりと把握したうえで申し込みましょう。
リクルートカード
リクルートカードは、還元率は1.2%と高い還元率が魅力のクレジットカードです。
PayPayカードにはない旅行傷害保険もついており、海外であれば最高2,000万円まで補償されます。ショッピング保険も年間200万円ついており、安心して買い物ができます。
また、Pontaポイントやdポイントと交換できるため、Pontaポイントやdポイントを貯めている方にはおすすめのクレジットカードです。
PayPayカードのポイント還元率に関するよくある質問
PayPayカードのポイント還元率に関するよくある質問は、次のとおりです。
多くの方が疑問を抱く質問です。疑問点は解消してから申し込みをしましょう。
最も還元率が高いカードの国際ブランドは何ですか?
国際ブランドによって、PayPayカードの還元率は上下しません。
PayPayカードは、VISA、Mastercard、JCBから選べます。
VISAは、加盟店が多いことが特徴で、海外でのお得な優待サービスがあります。
Mastercardは、VISAについで加盟店が多く、コストコでクレジットカード決済が利用できることが魅力です。
JCBは、海外の一部地域や店舗では利用できないことがありますが、JCBプラザやJCBプラザラウンジが利用できます。
PayPayカードの還元率には影響がないため、自身の好みに合わせて国際ブランドを選ぶとよいでしょう。
ゴールドカードに変更できますか?
PayPayカードゴールドに変更可能です。
ゴールドカードは通常のカードよりも多くの特典を受け取れます。
たとえば、国内主要空港ラウンジが無料で利用できたり、年間最大300万円までのお買い物補償がついていたりとお得です。
また、海外旅行中の急な病気やけがに対する補償もついており、海外旅行は最大1億円、国内旅行は最大5,000万円まで補償されます。旅行を好む方は、PayPayカードゴールドを検討してもよいでしょう。ただし、年会費が1万1千円(税込)かかるため注意が必要です。
海外でのキャッシングにおける返済方法はどうなりますか?
海外でのキャッシングにおける返済方法は、リボ払いのみです。
リボ払いは、融資残高に応じて支払い金額が決まる仕組みです。返済期間は原則5年以内、60回以内と決まっています。
担保や保証人も必要なく現金を借入できるサービスで非常に便利ですが、利息がかかったり、返済が遅れると遅延損害金がかかったりするため、注意が必要です。
家族カードやETCカード利用はできますか?
PayPayカードは、家族カードとETCカードを利用できます。
家族カードは家族が利用できるPayPayカードで、本会員のカード利用代金とあわせて請求や引き落としがかかるため管理が便利です。
ETCカードはETC専用のカードで、年会費が1枚あたり550円(税込)かかります。ただし、PayPayカードゴールドであれば年会費は無料です。
デザインは何を選べばよいでしょうか?
PayPayカードのデザインは機能に影響を与えるわけではないため、好みのデザインを選んでかまいません。
PayPayカードのデザインは、よこ型とたて型の2種類です。よこ型とたて型ともに凹凸がない仕様、マットな質感でより洗練されたデザインです。
さまざまなデザインがあるクレジットカードと比べると選ぶ際に迷うことも少なく、シンプルなデザインを好む方には非常に魅力的でしょう。
まとめ
PayPayカードについて詳しく解説しました。
PayPayカードは唯一PayPayに直接チャージできるうえ、還元率は最大1.5%と魅力的なクレジットカードです。
ナンバーレスカードであるため、店舗で利用しても盗み見されることはなくセキュリティ面も安心です。PayPayと連携すればポイントも非常に貯めやすく、PayPayユーザーであればメインカードにしたい1枚です。
本記事をぜひ参考にしながら、PayPayカードを発行してみてください。
※本記事の情報は2023年2月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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