※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

奨学金の返済方法に対する捉え方

節約・ポイ活 クレジットカード

  4年間の大学生活を終えて我が家へ帰ってきた次男くん、いよいよ4月からは社会人です。同時に、多額の借金返済が始まります。彼が大学生の時は、奨学金とバイトの収入で生活費をやりくりしていて、私はほとんどお金を払っていません。

  一番お金が必要だったのは、受験費用・新生活の準備・入学金等の支払い準備のための高校3年生の時でした。家電等をすべて買い揃え、家賃や敷金礼金の支払い、入学時に大学へ支払うお金などを合わせると100万円以上のお金が出ていったと記憶しています。この時に必要だったお金はずっと貯金していたので、家計のお金は使わずにすんでいます。

  子どもが大学へ行くと、多額のお金がかかると言われていますが、上手に世の中の仕組みを利用すれば、本人のチカラでお金を借りながらでも学ぶことができるのです。

  さて、これから奨学金の返済が始まるのですが、毎月2万円近くを20年間で支払う計画のようです。ボーナス時にまとめて払うこともできるので、そうすれば期間を短縮して返してしまえる…と言っていたところに、「ちょっと待って!」と言いました。

  彼が借りている奨学金は無利子です。期間いっぱいで返済しても、利子がつきません。ムリがないように返済しながら、ボーナスで得たお金は将来の自分のために使うお金として、高い金利のところで運用しておくのもいいのでは?とアドバイスをしています。

  また、今しかできないことにお金を使うことだって必要なことです。今欲しいものも、手にして欲しいものです。奨学金は借金ですが、上手にお金を借りて、ゆとりを持ちながら返済していくのもお金の知恵があるからこそできること。親としてできることは、大学資金を出してあげることだけではなく、上手にお金と付き合う方法を教えてあげることでもいいのではないのでしょうか。

《小川 あきこ》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

小川 あきこ

小川 あきこ

Relieve〜リリーヴFP事務所 代表 ■FP登録 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 AFP ■所有資格 住宅ローンアドバイザー / 社会福祉主事 / 社会教育指導員 / 高校・中学校教諭免許(社会科) / 生命保険募集人・損害保険募集人・少額短期保険募集人 / パソコン整備副士 / 心理カウンセラー ◆私のビジョン 「こころ」のゆとりと「くらし」のゆとりを生み出して、人々の幸せづくりをサポートします。 ◆ 私のミッション いつも「笑顔」でいます。そして、まわりの人を「笑顔」にします。 笑顔で暮らす=しあわせに暮らすための手段が、私がお勧めするプランニングです。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集