ふるさと納税「果物・フルーツ」の人気ランキング2018

フルーツの定番「りんご」と「梨」は手頃な価格で失敗なし

青森県や長野県といえば「リンゴ」ですよね。そして「梨」の生産地といえば千葉県が有名ですよね。

ここでは、りんご・なしの5つのブランドと相場について紹介します。

「りんご」と「なし」のブランド

りんごとなしのブランドは、全国各地で生まれています。ここでは、りんごとなしの

ブランドを5つだけご紹介。

大鰐高原りんご

大鰐高原りんごは、リンゴ王国の青森県が生んだブランドです。気温差のある地域を活かして、甘さのあるりんごになります。

そのため、青森県のコンテストで表彰された経験もあります。関東でも食べられますが、青森県の農家に行けば、作業を手伝いながらりんごを食べられるのがメリットです。

ジョナゴールド

ジョナゴールドは、アメリカの「ゴールデンデリシャス」と「紅玉(こうぎょく)」を合体させたりんごです。

そのまま食べてもおいしいですが、甘さがあるためアップルパイにピッタリではないでしょうか?

ふじ

ふじといえば、一度は名前を聞いたことがあるブランドではないでしょうか。なぜなら、日本で作られているリンゴは、ふじだからです。

そして、ふじにも毎年10月に収穫される「早生ふじ」や日差しを浴びて育てられる「サンふじ」などさまざまな種類があります。

アマノ食堂によると、ふじはりんごの中でも人気が高いと言われています。

愛宕梨

愛宕梨は、バスケットボールぐらいの大きさがあります。そして、他のなしよりも熟しているため甘いブランドなしです。

食べてみると、しゃっきとした食感と果汁からあふれる甘さを感じられます。なつかしいなしの味をふるさと納税で試してみてはいかがでしょうか?

二十世紀梨

二十世紀梨は、1888年(明治21年)に千葉県・松戸市の覚之助氏が見つけた品種です。たまたま見つけたなしの木を使ったのがはじまりとされています。

学者の渡瀬寅次郎氏(わたせとらじろう)によって、「二十世紀なし」といった名前が付けられました。

そして、明治37年(1904年)には、鳥取県に渡り「ブランドなし」として知られています。ふるさと納税サイト「さとふる」では、二十世紀なしの水(京都府・久御山町)やお酒(鳥取県)もあるため、味わってみてはいかがでしょうか。

ふるさと納税のりんごとなしの相場

ふるさと納税サイト「さとふる」では、りんごが17件(2019年2月7日現在)となしが295件(2019年2月7日現在)の返礼品があります。

ふるさと納税をしたい人は、どれぐらいの寄付をすると「りんご」や「なし」がもらえるのか知りたいですよね?

ここでは、りんごやなしの相場について紹介します。

【ふるさと納税における「りんご」と「なし」の相場】

自治体名 商品名 寄付額
和歌山県・湯沢町 和歌山県産の幸水 5,000円
佐賀県・唐津市 なしの王様・おまかせサイズ(5㎏) 10,000円
千葉県・白井市 しろいのなし(5㎏) 15,000円
和歌山県・湯沢町 巨峰となしのセット(2㎏/なしのみ) 20,000円
岡山県・美咲町 梨園で作られた幸水 20,000円

10,000円~20,000円があれば、2㎏~5㎏のなしを食べられます。ほかにも、山形県のラ・フランスが含まれる「西洋梨」も人気があるため、寄付をしてみてはいかがでしょうか?

自治体名 商品名 寄付額
山形県・上山市 ふじりんご・家庭用(5㎏) 5,000円
青森県・大鰐町 地元ブランドのりんご (3kg) 10,000円
岩手県・軽米町 サンふじ(5㎏) 15,000円
青森県・南部町 サンふじ・中玉(10㎏) 20,000円
青森県・大鰐町 地元ブランドのりんご(10kg) 30,000円

10,000円~20,000円の寄付をすれば、3㎏~10㎏のりんごが自宅に届けられます。10kgだと約40個近くのりんごが来るため、食べ切れる人は申込をしてください。

