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【楽天経済圏】2つの改悪があっても大丈夫 ポイ活主婦が考える対策法4選

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【楽天経済圏】2つの改悪があっても大丈夫 ポイ活主婦が考える対策法4選

楽天経済圏で、2つの改悪が発表され、SNSをはじめとして「今後どうすべきか」と迷っている人が多いようです。

楽天アプリ経由で「+0.5倍」だったポイント制度がなくなり、楽天カードでは利用獲得ポイントの計算方法が変わります

しかし、悲観せずに対応すれば、解決策が見つかることもあります。

ポイ活主婦でもある筆者が解決のためのヒントを提案します。

【楽天経済圏】ポイ活主婦が考える対策法4選

楽天経済圏での「改悪」が2点

楽天市場でのお買物に利用されるSPU(スーパーポイントアップ)と、楽天カードでのカード利用獲得ポイント計算方法の変更のニュースが飛び込んできました。

いわゆる改悪、どう対応すべきか迷われている人もいることでしょう。

1. (SPU)楽天市場アプリ経由でのお買物がSPU対象外になる

楽天市場アプリ経由でのお買物がSPU対象外になる

≪画像元:楽天

楽天市場では、SPU(スーパーポイントアップ)を設けていますが、9月1日より「楽天市場アプリでのお買物、+0.5倍」が対象外となります。

楽天市場でのお買物は、最大16倍から最大15.5倍に変わり、ポイントがもらいにくくなりそうです。

2. (楽天カード)利用獲得ポイントの計算方法が変わる

利用獲得ポイントの計算方法が変わる

≪画像元:楽天カード

楽天カードのカード利用獲得ポイントは、これまで「毎月のカードショッピング利用金額合計に対して100円につき1ポイント」だったのが、変更後は「1回のカードショッピング(お買物ごと)」の利用金額に対して100円につき1ポイントに変わります。

こちらは、2023年11月請求分から適用されます。


≪画像元:楽天カード

これまで、“請求分全体”金額からポイント計算されていたのが、2023年11月請求分からは“それぞれのショップごと”の金額からそれぞれポイントを計算して足し合わせる方法になります。

そのため、例では137ポイントがもらえていたのが135ポイントになっています。

この点、「たった2ポイントしか変わらない」と感じるか「2ポイントも変わる」と感じるかは個人差がありそうですが、ポイントが減ってしまうことは改悪だと捉えた人が多いようです。

ポイ活主婦が考える対策方法

楽天市場や楽天経済圏を使いながら対策ができる方法はないものでしょうか。

制度変更後でも取れる対策法を紹介します。

対策法1. (SPU)ポイントサイト経由でお買物

楽天アプリ経由でのポイント加算がなくなる点では、ポイントサイトを経由することで解決できそうです。

・ モッピー … 購入金額の 1%

・ ポイントタウン … 購入金額の 1%

・ ワラウ … 購入金額の 1%

・ ハピタス … 購入金額の 1%

これらのサイトでのポイント還元は、1%の還元率でした。

※2023年8月1日現在

条件をクリアすることでポイントが15%増量になり、毎月10,000Pまでのポイントがもらえる可能性もあります

≪執筆者撮影≫

そして、例えば、モッピーでは「ランクボーナス」と呼ばれる会員ランク制度があり、条件をクリアすることでポイントが15%増量になり、毎月1万Pまでのポイントがもらえる可能性もあります。

他にも、こういった「ランクボーナス」を取り入れているサイトがあり、1%以上の還元の可能性もあります。

SPUの+0.5倍の特典が利用できなくなったら、ポイントサイト経由をして利用することも考えてみましょう。

ポイントサイトによってはあやしいと感じる人もいそうですが、そういった場合は、運営する会社やサービス開始時期、上場しているかを調べてから新規登録するのがよいかと思います。

対策法2. (楽天カード)支払いの端数は期間限定ポイントを使う

楽天カードでは、2023年11月請求分より、それぞれのショップの金額でポイント算出を行うようになりますが、期間限定ポイントをうまく使うことで対応できそうです。

期間限定ポイントをうまく使うことで対応

≪画像元:楽天カード

楽天カードのポイント還元率は、100円につき1ポイントです。

同じ商品でも、「ポイントを何ポイント使うかで獲得予定ポイント」が違います。

3,541円の同じ商品で、何ポイント使うかで獲得予定ポイントを計算してみました

3,541円の同じ商品で、何ポイント使うかで獲得予定ポイントを計算してみました

≪執筆者撮影≫

ポイント利用なしでは6.5倍211ポイントが付与予定。

100円未満の端数、41円を41ポイント使い、3,500円支払った時はどうでしょうか

≪執筆者撮影≫

100円未満の端数、41円を41ポイント使い、3,500円支払った時はどうでしょうか。

この時も獲得予定ポイントは6.5倍211ポイントです。

獲得予定ポイントが4倍128ポイントになってしまいます

≪執筆者撮影≫

かといって、保有しているポイントをすべて使い、0円の支払いになると、獲得予定ポイントが4倍128ポイントになってしまいます。


≪画像元:楽天ポイントクラブ

ここで、ポイント進呈ルールに、楽天市場では“税抜100円につき1ポイントがつく”と書いてあったので、もう1つ試してみました。

現状、「ポイントは100円未満の端数のみ支払いする」のがよいようでした

≪執筆者撮影≫

「税抜100円につき1ポイントがつく」と書いてあったため、実験的に支払い金額を3,279円にしてみました(3,279円×1.08=3,541円のため、消費税分だけをポイント払い)。

