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デパートの「福袋」は年々進化している 販売方法が1回だけでなく時間差、複数回へ 幻の福袋もご紹介

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デパートの「福袋」は年々進化している 販売方法が1回だけでなく時間差、複数回へ 幻の福袋もご紹介

販売開始は1日だけじゃない! 百貨店福袋は長期戦が主流


節約家でも、思わず財布の紐が緩むものといえば「福袋」ではないでしょうか。

値段の数倍以上の物が詰まっている福袋は買えば買うほど得をするかもしれません。

しかし以前は、福袋を購入するには、初売り日に長蛇の列に並び、開店とともに猛ダッシュで袋につかみかかる必要がありました。

欲しい気持ちはあっても、初売りの日は初出勤の日に当たることもあり、なかなか福袋を手にすることは至難の業でした。

ここ数年販売方法が変化している

ところがここ数年、福袋の販売方法が大きく変化したのです。

11月頃からインターネットで福袋の予約販売をして、年明けに宅配されるようになりました

大手百貨店では、ホームページで予約開始日時を発表するため、予約開始時間と同時にアクセスが集中し、開店と完売がほぼ同時になることも珍しくありません

予約開始前からパソコン前に座っていても、数秒で勝ち負けが決まってしまうため、悔しい思いを1年間引きずる人も多かったのではないでしょうか。

年1回から分配販売へ

ところが、再び福袋の販売方法に変化がおこりました。

今まで通り、予約開始と同時に人気福袋は完売になるのですが、翌週になると似た福袋、もしくはもっと魅力的な福袋の予約が開始されます。

つまり年1回だった福袋予約販売日が、週1日ずつに分散されるようになったのです。

例え予約開始日に出遅れてしまったとしても、翌週に再びチャレンジできるようになりました。

とくに百貨店の福袋は分散販売されることで、11月中旬から1月下旬まで長期戦で購入できるようになったのです。

どこよりも早く、どこよりも遅くまで購入できる! ターゲットが明確な「高島屋」


≪画像元:高島屋 オンラインストア

百貨店の福袋には、各店の特徴があります。

高島屋のcは、11月10日ごろから予約販売が始まり、年明け1月下旬まで続きます

高島屋の福袋の特徴は、販売日がお正月に近づくにつれて販売される福袋の内容が変わることでしょう。

高島屋の福袋の種類はとても多いのですが、共通していえることは「ターゲットをピンポイントで狙っている」ことかもしれません。

バッグの福袋を例にとっても、福袋単価が高額で柄にも特徴があるものが多いのです。

老若男女をターゲットにするのではなく、「これは落ち着いた年齢で、比較的経済的に余裕のある女性をターゲットにしたバッグの福袋だな」とイメージすることができます。

つまり、高島屋の福袋は「入っている量が多いから得をするタイプの福袋」ではなく、たくさんの種類の福袋の中からピンポイントで欲しい福袋を選ぶことができる「欲しい物だけが入っているから得をする福袋」といえるでしょう。

日用品と婦人服の福袋が強い! 即完売多数「伊勢丹」


≪画像元:伊勢丹 オンラインストア

伊勢丹では毎年のように販売開始から間もなく売り切れる「人気福袋」がいくつかあります。

事前に予約開始日時を確認し、開始数十分前からパソコンの前でスタンバイしていなければ購入は難しいかもしれません。

一番人気は女児有名ブランドパジャマ

まず一番人気といっても過言ではない福袋が「女児有名ブランドパジャマ福袋」の一番大きなサイズです。

3,780円という手ごろな価格の福袋の中には、ワコールのやわらかな素材で作られたパジャマが2セット入っています。

ワコールの女児用パジャマは、定価5,000円以上するものも多いため、まさに「買い得」な福袋なのです。

しかも、一番大きなサイズは「12歳向け」となっていますが、小柄な大人ならば十分に着ることができるでしょう。

つまり「女児用」として販売はされていますが、実際に購入している人の中には大人の女性も含まれていると考えられるのです。

有名メーカーが入っているタオルの福袋

そして、伊勢丹の福袋の中で一番種類が多い福袋が「タオル」です。

他の百貨店でもタオルの福袋はあるのですが、伊勢丹のタオル福袋には「今治タオル」が混ざっています。

一般的に今治タオルは「今治タオルの福袋」として販売されることが多いでしょう。

しかし伊勢丹は「タオル福袋」として販売しつつ、商品の写真にはバッチリと「今治タオルのタグ」が写し出されているのです。

福袋の中のタオルすべてが今治タオルではないかもしれませんが、「混ざっているかもしれない」ところが福袋の醍醐味といえるでしょう。

伊勢丹のタオル福袋も人気が高く、予約販売開始20分後には「完売」と表示されました

しかし「完売」と出てもあきらめない方がいいでしょう。しばらくしてからアクセスしてみると、再び販売されていることがあるのです。

婦人服の福袋も人気

伊勢丹は婦人服の福袋も人気です。

大きなサイズの婦人服は、なかなか福袋が出回りません。

しかし伊勢丹では、15号以上のサイズ別福袋が用意されています。

伊勢丹の福袋は、毎年大きな変化はないのですが、毎年人気で完売が続出しています。

伊勢丹の福袋は、一度買うと来年も買いたくなる福袋なのかもしれません。

手ごろな福袋がたくさん! 幻の福袋もある「西武・そごう」



≪画像元:西武・そごうe.デパート≫

西武・そごうの福袋には、2,000円程度の買いやすいものがたくさんあります。

とくに食べ物や石鹸類は人気です。中でも幻の福袋といわれる「ペリカン石鹸」の福袋(税込み2,376円)は目玉商品でしょう。


≪画像元:ペリカン石鹸

ペリカン石鹸の福袋は、ペリカン石鹸からも不定期で販売されていますが、販売開始数秒で完売する「幻の福袋」といわれています。

そのペリカン石鹸1年分入った福袋が西部・そごうの福袋大市でここ数年、連続で販売されているのです。

ペリカン石鹸の不定期販売で購入できなかった人にとっては、大きなチャンスがここにあります。(執筆者:式部 順子)

《式部 順子》
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執筆者:美大卒 式部 順子 式部 順子

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。 寄稿者にメッセージを送る

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