いちごは有名ブランドを選ぶのがおすすめ【あまおう・とちおとめ等】

いちごといえば、とちおとめ(栃木県)・あまおう(福岡県)・紅ほっぺ(静岡県)などが有名ですよね。

ここでは、イチゴの名産地・ブランド名と相場を紹介します。

「いちご」のブランド

いちごのブランドは、100種類を超えるとされています。ここでは、一度は聞いたことがある3つのいちごをご紹介。

ふるさと納税をする前に、どんな歴史と味がするのか知ってください。

とちおとめ

とちおとめは、1996年(平成8年)にスタートした品種です。いまでは、スーパーやデパートでも見かける大人気のいちごではないでしょうか?

冬でも明るい時間が長く、昼と夜の温度差もある栃木は、いちご作りにピッタリの土地といわれています。

そのため、甘くても果汁がたっぷりのいちごになるのです。また、とちおとめは許可を取れば栽培できるため、栃木県以外のとちおとめも生産しています。

ふるさと納税サイト「さとふる」では、とちおとめ4パック(栃木県・那須塩原市)やとちおとめを使ったジャム(栃木県・上三川町)といった返礼品がありました。

あまおう

あまおうは、いちごの名産地である「大木町」で育てられた品種です。とちおとめのような他県での栽培はなく、福岡県にしかないいちごです。

また、赤くて大きい粒や丸みのある形に加えて、ちょうどよい甘みと酸味があるため「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字から「あまおう」になりました。

ふるさと納税サイト「さとふる」では、凍らせたあまおう(福岡県・大野城市)やあまおう狩りのチケット(福岡県・古賀市)といった返礼品があります。

紅ほっぺ

紅ほっぺは、2002年(平成14年)に静岡県で生まれた品種です。

紅ほっぺのもとになった「あきひめ(静岡県のいちご)」と同じく、甘さと酸味を感じられるいちごで、福岡県のあまおうについで第4位の出荷量を誇っています。

そのため、日本人が知っている人気のいちごではないでしょうか?

ふるさと納税でもらえる「いちご」の相場

自治体名 商品名 寄付額
佐賀県・江北町 つみたて凍りいちご(1㎏) 5,000円
群馬県・川場村 朝摘みいちご(1箱) 5,000円
静岡県・静岡市 静岡・デラックス(4パック) 10,000円
福岡県・豊前市 福岡県産いちご(1.14kg) 15,000円
香川県・高松市 高松市産いちご食べ比べセット(2.28kg) 20,000円
静岡県・静岡市 静岡・デラックス(12パック) 30,000円
静岡県・静岡市 静岡いちご(20パック) 50,000円

5,000円~20,000円の寄付をすれば、1㎏~2㎏前後のいちごが食べられます。また、いちごが育たない時期には、いちごの個数が減るため気を付けてください。

旬を逃したくない桃|傷みやすいので早めに食べきるのがおすすめ

ももは、6月~8月がおいしい季節です。例えば、山梨で生まれたちよひめは、6月中旬に収穫されて近くのスーパーやデパートに出回っています。

また、ももは痛みやすく長期間の保存ができないフルーツです。ふるさと納税でもらった旬の桃は、できるだけ早めに食べ切ってください。

ここからは、ふるさと納税サイト「さとふる」における桃の相場を紹介します。

【ふるさと納税における「桃」の相場】

自治体名 商品名 寄付額
和歌山県・湯沢町 和歌山県のブランド桃(2㎏) 10,000円
山形県・寒河江市 選び抜いた桃・おまかせ品種セット(12~20玉) 11,000円
山梨県・南アルプス市 エクセレント桃

(9~10玉/3㎏)

