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【2023年版】家電製品の買い替え・新規購入・使い方の見直しで夏の電気代を節約

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【2023年版】家電製品の買い替え・新規購入・使い方の見直しで夏の電気代を節約

今年の夏の電気代は昨夏より大きく上がることが予想されます。

その対策として、この記事では家電製品の買い替えや新規購入、家にある家電製品の使い方の見直しで夏の電気代を節約する方法をご紹介します。

家電製品の買い替え・新規購入・使い方の見直し

家電製品の買い替えや新規購入で夏の電気代を節約する

最初に、節電効果が高い電化製品の買い替えや新規購入で夏の電気代を節約する方法をご紹介します。

10年以上のエアコンや冷蔵庫は省エネ効果が高い新しい製品に買い替えを

10年以上前のエアコンや冷蔵庫は、消費電力量が大きい分電気代が高くなります。

予算があれば、省エネ効果が高い新しい製品への買い替えがおすすめです。

買い替えにあたっては、最新型と省エネ効果があまり変わらないのに価格が下がっている半年~1年前の製品がおすすめです。

そのケースを想定して、エアコンと冷蔵庫の年間電気代を2012年製と2022年製で比較してみました。

エアコン(シャープ・6畳用)

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション 自動的に生成された説明

≪画像元:しんきゅうさん

冷蔵庫(シャープ・501~550L)

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション 自動的に生成された説明

≪画像元:しんきゅうさん

エアコン・冷蔵庫ともに2012年モデルから2022年モデルへの買い替えで年間電気代が約5,000円、夏だけでも数千円安くなる計算です。

買い替え費用は高額ですが、予算が許せばぜひ買い替えをご検討ください。

参照:しんきゅうさん かんたん比較

一般電球からLED電球への買い替えも電気代節約効果大!

一般電球(白熱灯や蛍光灯)からLED電球への買い替えも電気代の節約に役立ちます。

「しんきゅうさん」では、一般電球からLED電球に買い替えると電気代が3,000円弱安くなると試算しています。

グラフ 自動的に生成された説明

≪画像元:しんきゅうさん

また、アイリスオーヤマによれば、LEDランプの寿命(約4万5,000時間)は蛍光灯の約4倍、白熱電球の約40倍です。

買い替えのサイクルを考えると、購入費用が少々高くてもLEDライトの方がお得だといえそうです。

なお、LED製品のデメリットは少々価格が高いことですが、最近は低価格のLED電球や10~12畳用でも1万円台で買えるLED照明もあります。

参照:アイリスオーヤマ(コラム)

除湿機で夏の電気代を抑えたいなら「コンプレッサー方式」が◎!

梅雨や夏に活躍する除湿機の選び方でも節電効果が期待できます

除湿機には3つの方式があり、購入費用や自分が求める機能、使用時の電気代を判断材料として選びます。

ここでは乾燥1回あたりの電気代について各方式を比較してみました。

CV-RH140(ハイブリッド方式)約23円(梅雨時)/約28円(冬季)
CV-R120(コンプレッサー方式)約15円(通年)
CV-R60(デシカント方式)約28円(梅雨時)/約32円(冬季)

参照:シャープ(除湿機) CV-RH140 、CV- R120 、CV-R60

購入価格はデシカント方式が一番安く、通年で高い乾燥機能を発揮するハイブリッド方式が一番高額です。

その中間のコンプレッサー方式は、除湿機が活躍する梅雨や夏に高い乾燥機能を発揮し、購入価格がリーズナブルで電気代が安いのが大きなメリットです。

夏の電気代を抑えたいならコンプレッサー方式を選ぶのがおすすめです。

家にある家電製品の使い方を見直すことでも電気代を節約できる

家にある家電製品の使い方を見直すことでも電気代を節約できます。

その一例として、意外と電気代がかかる電気ポットの使い方を見直す方法を2つご紹介します。

1:電気ポットから電気ケトルへの切り替え

電気ポットと電気ケトルの両方をお持ちなら、電気ポットから電気ケトルへの切り替えで電気代を節約できます。

ここでは、電気ポット(象印・CV-GV22)と電気ケトル(ティファール・ジャスティン プラス)で2.2Lお湯を沸かした場合の、1日あたりの消費電力を比較してみます。

電気ポット(象印・CV-GV22)約20円(年間約7,300円)
電気ケトル(ティファール・ジャスティン プラス)約7.2円(約2,618円)
電気代の差額約12.8円(4,672円)

以上の通り、電気ケトルの電気代節約効果は高いことがわかります。

電気代の計算方法 <象印・CV-GV22>

年間電気代約7,300円÷365日=約20円

※年間電気代の計算条件および計算方法(象印)

日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸し2回/1日、 再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間、その他水量等の試験条件:HD-112に基づく、電力料金目安単価31円/kWh(税込){2022年7月改定}で計算

参照:象印

電気代の計算方法 <ティファール・ジャスティン プラス1.2L>

1Lのお湯を沸かす電気代約3.26円×2.2L=7.172(約7.2円)

※自動電源オフを基準として電気代1kWh/31円(税込)で計算。

参照:ティファール

電気ポットを使わない時はオフにする

電気ポットのプラグを抜いて保温機能を使わないのも、電気代の節約に有効です。

電気ポットの保温機能を使わないと、1日あたり約22円、年間で約3,122円電気代を節約できます。

<電気代の計算条件>

・沸騰時間

保温オン 朝15分 昼1分 夜1分

保温オフ 朝15分 昼6分 夜3分

・保温時間

12時間-17分=11時間43分(11.72時間)

・電気ポット容量 2.2L

  • 沸騰時の消費電力 1kW
  • 平均保温電力:0.035W

・電気料金目安単価:31円/kWh

<電気代の計算方法>

・保温オン

沸騰時 1kW × 17/60時間× 31円/kWh=約8.8円

保温時 0.035kW × 11.72時間 × 31円/kWh=約12.7円

電気代の合計 約22円/日 約7,648円/年

・保温オフ

沸騰時 1kW × 24/60h × 31円/kWh=12.4円

保温時 0円

電気代の合計 約22円/日 約4,526円/年

・差額

約7,648円-4,526円=3,122円

※電気代計算方法は「関東電気保安協会」のこちらのページを参考にしました。

家にある家電製品の節電から電気代節約を実行しよう

電気代が高騰しそうな2023年の夏は、まず家にある家電製品の節電で電気代の節約を実行しましょう。

その上で、予算があれば省エネ家電を購入してさらに電気代を節約したいところです。

ぜひできることから始めてみましょう。

※注:記事中でご紹介した電気代は一定の条件下で計算した目安の金額です。

家電製品の利用条件によって金額が異なる場合もあることをご承知おきください。(執筆者:元銀行員 FP2級 大岩 楓)

《大岩 楓》
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大岩 楓

執筆者:元銀行員 FP2級 大岩 楓 大岩 楓

元銀行員にしてベテラン主婦のフリーライターです。クレジットカードや節約記事などの執筆のほか、既成記事の校閲も行っています。50代になった現在、最大の関心事はずばり「老後のお金」今後のマネープランについて真剣に考え始めました。そこで自らの勉強も兼ね、銀行員時代に培った金融知識と25年以上の家計管理経験をベースにお金に関するさまざまな事柄について深堀りしていきます。 <保有資格> FP2級 寄稿者にメッセージを送る

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