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ふるさと納税では動物愛護を応援! 地域猫推進・不妊・去勢支援プロジェクト

地域猫推進・不妊・去勢支援プロジェクト

ふるさと納税クラウドファンディングという仕組みがあるのをご存知でしょうか?ふるさと納税の寄付金を、自治体が抱える問題解決のため使ってもらうという仕組みです。寄付金の納付先を「欲しい返礼品」から選ぶのではなく、地域の「応援したい取り組み内容」から選ぶことができます。今回は動物愛護の取り組みを紹介します。

静岡県御殿場市の地域猫活動

御殿場市が取り組む「地域猫活動」

≪画像元:ふるまる

飼い主のいない野良猫の寿命がどれくらいかご存知でしょうか?

飼い猫の場合、20年以上生きる猫がいる一方で、野良猫の平均寿命は長くて5年程度

交通事故や野良猫同士のケンカなど危険を伴う外での生活や、充分な食べ物が得られないこと、常に警戒心をもって生きているためストレスが強いことが平均寿命の短い原因と言われています。

一方、猫は非常に繁殖力が強く、1年間に10~30匹の子供を産みます

そのまま放っておくと街中に野良猫が増えていきます

野良猫たちは与えられた過酷な環境で必死に生きているだけですが、野良猫のふん尿による被害やアレルギーで困ってしまう人など、人間とトラブルが多く起こっています。

そういった不幸な猫を増やさないために御殿場市内の各地域では「地域猫活動」が行われています

「地域猫活動」とは餌場やトイレの設置、野良猫に対し不妊去勢手術を施すことによって、不幸な子猫の数を今以上に増やさないようにするなど、猫と人が共に幸せに暮らしていくための活動のことです

御殿場市ではこれまで「地域猫活動」を支援してきました。

ただ、「地域猫活動」には費用と根気が必要となるため、取り組みたい意欲はありながらも、取り組みを始められていない地域もあります。

資金や人材の不足は取り組みを始めようとする地域に二の足を踏ませています。

御殿場市ではふるさと納税を使い、資金面での支援と各地域が取り組みを実施しやすい体制を作っていこうとしています

本事業に寄附をした方は御殿場市のマスコット「ごてんばこめこ」のクリアファイルと缶バッチ、ポストカードがもらえます。

御殿場市のマスコット「ごてんばこめこ」のグッズ

≪画像元:ふるまる

プレゼントも嬉しいですが、不幸な猫を増やさないために地域猫活動の支援をしてみてはいかがでしょうか?

和歌山県和歌山市の猫の不妊去勢手術支援

和歌山市の猫の不妊去勢手術支援

≪画像元:ふるさとチョイス

和歌山市で、平成28年度に保健所で処分された犬猫の数は、犬40匹、猫258匹です。

処分されている猫の大半が野良猫で飼い主や譲渡先が見つからないまま処分されてしまうという悪循環の中にいます

和歌山市ではこの悪循環を断つため野良猫の不妊去勢手術の実施、新しい飼い主さんへの譲渡促進などを事業として行っています

この事業をより促進していくために、和歌山市は和歌山市動物愛護センター(仮称)を建設しようとしています

このセンターには診察室と手術室が設けられ、保護された野良猫の不妊去勢手術を行うことができる予定です。

今回の寄附はこのセンターで使用する手術台や診察台、麻酔装置など様々な設備や薬品の資金として使用されます。

山形県遊佐町の猫の不妊・去勢支援

山形県遊佐町の猫の不妊・去勢支援

≪画像元:ふるさとチョイス

山形県遊佐町では、動物愛護法の趣旨に基づき、山形県内で唯一、猫不妊去勢手術費と動物保護団体活動支援事業への補助金を平成28年度から実施しています。

補助金の額はメスの不妊手術1件につき8,000円、オスの去勢手術1件につき5,000円

飼い猫の場合は1年度中1世帯1匹まで助成が適用されます。

ただ、遊佐町では補助金で不妊去勢支援だけを行うだけでなく「無責任飼い主ゼロ」を目指し、「終生飼養」の啓蒙・啓発対策にも力を入れていこうとしています。

今後、この事業を一時的なものに終わらせず、安定的、定常的に取り組む事業として定着させていくための財源として、寄附を募集しています

お礼品もあります。

5,000円以上の寄附をした方は「動物カレンダー2019」とネコちゃんと一輪挿し(陶芸品)

1万円以上寄附した方は「動物カレンダー2019」とネコちゃんと一輪挿し(陶芸品)

更に庄内地域で間伐された黒松から作られた「森の猫砂」

がもらえます。

是非、検討してみてはいかがでしょうか。

長野県佐久市の地域猫活動支援(現在は終了しております)

長野県佐久市の地域猫活動支援

≪画像元:ふるさとチョイス

最後に2018年6月30日に募集期間が終了した長野県佐久市の結果を紹介します

佐久市では、飼い主のいない猫の繁殖を防ぐため、不妊去勢手術費用の一部を補助しています。

2018年5月からクラウドファンディングにて手術費用の一部を補助するため目標額100万円で募集を開始しました。

結果、支援人数147人、寄付金額204万5,000円で204.5%の達成率となりました

寄附金はすべて、猫繁殖制限手術費補助事業費に使う旨が佐久市より宣言されています。

最後に

ふるさと納税と聞くと、どんな返礼品をもらおうかと考えますよね。

お得な返礼品をもらうことも、もちろんふるさと納税の魅力の1つですが、寄付金を使って地域の課題を本気で解決しようとしている人を支援することも選択肢の1つとしてできます。

動物愛護のために寄附を考えてみてはいかがでしょうか