日本経済新聞によると、埼玉県北本市が楽器を寄付すると査定価格分の控除を受けられ、寄付された楽器が市内の中学校の吹奏楽部で活用される「楽器寄付ふるさと納税」を始めました。
≪画像元:楽器寄付ふるさと納税≫
「楽器寄付ふるさと納税」は、埼玉県北本市に使われなくなった楽器を寄付すると、査定価格分が同市へのふるさと納税となる取り組みです。
一般的なふるさと納税制度である寄付額に応じた地域の返礼品がもらえる仕組みとは異なり、楽器を寄付します。
寄付された楽器が市内の中学校の吹奏楽部で活用されるため、学校の楽器不足解消に繋がり、生徒が演奏できる楽器を増やすことができます。
募集する楽器は、市立中学校の吹奏楽部向けとなるサックス、クラリネット、トロンボーンなど。
申し込みは、専用サイトで受け付けます。
申込み後は、提携業者が査定を実施。査定額に納得した場合、額に応じた所得税と住民税の控除を受けることができます。