日帰りでテーマパークを安く利用できる「イベント割」に注目です。
「全国旅行支援」では、宿泊やツアー商品の印象がありますが、「イベント割」では日帰り利用はもちろん、「全国旅行支援」と組み合わせて宿泊も可能。
東京ディズニーリゾート、USJ、富士急ハイランド、レゴランドなど7つの施設を紹介します。
※金額は税込表示です。
≪画像元：経済産業省≫
目次
イベント割とは
文化芸術やスポーツなどのイベントの需要喚起を目的とした事業「イベント割」、スポーツ観戦やコンサートだけでなく、テーマパークの入場券にも適用が広がっています。
≪画像元：経済産業省≫
イベントに参加する人は、対象イベントやテーマパークチケットが20％割引で購入できます。
- ワクチン接種歴が3回以上完了していること
- 陰性の検査結果がわかること
どちらかが確認できることが基本の割引条件です。
しかし、テーマパークによっては確認がランダムだったり、当日ではなくチケット購入時に書類確認のこともあります。
1. ディズニーリゾート
≪画像元：株式会社オリエンタルランド≫
東京ディズニーリゾート（東京ディズニーランド・東京ディズニーシー）では、「イベントワクワク割対象パスポート」として、期間限定で日付指定パークチケットを販売しています。
2022年10月13日～2023年1月31日入園分
イベントワクワク割対象：1デーパスポート
料金例：
大人 6,320円～7,520円
中人 5,280円～6,240円
小人 3,760円～4,480円
金額の幅があるためわかりにくいですが、従来よりも安く購入できます。オンラインのみでの販売です。
すでに購入したチケットもオンラインでイベントワクワク割対象パスポートに変更できます。
入園口でキャストがワクチン接種記録やPCR検査陰性証明書などを確認しますが、確認はランダムです。
対象の証明書を持っていない場合は、入園できません。
12歳未満の子供は保護者、引率者同伴で証明書確認は不要。
引率しない場合は2回目接種で12歳以上の3回目接種同様扱いとされます。
2. ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）
≪画像元：合同会社ユー・エス・ジェイ≫
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）では、「イベント割 スタジオ・パス」を発売中。
1デイ・スタジオ・パス、1.5デイ・スタジオ・パス、2デイ・スタジオ・パス、期間限定のトワイライト・パスなどが20％オフで購入できます。
イベント割 スタジオ・パス発売前に購入したチケットは払戻しできます。
3. 富士急ハイランド
≪画像元：株式会社富士急ハイランド≫
富士急ハイランドでは、イベント割適用で、フリーパス、アフタヌーンパスが最大20％オフ。
料金例：
フリーパス
大人 通常6,500円 → 5,200円
中高生 通常6,000円 → 4,800円
小学生 通常4,700円 → 3,760円
幼児・シニア 通常2,200円 → 1,760円
アフタヌーンパス
大人 通常4,600円 → 3,680円
中高生 通常4,300円 → 3,440円
小学生 通常3,800円 → 3,040円
幼児・シニア 通常1,800円 → 1,440円
このほか、「フリーパス＋絶叫優先券3枚（FUJIYAMA、高飛車、ナガシマスカ）」、「フリーパス＋絶叫優先券3枚（FUJIYAMA、高飛車、EVANGELION THE FLIGHT）」、「フリーパス（障がいのある方向け）」の3つも今後販売予定です。
4. ムーミンバレー
≪画像元：株式会社ムーミン物語≫
ムーミンバレーパークでは、イベント割対象チケット販売サイト「klook」にて、20％OFFのムーミンバレーパーク 1デーパスを発売。
おとな 通常3,000円 → 2,400円
こども 通常1,800円 → 1,440円
ただし最大2000円の割引上限があります。
購入済チケットを持っている場合、イベント割対象チケットを購入しなおさなくてはいけません。
チケットのキャンセル可否は購入したサイトで確認とのこと。パークでの払戻しなどは不可です。
5. ネスタリゾート神戸
≪画像元：株式会社ネスタリゾート神戸≫
大自然の冒険テーマパーク「ネスタリゾート神戸」でもイベント割を適用しています。
料金例：
１Dayパス + 延羽の湯セットチケット
大人（中学生以上）通常5,680円 → 4,544円
子供（4歳～小学生）通常3,880円 → 3,104円
このほか、1Dayパスも割引金額になっています。
6. 志摩スペイン村
≪画像元：SHIMA SPAIN VILLAGE CO.,LTD.≫
志摩スペイン村では、10月17日以降の利用分からイベント割を適用。
WEB販売のみの扱いで、入園の2日前までに購入する必要あり。
1DAYパスポート、アフタヌーンパスポートの2種類が対象です。
「チケットを購入するために」ワクチン接種証明などが必要です。
購入時にアップロードし、入園当日、証明書など確認は行いません。
大人 通常5,400円 → 4,320円
中人 通常4,400円 → 3,520円
小人 通常3,600円 → 2,880円
シニア 通常3,600円 → 2,880円
7. レゴランド
≪画像元：LEGOLAND Japan合同会社≫
レゴランドでは、Klook（クルック）でイベント割対象チケットを販売します。
チケットは、7日前までに予約すると割引率が高くなります。
2日前まで10％オフ
おとな 通常7,100円 → 6,400円
こども 通常4,600円 → 4,200円
7日前まで20％
おとな 通常7,100円 → 5,700円
こども 通常4,600円 → 3,700円
当日、チケットカウンターに行き、家族全員分のワクチン接種済証（3回以上）または（陰性）検査結果通知書を提示。
12歳未満の子供は保護者が同伴すれば確認不要です。
今後注目されるイベント割
まだイベント割のチケット販売はされていなくても、今後、イベント割チケットを販売すると予告している施設もあります。
・（大阪府）ハルカス300入場券
・（静岡県）浜名湖パルパル
・（兵庫県）神戸どうぶつ王国
行きたい施設があれば、イベント割のチケットが発売されるのを待ってみましょう。
全国旅行支援と併用できる点にも注目
それぞれのイベント割では、都道府県の全国旅行支援と併用できる点にも注目です。しかも、購入方法はたくさんあります。
- チケットは「イベント割」
- 宿泊ホテルは「全国旅行支援」
- 「全国旅行支援」でチケット込のプラン
どちらがお得か、比較しながら考えてみてください。
近くにお住まいの方は、宿泊せずに日帰りにして「イベント割」だけで利用することもできます。
行きたいテーマパークなどがあれば「イベント割」をチェック
東京ディズニーリゾート、USJのほか、富士急ハイランドなども「イベント割」でチケットが20％オフ。
「全国旅行支援」と併用してもしなくてもお得で、宿泊ありでも日帰りでも、おでかけしたい人の気持ちを後押ししてくれるに違いありません。
いつもよりもチケット料金が安いので、購入するならチャンスです。
施設によっては、すでに持っているチケットを売って再購入するなどルールが違うため、それぞれのホームページをよく確認してお得を享受してください。（執筆者：FP3級,節約生活スペシャリスト 谷口 久美子）