すると、獲得予定ポイントは205ポイントと減ってしまったので、現状、「ポイントは100円未満の端数のみ支払いする」のがよいようでした。

対策法3.(楽天カード)ふるさと納税返礼品は影響を受けない

ふるさと納税返礼品は影響を受けない

≪執筆者撮影≫

今回の楽天カードでの改悪に影響を受けないのは、ふるさと納税の返礼品で、例えば、4,000円ちょうどの金額であれば、先述したように計算は変わりません。

また、寄附金は非課税です。

4,000円の返礼品を例に挙げましたが、1,000円や5,000円、1万円といったキリのいい寄付金額の返礼品でも端数なしで支払えるため、これらのふるさと納税でのポイントには変化なく、今回の変更に影響をまったく受けない例もあります。

対策法4. (楽天カード)「楽券」は影響を受けない

「楽券」は影響を受けない

≪執筆者撮影≫

楽天カードの改悪の影響を受けないものとしては、「楽券」で、スクショは1,000円ちょうどで買えるサーティワンアイスクリーム、幸楽苑の楽券です。

商品券、ギフト券は非課税です。

100円単位で1ポイントがつくため、100円未満の金額がない楽券であれば今回の楽天カードの改悪を受けません

しかも、買いまわりを狙うことで高還元ポイントになることもあり、この時は1,000円で780ポイント~870ポイントが付与予定でした。

楽天広報の人に聞いてみた

今回、SNSでは改悪と指摘されていますが、楽天グループ広報の人に直接質問してみました。

Q. 楽天市場アプリ経由で買い物するとポイント+0.5%が8月いっぱいで終了してしまう経緯を教えてください。

A. 「楽天市場アプリ」については認知も上がり、多くのお客様にご利用をいただいていることから終了することとなりました。

楽天グループでは、ユーザーにさまざまなサービスをお得に利用していただくため、SPUなどを含むポイント施策を組み替えながら提供しています。

Q. 楽天カード利用獲得ポイントの計算方法が変更になった経緯

A. 「楽天カード」のポイント進呈の計算方法については、クレジットカード業界全体の動向をふまえて、変更することになりました。

100円で1ポイントという還元率に変わりはありません。

Q. 計算方法の変更により獲得ポイントは減ってしまう可能性がありそうですが…。

A. お買物ごと、1回のカードショッピング利用金額に対して100円につき1ポイントとなり、ポイント計算は100円未満のご利用分は切り捨てです。

今回の変更は、クレジットカード業界と足並みを揃えた形になり、近年、キャッシュレス決済にて進呈されるポイントプログラムの多くで選ばれている明細単位ごとのポイント進呈に変更するものです。

説明を受けると、


・ 「楽天市場アプリ」については認知も上がったことによる変更

・ 「楽天カード」についてはクレジットカード業界全体の動きを見ての変更


ということがわかりました。

対応策を考えて利用していこう

楽天経済圏にとって2つの変更があり、楽天市場アプリでのSPUが加算対象外になるほか、楽天カードでもポイント付与方法が変わり、柔軟に対応していかないといけません。

変更があっても影響を受けない内容があるほか、支払い方法を工夫することでポイント数には変化しないこともあり、人によってはもらえるポイントが増える可能性もありえるため、新しい方法も取り入れてみることも大切な気がします。(執筆者:FP3級、節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)

《谷口 久美子》
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執筆者:FP3級,節約生活スペシャリスト 谷口 久美子 谷口 久美子

大学事務職員、外資系ITコンサルティング秘書職を経験。結婚、出産し、現在は2児の母親をしながらフリーライターとして活動しています。大学時代から貯金は大好きで、コツコツ貯め、20代で1000万円貯金をした経験あり。日々の節約やポイ活はもちろん、外貨預金、株主優待などを取り入れ、無理せず楽しくお金とつきあう方法を研究中です。 優待株・高配当株・J-REIT・米国株も併せ、2022年時点で世帯保有250銘柄以上。 <<保有資格>>実用英語技能検定2級,秘書技能検定2級,日本漢字能力検定2級,司書資格,節約生活スペシャリスト,3級ファイナンシャル・プランニング技能士 <<メディア出演>>2022.9.13 楽天証券トウシル/2022.11.7 週刊現代/2022.12.16 TBS ひるおび/2022.12.16 からだにいいこと/2023.2.18 楽天証券トウシル/2024.4.23 TBS ひるおび/2024.4.29 毎日放送 よんチャンTV 寄稿者にメッセージを送る

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