20,000円
和歌山県・湯沢町 大玉の桃(3.8~4.0㎏) 25,000円
大阪府・泉佐野市 プレミアムフルーツセット

30,000円

巨峰以外にも美味しい品種が続々登場のぶどう・シャインマスカット

ぶろうといえば、紫色に近い巨峰が有名ではないでしょうか?しかし、他にも黄緑色をしたシャインマスカットなどさまざまな種類があります。

ここでは、ぶどうとシャインマスカットの違い・ぶどうのブランド・相場・人気のあるぶどうをご紹介。

「ぶどう」と「シャインマスカット」の違い

実は、シャインマスカットもぶどうの1つです。しかし、巨峰などで知られている紫系のぶどうとは見た目が違います。

ほかにも、紫系のぶどうは皮をむいて緑色の実を食べます。シャインマスカットは皮をむかなくても食べられるのが特徴です。

「ぶどう」のブランド

ぶどうのブランドは、世界で5000種類と言われており、日本でも40種類を超える品種が生まれています。その中でも、3つの有名なぶどうを紹介します。

甲斐路

甲斐路(かいじ)は、山梨県で生まれた赤ぶどうの品種です。1977年(昭和52年)に登録されたぶどうのため、40年以上も愛されているぶどうです。

見た目は、薄い紫色をしたぶどうですが、果実が裂けないため「赤いマスカット」と言われています。

9月~10月上旬が食べごろなので、秋に食べたいぶどうの1つです。また、実よりも皮がおいしいため、味わってみてはいかがでしょうか?

ふるさと納税サイト「さとふる」では、南アルプス市産のぶどう(山梨県・南アルプス市)として提供されています。

ナガノパープル

ナガノパープルは、長野県・須坂市とJAながのが作ったぶどうです。2004年(平成16年)に登録された品種で、長野県以外では生産されていません。

大量生産のフルーツではないため、珍しいぶどうの1つです。そのため、2013年(平成25年)の野菜ソムリエサミットで大賞に輝いています。

ふるさと納税サイト「さとふる」では、ナガノパープル2.4㎏(長野県・須坂市)といった返礼品がありました。

桃太郎ぶどう

桃太郎ぶどうは、岡山県の花澤茂氏が「グザルカラ」と「ネオマスカット」を交配したものです。

人気のある種なしで皮ごと食べられるところや実のつまった果肉が特徴になります。

また、普通のマスカットよりも大きな粒もあるため、見分けやすいのではないでしょうか。

ぶどうの相場

ここからは、ふるさと納税サイト「さとふる」に登録されているぶどうの相場を紹介します。

【ふるさと納税における「ぶどう」の相場】

自治体名 商品名 寄付額
山形県・南陽市 朝どりデラウェア(1箱) 5,000円
和歌山県・橋本市 巨峰の食べ比べセット(2.5㎏) 10,000円
和歌山県・湯沢町 和歌山県産のシャインマスカット(2㎏) 15,000円
長野県・須坂市 ナガノパープル(2.4㎏) 20,000円
長野県・須坂市 ナガノパープル(3.6㎏) 30,000円

10,000円~20,000円の寄付をすれば、1~2㎏のぶどうがもらえます。

高級フルーツの定番メロン|全国各地の有名ブランドメロンを注文可能

高級フルーツといえば、メロンを思い浮かべる人もいますよね。デパートにある高野フルーツパーラや資生堂パーラでは、メロンのパフェが2,000円前後と高い値段で売られています。

ここでは、メロンの赤肉と青肉の違い・3つのブランド・ふるさと納税での相場を解説します。

メロンの「赤肉」と「青肉」の違い

メロンには、実がオレンジの「赤肉」と白色をしている「青肉」といった2種類があります。2つのメロンには、以下のような違いがありました。

【メロンの赤肉と青肉の違い】

赤肉

青肉よりも甘みのあるメロン

青肉

さっぱりした味のするメロン

ただし、メロンの育て方によって味が変わるため、参考程度に考えてください

「メロン」のブランド

メロンのブランドは、日本だけでも40種類近くとされています。ここでは、夕張メロン(北海道)・クラウンメロン(静岡県)・エメラルドメロン(高知県)について紹介します。

夕張メロン

夕張メロンといえば、夏のお中元に欠かせないアイテムではないでしょうか。炭鉱の町として知られている北海道・夕張市で作られて、巨人戦の北海道シリーズで選手に紹介したことがブレークのキッカケとなりました。

ふるさと納税サイト「さとふる」では、取り扱っていません。デパートで買ったときには、ジューシーな味を感じてみてはいかがでしょうか?

