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ライフプランニングと保険相談 保険で失敗しないためのコツ

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ライフプランニングと保険相談 保険で失敗しないためのコツ

生命保険の選び方を間違っている人はたくさんいます。万が一のことを考えるとつい不安になっていろいろ増やしたくなるものですが、生命保険料という固定費が上がるほど、家計は苦しくなります。万が一のためだけに、日常の生活を犠牲にしてしまうのは本末転倒ですよね。

今回は、保険で失敗しないためのポイント、「ライフプランニングと保険相談」について紹介したいと思います!

「ライフプラン」と「保険相談」


ライフプランは「人生設計」と言うこともできますが、自分や家族の人生が、今後どのようなライフイベントを迎えるのかを見通し、計画を立てていく、ということです。


もちろん、先の人生なんてどうなるのか分からない部分も多いのですが、それでも今後について考えておくことは大切です。子供がいつ大学に進学するのかを分かっていれば、いつまでにまとまった貯金を用意しなければならないのかが分かります。

また、子供の進学先について、「すべて国公立で教育にかかる費用を安く抑えたい」だとか、「高校・大学は私立を想定してお金を貯めておく」、「下宿の可能性も考えておく」といったことも必要ですね。

他にも、妻がいつからいつまで働くのか、夫の給料は今後どのように推移するのか、生活費は今後どのように変化していくのか、など、今後の人生について考えます。

ライフプランを考えることは、保険相談には必ず必要なことです。生命保険に加入する際には、「いつからいつまで」、「どのような」、「いくらの保障が」必要なのかを考えなくてはなりません。

自分や家族の今後の人生をある程度見通しておかなければ、ちぐはぐな保険に加入してしまったり、保障が足りずに万が一のときに困ってしまう、ということが起こります。

ライフプランニングと保険相談を分けて考える


最近は保険相談をした上で自由に商品を組み合わせて契約できる保険ショップも増えています。保険ショップに行くと、ライフプランニングから相談に乗ってくれて、ライフプランに合わせた保険を提案してもらえるのが魅力です。


ただ、ライフプランニングに関しては、できれば保険相談とはわけて考えた方がいいでしょう。

それには、こんな理由があります。

保険ショップの担当者がライフプランのプロとは限らない

保険ショップで働く社員にはFPの資格を持つ人も少なくありませんし、FPの資格を取る際には必ずライフプランニングの勉強もしています。しかし、保険を売ることが専門である人ということを忘れてはいけません。

保険ありきの提案をされる可能性

保険ショップのスタッフは保険を売らなければ利益がでませんから、保険を契約してもらうという前提を持っています。場合によってはろくにライフプランをしないまま(詳細なヒアリングをしないまま)、どんどん保険の提案をしてくる、ということも。

ライフプランニングはFP相談で

ライフプランニングは自分でもある程度考えることはできますが、保険契約のためのライフプランということを考えると、より専門的な知識を持った人に相談するのがおすすめです。たとえば、年金や公的保険制度など、社会保障の内容を知らないままだと生命保険の契約が過剰になってしまうこともあります。

ライフプランの相談をするなら、有料にはなりますが、ファイナンシャルプランナーに相談するのがおすすめです。相談の内容にもよりますが、1~2万円あれば相談はできます。「高い」と思われるかもしれませんが、生命保険料を安く抑えることができれば、ほんの数か月で元が取れますよね。

保険の担当者に言われるがままに契約するのと、しっかりライフプランニングの相談をしてから保険を契約するのとでは、将来的に支払う保険料の金額は数百万円単位で変わってくることもあるのです。

ただし、あくまでも「ライフプランと保険相談は分けるべき」です。保険ショップで両方まかなうのではなく、かと言ってFP相談で両方まかなうべきとも思いません

どの保険会社にどのような商品があって、どのような特徴があるのか、ということはやはり保険ショップのスタッフの方が格段に詳しいです。

ライフプランはライフプランのプロに、保険相談は保険相談のプロに、と分けて利用した方がムダが無く、最低限の出費で最大限の保障を得ることができますよ。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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