代用で日用品コストや食費を節約　「なくても平気」は節約につなげるチャンス

身の回りをシンプルにすると、必要な物が明確になってムダ遣い防止につながります。

節約できる部分がないか探している方は、

という考え方を見直してみましょう。

代用方法を知っていると、うっかり買い忘れたときにも慌てて買いに行かずに済みます。

【日用品】代用できる日用品3つ

今回は、日用品とキッチンの中で代用できる物を紹介します。

(1) トイレクリーナー

トイレクリーナーは「トイレットペーパー＋スプレー洗剤」で代用できます。

わが家はダイソーのクエン酸クリーナーと中性洗剤を場所によって使い分けています。

20枚入り300円のトイレクリーナーを毎日使うと1か月あたり約450円かかりますが、代用するとトイレットペーパーと洗剤代だけで済むので大幅な節約になります。

(2) 専用洗剤

トイレ用・お風呂用・窓用・床用などの洗剤は万能洗剤で代用できます。

専用洗剤を買おうと思ったら、まずは手持ちの洗剤で代用できないかチェックしてみましょう。

例えば、ウタマロクリーナーは1本でトイレ・お風呂・窓・換気扇・水拭きできる床などの掃除が可能です。

ただし、使えない場所もあるため事前に確認が必要です。

ウタマロクリーナー約200～400円で購入できるので、専用洗剤を買い揃えるよりお得です。

(3) 消臭剤

消臭剤は次の物で代用できます。

コーヒーかすと麦茶パックの出し殻は、乾燥させて空き瓶（フタなし）やお茶パックに入れて使いましょう。

普段からコーヒーや麦茶を飲む方であれば、捨てる前のひと手間で節約ができます。

保冷剤は高吸水ポリマーでできているので臭いを吸収してくれます。

溶けてジェル状になった保冷剤を容器に移すだけなので簡単です。

安い消臭剤でも数百円するので、代用できればチリツモ節約になります。

【キッチン】代用できるもの・調味料4つ

次はキッチンの中で代用できる物を紹介します。

(1) ラップ

食材を入れた容器のラップにはお皿を代用できます。

そのまま乗せたりひっくり返して乗せたり、フィットするやり方を探してみましょう。

ただし、密着しないので運ぶときは注意しましょう。

ボウルや大皿には鍋のフタが便利です。

もちろんラップでなければならない場面もありますが、使い分ければチリツモ節約になります。

(2) 油処理剤

油処理剤は、「牛乳パック＋ウエス」で代用できます。

牛乳パックに冷めた油とウエスを入れてしみこませたら、ガムテープで口を閉じで可燃ごみとして出します。

自然発火しないように水もしみこませておくと安心です。

ウエス以外に、新聞紙やチラシなどでも代用できます。

揚げ物の頻度が多い家庭ほど、節約になるでしょう。

(3) 調味料

うっかり買い忘れてしまうことがある調味料も、家にある物を使って代用できます。

主な代用できる調味料は、下記の通りです。

マヨネーズの代用は、ヨーグルトの酸味がマヨネーズの酸味に似ています。

本物に比べるとコクが足りないですが、サラダやゆで卵、ポテトサラダにもよく合います。

(4) パン粉

つなぎとしてパン粉を使いたい場合は、麩や高野豆腐をすりおろして加えたり食パンをちぎって牛乳に浸して使ったりする方法があります。

冷凍の食パンがあれば、削ってそのまま加えるのもおすすめです。

パン粉を衣として使いたい場合は、すりおろした高野豆腐や砕いた「柿の種」やコーンフレークで代用できます。

柿の種とコーンフレークは、パン粉やすりおろした高野豆腐に比べると、ザクザクした食感になります。

「必要」という思いを疑って代用できないか考えてみよう

あると便利な物も、アイディア次第ではなくても平気なことがあります。

いつも使っている物がなくなったときなどに、代用できないか考えてみることで節約につながるヒントが見つかるかもしれません。

とはいえ、ストイックに代用ばかり考えてしまうと疲れたりストレスが溜まったりします。

無理なくできることから始めてみましょう。（執筆者： 成田 ミキ）