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ふるさと納税やってみた 初心者がつまずきやすいポイントを徹底解説

税金 ふるさと納税
ふるさと納税やってみた 初心者がつまずきやすいポイントを徹底解説

今年度から限度額が上がってますます注目されている「ふるさと納税」。今年こそチャレンジしてみようと思っている人も多いのではないでしょうか?

ただ、いざふるさと納税をしようとしても、特典としてもらえる商品の数も膨大で、お得な特典を探しているうちに面倒くさくなってしまったり、せっかく良い特典を見つけてもすぐに完売してしまったりと、うまくいかない人も…

そこで、今回は実際にふるさと納税を体験してみた上で、初めてふるさと納税をする方がつまずきやすいポイントに重点を置いて解説していきたいと思います。

実際にふるさと納税を体験してみた

初心者の方がつまずきやすいのは、以下の点です。


【1】どのサイトから申し込めばいいのか分からない
【2】いくら寄付すればいいのか分からない
【3】選ぶべき特典が分からない
【4】申し込み後の手続きが分からない


【1】どのサイトから申し込めばいいのか分からない

ふるさと納税は、インターネットからの申し込みが可能です。ふるさと納税の申し込みができるサイトにはこういったものがあります。

ふるさとチョイス

ふるさとチョイス

≪画像元:ふるさとチョイス

ふるさと納税サイトの最大手です。あらゆるふるさと納税の検索が可能で、金額別、特典別、自治体別など検索もやりやすいのが特徴。

しかも、460の自治体においては「Yahoo!公金払い」を利用したクレジット払いに対応しています。Yahoo!公金支払いを利用できることにより、Tポイントが貯まる&Tポイントでも支払いができる、という魅力もありますよ。


ふるなび

ふるなび

≪画像元:ふるなび

運営会社 株式会社アイモバイル

ふるなびは、他とはちょっと違う切り口のサービスを得意としています。

ふるなびの人気返礼品ランキング

年収2,000万円以上の人に、手数料無料でコンシェルジュサービスがついてくる「ふるなびプレミアム」の提供。

そして、寄附金額の半額分のふるなびグルメポイントが貯まるサービスがあり、自治体とゆかりのある提携レストランで食事(予約とポイント利用申請が必要)に使うことができます。

提携レストランは、東京、大阪、名古屋のみと地域が限定されますが、ポイントを好きな時に使えますので、結婚記念日のレストランディナーなどを演出する予定がある方などにいかがでしょう。

さとふる

2

≪画像元:さとふる

ふるさとチョイスに比べると、取り扱っている自治体の数はかなり少なめです。ただ、ふるさとチョイスで扱っていない自治体も多いので、チェックする価値はあるでしょう。

さとふるの人気返礼品ランキング

楽天ふるさと納税

楽天ふるさと納税

≪画像元:http://event.rakuten.co.jp/furusato/≫

楽天市場が提供しています。申込の仕方は楽天市場での買い物と同じなので、楽天市場を使ったことがある人なら何の違和感もなく使えます。

楽天のサービスなので、楽天スーパーポイントが貯まるのも魅力。もちろん、クレジット払いもできます。ただし、取り扱っている自治体はまだ少ないです。

すでに申し込みたい自治体が決まっている場合は、その自治体を扱っているサイトを選べばいいのですが、まだ決まっていない場合はポイント重視で選ぶのも良いですね。Tポイントを貯めている人は「ふるさとチョイス」、楽天スーパーポイントを貯めている人は「楽天ふるさと納税」です。

楽天派の方で「ポイント」を更に上手に貯めたい人は、こちらの利用もオススメです↓
楽天公式!お小遣いアプリ


ただ、ポイントを重視するよりも、よりお得な特典を選ぶ方がお得です。わたしがおすすめする方法は、

まずはふるさとチョイスで欲しい特典を選び、その後、同じ商品や、よりお得な特典が無いかを「さとふる」と「楽天ふるさと納税」で探す

という方法です。

種類の豊富さや検索のしやすさではふるさとチョイスがダントツで優れているので、まずはふるさとチョイスを見てみましょう。

【2】いくら寄付すればいいのか分からない

ふるさと納税には限度額があります。「得したい!」という人は限度額の範囲内で寄付しましょう。
参考⇒ふるさと納税で「損する」のはこんな人

また、限度額のシミュレーターもあります。

ふるさとチョイスの納税限度額シミュレーター

≪ふるさとチョイスのシミュレーション≫

ふるさとチョイスシミュレーション
さとふるシミュレーション

限度額は、寄付をする年の所得で決まります。つまり、今年ふるさと納税をするなら、今年の所得によって決まるということ。

シミュレーションである程度の目安は分かりますが、今年の所得がいくらになるかはまだ確定していませんから、あくまでも「目安」だということを理解しておきましょう。損したくない人は、シミュレーション結果が「24,000円」だとしたら寄付は2万円にしておくなど、限度額よりも少し少なめに寄付するのがおすすめですよ。


【3】選ぶべき特典が分からない

お得な特典については雑誌やテレビでも特集されることはありますが、人気のものだとすぐに完売してしまいます。では、どう選べばいいのでしょうか?

