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木造の耐用年数は22年。資産形成を考え「中古一戸建て」をご提案します。

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木造の耐用年数は22年。資産形成を考え「中古一戸建て」をご提案します。

人生の三大支出のひとつ、住宅購入資金。中古一戸建てについて考えてみました。


時間の経過によって価値が変わる?

「減価償却資産」

建物、機械装置、車両運搬具など、時間の経過等によってその価値が減っていくような資産を「減価償却資産」といいます。

「非減価償却資産」

土地や骨とう品などのように時間の経過しても価値が減らない資産を、「非減価償却資産」といいます。

住宅の耐用年数

住宅をはじめ、様々な資産には、「原価償却資産の耐用年数における省令」にもとづき、個別の耐用年数が定められています。住宅の耐用年数は、木造で22年です。この数字を見ると「木造住宅は築22年で住めなくなる」と感じますが、そうではありません

日本の、既存住宅流通シェアは、14.7%で欧米諸国の1/6と低くなっています。(H25年国土交通省調べ)

日本は住み替え文化が薄い為、

・ 売りたくても買ってくれる人がいない
・ 建物の価値が25年程で0になってしまう
・ 銀行のローン審査で評価額が低く融資がおさえられるので買いたい人がいてもローンが借りられない

などの事などが考えられます。自己資金は厚めに積んでおく必要があります

木造住宅の平均寿命は、1982年時点では38年ほどだったようですが、現在では建築技術の向上により60%ほど延びているといわれています。法的耐用年数は税法の減価償却上の話で実際の寿命とは違っています

私からの提案

3,500万円で家と土地を購入したとします。


新築の場合

建物 1,750万円 + 土地 1,750万円 = 3,500万円

中古住宅の場合

建物 500万円 + 土地 3,000万円 = 3,500万円

リフォームや耐震工事などの費用500万円かかったとすると、同じ3,500万円の予算で3,000万円を土地購入費用にあてることができます。

同じ予算でも…

3,000万円を土地購入費用にあてることができます。耐用年数が22年ですから、22年後は資産価値は土地分だけとなり、中古住宅の方が1,250万円多く残ります。坪50万円とすると、25坪広いことになります。

中古一戸建てという選択、ありだと思いませんか?(執筆者:藤原 洋子)

《藤原 洋子》
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藤原 洋子

藤原 洋子

ファイナンシャルプランナー 1963年生まれ。大学卒業後、食品会社に就職。専業主婦期間を経て大手保険会社にて営業職として、個人、法人のお客様を担当する中で、税金や社会保障の知識を深めようと、2008年AFPを取得。1社だけのコンサルティングにもどかしさを感じ、退社後2016年、主婦目線を生かしたファイナンシャルプランナーとして活動を始める。 得意分野:ライフプラン  保険  社会保障 <保有資格>:AFP 、2級ファイナンシャルプランニング技能士、トータル・ライフコンサルタント(生命保険業界FP) 寄稿者にメッセージを送る

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