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「金持ち喧嘩せず」「金持ち金使わず」など、お金持ちのことわざには人生を豊かにするヒントがある

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「金持ち喧嘩せず」「金持ち金使わず」など、お金持ちのことわざには人生を豊かにするヒントがある

お金がなかなかたまらないと悩んでいた時期、お金にまつわる格言からお金と上手に付き合うヒントを探す試みを行ってみました。

すると、「金持ち」をキーワードとする2つの格言に、お金と上手に付き合い人生をより豊かにするための大きなヒントがありました

金持ち喧嘩せず

金持ち喧嘩せず

「金持ち喧嘩せず」という格言には、「お金に余裕があると心にも余裕ができて喧嘩をしない」という意味があります。

確かに、お金持ちはどこか余裕がある雰囲気で、品格の高さもうかがえます。

筆者が出会ったことがあるお金持ちは、次の特徴を多く備えています。

・ 人の悪口を言わない
・ 人の幸せをねたまない
・ 物腰が穏やかである
・ めったに声を荒げない
・ 表情に険がない

つまり、お金持ちには心に余裕があり性格が良い人が多いのです。

中には「ほとんど喧嘩をしたことがない」という夫婦も数多くいます。

そのような人のもとには、同じような雰囲気を持つお金持ちが集まるようです。

その結果、お金もその界隈に集まってくるのかもしれません。

そう考えると、「金持ち喧嘩せず」にはお金に余裕がある安心感が心の余裕を生むという意味があるとよくわかります。

損だとわかっている喧嘩をしない

一方、この格言には「金持ちは損だとわかっている喧嘩をしない」という意味もあります。

世間で有名なお金持ちには、何事にもムダを嫌う人が多い印象があります

それはすなわち自分にとってマイナスであるとわかっている喧嘩などに労力を費やさず、その分自分にとってプラスになることに力を注ぐ合理性に長けた賢い人が多いということでしょう。

しかし、そのような温厚さや合理性の高さは、お金持ちでなくてもぜひ心がけるべきポイントだと思います。

例えば、家計のことで夫婦喧嘩を繰り返したところで何も解決しませんが、喧嘩をやめて夫婦で仲良く家計の見直しを行えば、間違いなく家計は改善に向かいます。

また、人の幸せをねたむ暇があれば、自分が幸せになるための自分磨きをした方がよっぽど有意義で、幸せにも近づけます。

そう考えると、私たちもお金持ちを見習い、「金持ち喧嘩せず」の実践を旨としたいところです。

金持ち金使わず

「金持ち金使わず」という格言もありますが、これもおおむね事実でしょう。

それを説明するにあたり、身近な話を例にお話しします。

近所にいる地主の資産家は、倹約家で有名です。

また、子供たちにもほしいものをなんでも買ってあげるようなことは決してせず、本当に必要な時だけお金を使うように厳しく教育し、自分たちもそれを実践しています。

しかし、教育費にはお金をかけ、子供たちが十分な教育が受けられるように配慮しています。

また、人間関係を潤滑にするために必要な出費も惜しまないため、単なるケチではなく金銭感覚がしっかりしている印象が強いのです。

堅実な金銭感覚と高いマネーリテラシーを持っている

堅実な金銭感覚と高いお金リテラシーを持っているお金持ち

そのような方針の背景には、「先祖代々受け継いできた財産を守り抜くのがわれわれの義務」という考えがあるようです。

確かに、お金がある人には問題がある投資話などの悪い誘惑も多いでしょう。

それを上手に退けて大事な財産を食いつぶさないようにするには、堅実な金銭感覚と高いお金リテラシーを持つ必要があります。

つまり、お金持ちは自らのお金を守る方法や正しいお金の使い方を知っている人たちなのです。

それこそが、「金持ち金使わず」の真意だと思います。

その部分は私たちも大いに見習うべきはないでしょうか。

格言からお金と上手に付き合うヒントを探してみよう

以上のとおり、お金持ちにまつわる格言には私たちの生活に役に立つヒントが数多く含まれています

私たちもこれらの格言からわかるお金持ちマインドを日常生活に取り入れ、前向きな気持ちで毎日を過ごしたいものですね。(執筆者:大岩 楓)

《大岩 楓》
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大岩 楓

執筆者:元銀行員 FP2級 大岩 楓 大岩 楓

元銀行員にしてベテラン主婦のフリーライターです。クレジットカードや節約記事などの執筆のほか、既成記事の校閲も行っています。50代になった現在、最大の関心事はずばり「老後のお金」今後のマネープランについて真剣に考え始めました。そこで自らの勉強も兼ね、銀行員時代に培った金融知識と25年以上の家計管理経験をベースにお金に関するさまざまな事柄について深堀りしていきます。 <保有資格> FP2級 寄稿者にメッセージを送る

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