クラウンメロン

クラウンメロンは、T字型のつるが目印のマスクメロンの1つです。そして、クラウンメロンにも以下のようなランクがあります。

【クラウンメロンのランク】

白ランク(大玉で安い)

山ランク(ギフトセットに利用)

富士ランク(希少な品種)

ふるさと納税サイト「さとふる」では、メロンLサイズ(大阪府・泉佐野市)や山メロン1玉(1.4kg)といった返礼品がありました。

エメラルドメロン

エメラルドメロンは、1992年5月に生まれた品種です。名前の由来は、5月のパワーストーンである「エメラルド」から名付けられました。

クラウンメロンと同じく、1本の木から1玉のメロンだけを作ります。かわいい子どもを育てるように、時間をかけて1つの商品に仕上げています。

また、ツルが短いとおいしいと言われているのが、エメラルドメロンの特徴です。

ふるさと納税における「メロン」の相場

ここからは、ふるさと納税で提供されているメロンの相場を紹介します。あなたのお気に入りのメロンが見つかるかもしれません。

【ふるさと納税における「メロン」の相場】

自治体名 商品名 寄付額
山形県・尾花沢市 尾花沢産のメロンセット(3㎏) 8,000円
大阪府・泉佐野市 国産赤玉メロン(2.0㎏) 10,000円
北海道・上富良野町 富良野産の赤肉メロン(1.9kg) 15,000円
北海道・安平町 おいわけメロンパック(8.0㎏以上) 20,000円
千葉県・南房総市 千葉アクアメロン(3.8㎏) 30,000円

8,000円~20,000円の寄付をすれば、2~3㎏のメロンがもらえます。

失敗しない!ふるさと納税のフルーツ選びのポイント

ふるさと納税でフルーツを選ぶときは、以下のような5つのポイントを気を付けてください。

【ふるさと納税の良いフルーツを選ぶ3つの方法】

1:寄付した人の口コミを見る。

具体的なコメントがなければ避ける

2:還元率だけではなく、食べ切れるメロンを選ぶ

3:「〇〇県産フルーツ」よりも「ブランド名」で選ぶ

しかし、ノーブランドのフルーツも国産のため

安心できます。

ふるさと納税の定期便で特産フルーツが毎月届く!

ふるさと納税で定期便を頼むと、月替わりで新しいフルーツがもらえます。例えば、福岡県・古賀市の返礼品では、あまおう(いちご)・デコポン・なつみ・甘夏などの甘いフルーツが食べられます。

定期便の期間については、半年または1年間としている自治体が多いです。

【定期便は高いという方へ】ふるさと納税はフルーツの詰め合わせ・盛り合わせも充実

紹介したフルーツの定期便は、50,000円~100,000円といった高めの寄付が必要です。そのため、「自分の所得では限度額に収まらない」といった人もいます。

このような人には、定期便よりも安い「フルーツの詰め合わせ」がおすすめです。例えば、青森県・五戸市では、5㎏のりんごの詰め合わせが10,000円でもらえます。

返礼品では、シナノゴールドやふじなど有名な品種も含まれているため、お気に入りのりんごが見つかるのではないでしょうか。

ふるさと納税でフルーツを頼むなら旬の少し前が狙い目

ふるさと納税でフルーツを頼むには、旬のフルーツは避けてください。なぜなら、熟したフルーツは寄付する人が増えるため、在庫切れになるためです。

上記で紹介したフルーツの旬については、以下のとおりです。

【りんご・なし・いちご・桃・ぶどう・メロンの旬】

りんご

10月~12月頃(秋~冬)

なし

7月~9月(夏~秋)

いちご

4月~5月(春)

8月~10月(夏~秋)

ぶどう

8月~10月(夏~秋)

メロン

5月~7月(春~夏)    

そして、季節別におすすめなのが、3月頃に摘み放題もある「春のいちご」。贈り物におすすめの「夏のメロン」。山梨ワインにも使われる「秋のぶどう」。サラダにも合う「冬のりんご」ではないでしょうか。

また、収穫する時期が決まっているフルーツは、受付対象外になります。仮に寄付ができたとしても、りんごのように発送が11月~12月と遅いです。

すぐにフルーツを食べたい人は、発送日のチェックも忘れないでください。