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「キラキラ生活」が身を滅ぼすSNS時代の落とし穴 趣味・娯楽にかける費用は収入の2~5%程度が理想 

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「キラキラ生活」が身を滅ぼすSNS時代の落とし穴 趣味・娯楽にかける費用は収入の2~5%程度が理想 

キラキラ生活のSNS

日本初上陸のスイーツや写真映えするグルメに、ヨガやお花など女性らしい習い事…どのSNSを見ても「キラキラ生活」の投稿は多く見られます。

楽しい趣味は人生を豊かにしてくれますが、一方でSNSでのアピールや自己満足のための度を超えた浪費に生活を圧迫されているという人も少なくありません。

一般的に趣味・娯楽にかける費用は収入の2~5%程度が理想と言われています。

20万円の収入であれば上限は1万円程度ですが、筆者も以前はこれを超えた過度な「趣味浪費」を行ってしまっていました。

自覚のないままに不必要な消費をしないよう、自分が趣味へかけているお金はしっかり把握したいものです

今回は特に女性が陥る、後悔する趣味浪費について筆者の経験を踏まえてご紹介します。

趣味にかける費用は?

本当に必要な趣味の出費と、SNS映えのためだけの出費

最近よく見られる趣味浪費で特に顕著なのが、SNS映えを意識したグルメやスイーツ、話題のスポットなどの投稿への執着です。

友達と一緒にかわいいスイーツを食べたり、面白いスポットへ出かけて過ごす時間はお金に換えられない大切な時間です。

ですが、中にはそこまで興味があるわけでもないのに周りに合わせるためにそういった投稿を行う人がいるのも事実です。

一部には友達と遊んでいるように見せかけるために「友達レンタル」のサービスまで使うケースもあります。

過去2~3か月の間に自分が行った、SNSを意識した行動にかかった費用を計算してみると、意外と多くて驚くかもしれません。

しかし最近ではSNSがきっかけで仕事の依頼が来たり、「インスタグラマー」や「ユーチューバー」などネット上の媒体を活動の中心としたフリーランスの方もいるので、全てが無駄ではありません

筆者の知人にも趣味で撮っている写真をSNSに載せていたら次第に企業から依頼が来るようになり、気づいたら本業よりも多く稼いでいたという方がいますが、それは本当に自分の好きな事(= 趣味)を続けていたからこそ得られた機会です。

流行を追いかけたり、周りに良く思われたいなどといった理由だけで無駄な出費をせず、自分の好きな事・友人と過ごす大切な時間の延長線上にSNSがあるだけだという事を今一度意識してみると、後悔する事もなくなるはずです。

SNS映え命

習い事にかかる費用と節約の方法

・ スポーツ
・ 生け花
・ お茶
・ 料理

など、仕事とは無関係の習い事は心や身体の健康のためにとても重要な役割を持っていますが、必要以上にする事で生活が圧迫される恐れもあります。

心当たりがある方は、まずはその習い事に行く事が

自分にとって心の栄養になっているか

負担になっていないか

費用をかける価値はあるのか

もう1度考えてみると良いかもしれません。

最初の頃は楽しかったけれど最近は人付き合いも面倒だし、行くのが楽しみじゃない…という場合は思い切ってやめた方が得策です。

しかし習い事を一切やめるのもストレスになってしまうので、おすすめなのは何か1つだけ通うのを辞めて自宅で行うように切り替える事です。

ヨガや料理など人気の習い事は多くの場合YouTubeなどのサイトでレッスンが公開されており、自宅で無料で行えます

筆者も以前は月1万円以上かけてピラティス教室に通っていましたが、YouTubeでレッスン動画を見られることに気づいてからは自宅で行うようになりました。

するとレッスン費用だけではなく交通費や外食代、飲み物代など色々な付帯費用の支出が削減でき、思っていた以上に節約できました

外の空気を吸うのも大事ですが、習い事の支出が大きすぎる場合にはこういった方法で節約してみるとむしろ心も満足する結果になるかもしれません。

実生活に使えない資格の取得

実際に使えない資格も

習い事の延長として、資格を取る事を目標にして努力しているというケースもよく見られます。

目標があるとモチベーションが上がって生活にもハリが出るので、資格の取得は決して無駄な行為ではありません。

前向きな理由ではなく

「何となく不安だから」

「時間が余っているから」

という理由で資格を取る人も少なくありません。

ごく稀に資格マニアなどと呼ばれるほどさまざまな資格を持っているような人もいる程です。

資格というのは本来、生計を立てるために、あるいは他人に何かを教えるための実力の証明として使われるものです

最近ではファイナンシャルプランナーや料理関連、美容関連、健康関連の資格などが人気ですが、果たしてその中で仕事や実生活に役立つものがどれ程あるでしょうか。

例えばファイナンシャルプランナー1つをとってみても、「手に職」などという触れ込みで資格取得を勧める広告もありますが、もともと金融や保険関係の仕事をしている・またはしたいと思っている人以外の人にとって仕事に直結する資格とは言えません。

もちろんマネー関連の資格は実生活ではとても役立つ知識が得られるので、そういった目的で取得するのはとても良い行動だと言えます。

つまり、資格を取る場合には、その資格を取る目的や、取った後の生活をしっかりとイメージする事が重要です。

「将来が不安」という理由ならば、その資格を持っているとどのような求人に応募できるのか、倍率はどれくらいなのか、給与水準や勤務体系は希望通りなのかといった事は事前に把握しておく必要があります

これらの情報は求人サイトで調べればすぐに分かる事です。

よく調べた上で自分が思い描く生活につながると思えるのであれば資格取得に踏み出す価値があります。

仕事ではなく実生活に取り入れたい場合でも、

どれ程お金がかかるのか?
飽きてしまうリスクは?
資格取得後に趣味として続けるのにかかる費用は? など

考えることはたくさんあります。

講座の受講や実習、試験の費用など資格取得の出費は一時的に大きな経済的負担になることは間違いないので、後悔のないよう事前によく調べておきましょう。

価値のある投資

価値のあるものだけに!

趣味は本来人生を豊かにしてくれる素晴らしいものですが、自分が心から好きだと思える活動であるからこそお金をかける価値があるのです。

「充実した生活」、「キラキラした人生」に対する世間のイメージに引っ張られて、自分を見失っているうちに気づくとお金もなくなっている、というのは最悪のケースではないでしょうか

収入の2~5%程度を超えた費用をかけて趣味活動をしている方は要注意です。

自分の本当に好きなことだけに価値ある投資ができるよう、この記事が趣味費を見直すきっかけになれば幸いです。(執筆者:島村 妃奈)

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《島村 妃奈》
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島村 妃奈

島村 妃奈

20代で1000万円を貯めた経験を元に、実用的なマネー術をご紹介します。現在は秘書として働く傍ら、フリーライターとしても活動中。趣味は貯金と投資で、現在は子供の教育資金捻出のために日々奮闘しています。 【保有資格】FP技能検定2級、AFP 寄稿者にメッセージを送る

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