10月14日(金)からくら寿司で「待望の復活フェア」が始まりました。10月1日の値段改訂とともに復活した「あぶりチーズ」系のお寿司を全面に押し出しています。
今回はそんな子どもも大人も大好きな「あぶりチーズ寿司」について、その値段の推移をおさらいするとともに、実際に食べてみた感想をまとめてみました。
※なお価格はすべて税込です。店舗によって取り扱い商品が異なることがあります。
目次
待望の復活フェアはあんまり得じゃない?
「待望の復活フェア」という名前となっていますが、くら寿司の「あぶりチーズ」寿司は厳密にはなくなっていたわけではありません。
2022年7月に店内調理を売りにする「できたてシリーズ」が始まった際に、「【炙りたて】Wチーズ」としてリニューアルされ、それまでの110円から220円に値上がりしていたのです。
今回のフェアでは、その値上がりする前のシンプルな「あぶりチーズ」シリーズが復活し、10月1日時点でくら寿司の110円皿はすべて115円に値上がりしたので、元値のまま復活という形には至りませんでした。
くら寿司では11月1日までの期間限定で「できたてシリーズ」がすべて一律で220円から165円に値下げされています。
コスパを考えると待望の復活を果たした「あぶりチーズ」より「できたてシリーズ」の「【炙りたて】Wチーズ」の方が良い気もしないではありません。
「待望の復活フェア」の商品が今後定番商品として生き残れるかどうかはこのフェアで決まるとのこと。
「あぶりチーズ」ファンは必ず食べておいた方がよさそうです。
それではここからは「待望の復活フェア」の商品を筆者が実際に食べてみて味やコスパが良いと感じたものを3つランキング形式でご紹介していきます。
3位:あぶりサーモンチーズ 115円
かつてはくら寿司のTOP5に入る人気だったというあぶりチーズサーモンはまさに「待望の」復活と言えます。
あぶられたことで口の中に入れるとすぐにほどけるサーモンと香ばしいチーズの風味は相性抜群。
割としっかり炙られているため、まだ生魚が苦手という子どもでも食べることができます。
ビールのおつまみとしても人気で、大人も子どもも楽しめる回転寿司の鉄板メニューです。
考えてみれば、単純なサーモンでも1皿115円なのに、そこにチーズがのり、さらにあぶりの手間が加わっても値段が変わらないというのはかなりのコスパです。
2位:明太まぐろ手巻き 165円
まぐろも明太子も人気があるのに、不思議と今までなかった組み合わせ。
粗くたたかれた鮪の身に明太子が絡んで、シャリを覆い隠しています。
まぐろのねっとり感にぷちぷち弾ける濃厚な明太子の塩気が加わって初めて食べるおいしさです。
この商品は「できたてシリーズ」ではなく、通常220円を超える「絶品手巻きシリーズ」なのですが、「できたてシリーズ」同様165円での提供となっています。
海苔もパリパリで「できたてシリーズ」と遜色ありません。
明太まぐろのボリュームを考えるとかなりお得感があります。
1位:あぶりえびマヨグラタン風 115円
茹でたえびのほぐし身をマヨネーズで合えた「えびマヨ」にチーズをのせてやいたお寿司です。
チーズとマヨというジャンキーな組み合わせが食欲をそそります。
くら寿司のえびマヨは比較的えびの身が大きくほぐされているので噛み応えがあるのも嬉しいところです。
この上位商品として茹でエビとチーズがさらに追加された【炙りたて】Wチーズえびマヨ(165円)があり、そちらは重すぎる印象を受けたのですが、このお寿司は「ちょっと重いけどぎりぎりおいしい」というライン絶妙に守っています。
私だけかもしれませんが「待望の復活フェア」以外では見かけた記憶がないため、ぜひフェア中に食べてみるのがおすすめです。
やっぱり人気の「あぶりチーズ」、休日は注文できないことも
筆者はちょうど休日のランチタイムに行ってしまったこともあり、タブレット端末のメニュー表では「あぶりチーズ」シリーズがのっておらず、回っているものを取るしかない状況でした。
チーズをのせてあぶるという手間がかかる商品ですので、フェア期間中と言えども常に食べられるわけではなさそうです。
前述の通りコスパ的にはそこまで良いというわけではないのですが、これだけの人気があるというのはまさに「待望の復活」と言えます。
確実に食べたいお寿司がある方は平日を狙ってみてください。(執筆者: 岩崎 はるか)