もちろん、お好きなものを選んでいただければいいのですが、「もっと得したい!」という方のためのおすすめを紹介します。

大家族なら迷わず米!

大家族なら迷わず米!

お米は、1万円の寄付で5~7kgもらえるのが相場です。かなりお得ですよね。しかも、中には1万円の寄付に対して15kgものお米がもらえる場合も! 5kg2,000円だとしたら、6,000円分の特典がついていると考えることもできます。


我が家は米の消費ペースが遅いため、劣化する前に食べきることは難しいです。大家族や食べ盛りのお子さんがいる家庭なら、迷わずお米を選べばかなり得できますよ。

まだ間に合いますよ! ふるさとのお米特集

商品券・旅行券

商品券・旅行券

その自治体だけで使える商品券です。多いものだと1万円の寄付で5,000円分の商品券がもらえることも!


商品券・旅行券

旅行券・宿泊券もあります。


早いもの勝ち! 【旅行券・チケット】ランキングを見る

実はこの前日まで三重県に旅行に行っていた我が家。志摩市の旅行券と商品券があればかなり得できたのに! と悔しい思いをしました。

商品券・旅行券

優待券や入場券といったものもあります。

ふるさと納税を利用して、旅行に行くのもいいですね。

乾物や缶詰

乾物や缶詰

我が家のような少人数の家族や独身の方でも、保存のきく食材だと無駄になりません。かなり、家計の助けになるでしょう。


乾物や缶詰

お米や商品券ほどのお得度はありませんが、生活必需品なのでおすすめしたいです。

こんなものまで! 【雑貨・日用品】ランキングを見る

高級品はおすすめしません

高級な牛肉やカニなどももらえて人気

ふるさと納税と言えば、高級な牛肉やカニなどももらえて人気があります。しかし、節約的にはあまりおすすめしたくありません。


高級なお肉やカニをもらっても節約にならないからです。だって、高級なお肉やカニ、自腹で買いますか? 買いませんよね。お米なら絶対に買うものなので、格安で手に入れば節約になりますが、高級品は節約にはならないのです。

もちろん、たまには贅沢したい! という人は迷わず高級食材を選んでくださいね。

たまには贅沢! 人気特産品【魚介】ランキングを見る

商品が決まれば、早速申し込みをします。今回わたしは、「楽天ふるさと納税」から申し込みをしました。


5,000円の寄付でもらえる、野菜の詰め合わせです。

野菜の詰め合わせ

野菜の詰め合わせ

このように、楽天市場の買い物ページとまったく同じなので迷うことなく進めます。ポイントを使って支払うこともできますよ。

【4】申し込み後の手続きが分からない

ふるさと納税で寄付をしても、特典の商品をもらっただけで満足してしまい、きちんとその後の手続きができていない人は多いそうです。

しかし、手続きしなければただ「寄付をしてお礼の品をもらった」というだけにすぎず、所得税・住民税の控除は受けられません

手続きには2種類あります。

・ワンストップ特例制度
・確定申告

ワンストップ特例制度

ワンストップ特例制度とは今年度から始まった制度で、確定申告をしなくても控除が受けられるというもの。

・平成27年1~3月に寄付していない人
・会社で年末調整があり、確定申告をしない人
・寄付した自治体が5つ以内の人

という条件があります。ちなみに、年末調整がある人でも、医療費控除や住宅ローン減税などで確定申告をする人は、ワンストップ特例制度は選べません。

また、ワンストップ特例制度は確定申告こそしなくていいものの、寄付するたびにその自治体に対して書類を送らなければならず、意外と面倒くさいです。個人的には、確定申告の方がラクなのではないかと思います。(確定申告も郵送でできるので)

ワンストップ特例制度の申請書は、寄付をした自治体から送付されます。

ワンストップ特例についてはこちらが分かりやすいです。
さとふる「ワンストップ特例制度について」

確定申告

確定申告をする場合は、その年に寄付したふるさと納税についてまとめて翌年に手続きすればいいだけなので簡単です。

確定申告をする場合

郵送で手続きする場合は、

国税庁ホームページ

から書類を作成できます。


手続きの仕方についても詳しく解説されているので、この通りに進めれば問題ありません。
⇒国税庁「ふるさと納税をされた方のための確定申告書作成の手引き」(pdf)

必要なものは、寄付した自治体から発行される「寄付金受領証明書」。作成した確定申告書に添付して送付しましょう。

なお、寄付金受領証明書は、申し込み後2か月程度で郵送されることが多いようです。もし、確定申告の時期になっても手元に届かない場合は問い合わせてみましょう。

ふるさと納税は、手続きまで完了させて始めて「お得」になる制度です。ちょっと面倒に思われるかもしれませんが、ひと手間だけでかなりお得になります。後回しにせずにきちんと手続きしましょうね!(執筆者:吉見 夏実)





《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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