保育園?幼稚園?第3の選択肢「認定こども園」»マネーの達人

保育園?幼稚園?第3の選択肢「認定こども園」

「認定こども園」になって広がる選択肢


≪画像元:内閣府HP 認定こども園概要


数年前から聞くようになった、認定こども園。ずいぶんと認知されてきました。
・ 幼稚園
・ 保育園
・ 認定こども園
それぞれ法律では細かく定義されていると思いますが、一般的な感覚では、下記のような印象と現状だと思います。



保育園


両親が働いている子供が行くところ

保育園へ通わせる場合

待機児童問題もあり、都心部では選べる状態ではありませんでした。

そもそも1つの地域に複数の保育園があることは稀だったので、通勤経路などからおのずと選択する保育園は限られてきます

幼稚園


専業主婦家庭の子供が行くところ。

幼稚園へ通わせる場合

保護者の方はいくつかの幼稚園を比較して自分たちに合ったところを探すと思います。
・ 園の雰囲気がとてもよかったから
・ 園バスが近くまできてくれるから
・ お値段が手ごろだから
など。

認定こども園


幼稚園よりも長く子供をみてくれるので、保育園・幼稚園どちらの子供も入り混じっている

認定こども園が増えたことで、特に満3歳以降(年少以降)は選択肢が広がりました。

前身が私立幼稚園のこども園の場合は、お値段も高いんだろうなと思っていたのですが、そうではないということが分かりました。


1号認定は所得額に応じて決まる保育料の上限が低い

「子ども・子育て支援新制度」では図のような認定区分が定められています。



満3歳以降で私立幼稚園・認定こども園へ通う場合は1号認定になります。


≪画像元:内閣府HP 子ども・子育て支援新制度について(pdf)≫


例えば、世田谷区の1号認定の場合の保育料はこちらです。最も高くても月額1万8,700円だということがわかります。


( )内は2人目の保育料です。
≪画像元:世田谷区公式HP 世田谷区保育料一覧表(1号認定)(pdf)≫


私立幼稚園の場合は、保育料の他にも施設利用料や給食費がかかるところもありますし、延長保育料もかかってきます。それら月あたり2万円だと仮定すると、1か月あたり3万8,700円になります。

2号認定で認可保育園へ通う場合


保育料はこちら(世田谷区公式HP(pdf))をご覧ください。

世帯所得が1,000万円(階級D17 所得割課税額が34万円以上35万5,000円未満である世帯 )だと3歳児の保育標準時間で保育料が1か月3万200円です。

幼稚園へ通うのと比べると、この試算では月あたり8,500円多く払わないといけませんが、保育園でも主食費を徴収するところもありますし、差はもう少し縮まると思います。

世帯収入が多くなるほど、差は縮まります。私立幼稚園だからといって、驚くほど保育料が高くないことが分かっていただけるかと思います。


1号認定でも兄弟構成に応じての保育料が減額されます。



保育園の場合は、同時期に兄弟が通っていると、2人目の保育料が半額、3人目が無料になります。

1号認定も同じような制度があり、幼稚園年少から小学校3年までの範囲において、最年長の子どもから数えて2人目の保育料は半額、3人目以降は無料となります。

例えば、2歳差の兄弟の弟だと、保育園の場合は最後の2年は保育料が半額にならず満額支払うことになりますが、1号認定に切り替えると卒園まで半額が適用されることになります。(上の子が小学校3年生までは半額となる)

2歳差の弟が2号認定として保育園に通った場合


4歳児(年中)の1年間にかかる保育料

2万5,100円 × 12か月 = 30万1,200円

2歳差の弟が1号認定として私立幼稚園に通った場合


4歳児(年中)の1年間にかかる保育料

(9,350+2万円) × 12か月 = 35万2,200円

年間にすると差は6万円ほど。

兄弟の下の子ほど、私立幼稚園に通わせる負担は軽くなります。


私のお伝えしたいこと

保育園と幼稚園、それぞれの特色があり、どちらがよいというわけではありませんが、教育方針が合ってどうしても行かせたい幼稚園(認定こども園)があるのであれば、
「金額面での負担は実は大きくないですよ」
というのをお伝えしたかったのです。

幼稚園によって保育料以外の諸費用は変わってきますので、ぜひ一度具体的に計算してみることをお勧めします!(執筆者:村居 裕子)

この記事を書いた人

村居 裕子 村居 裕子»筆者の記事一覧

3人の子供を持つ主婦兼ライター。大学卒業後。新入社員当時から財形貯蓄をしたりと、貯金が好きな性格。貯金にこだわるあまり、気持ちよくお金を使えないというジレンマに気付き、しっかり貯金をしつつ、楽しくやりたいことはする!という生活をめざしている。子供を持つ主婦目線で、少し工夫で簡単に節約できるコツを書いていきます。

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