パチンコで借金がやばい？パチンコ依存症・借金地獄から解放される方法を徹底解説

パチンコで借金ができた方の中には「パチンコの借金から解放されたい」と考えている方も多いでしょう。

一度借金を抱えると、お金を工面するために生活が苦しくなり、さまざまな悪影響が出ます。

パチンコで抱えた借金の返済が難しい方は、債務整理の実行を検討しましょう。

この記事では、パチンコの借金の返済が難しい原因や、借金が返済できないときのリスク、パチンコ依存症から脱する方法などをまとめました。

記事を最後まで読むと、パチンコで借金を抱えた際の対処法を理解できます。

パチンコの借金に悩んでいる方は、本記事を参考に借金の負担から解放されましょう。

パチンコ借金地獄で返済が難しい状態とは？

パチンコで借金して返済が難しい状態は、次のとおりです。

• 年収の3分の1以上借金している
• 複数社から借金している
• 借金を滞納している
• パチンコで借金を返済しようと考えている

一つずつ解説します。

年収の3分の1以上借金している

年収の3分の1以上借金している方は、返済が難しい状態です。

貸金業法内の総量規制では、貸金業者は借主の年収の3分の1以上を融資してはいけないと定められています。

総量規制には、借主の借金が膨れ上がり、返済できなくなる状態を予防する目的があります。

年収の3分の1以上の借金がある方は、国が目安として定めている基準を超えており、借金の返済が難しい状態だと認識しましょう。

年収の3分の1以上の借金がある方は、借金を減らし、危険水域から脱却してください。

複数社から借金している

複数社から借金している方も、返済が困難になりやすく危険な状態です。

消費者金融や銀行カードローン、キャッシングなどで複数社からお金を借りると、1社からまとめて借りるよりも金利が高くなります。

借金に適用される金利は、基本的に高額な借金になるほど低くなるため、複数社に分けて借りると、1社にまとめる場合よりも高い金利が適用されます。

たとえば、レイクは99万9,999円以下の借入の場合9.0〜15.0％の金利が適用されますが、400万円〜500万円の借入の場合は4.5％です。

複数社に借金すると、高額な利息が発生し、なかなか元本の返済が追いつきません。

現在借入先が複数ある方は、借入先を減らしたり1社にまとめたりすると、現在よりも楽に返済できるようになります。

借金を滞納している

借金を滞納している方は、すでに返済できない状態に陥っているかもしれません。

返済のためのお金をパチンコに利用している可能性が高く、パチンコに利用するお金を減らしたり返済するお金を事前に確保したりする必要があります。

また、延滞すると遅延損害金が発生し、さらに返済が難しい状態に追い込まれる点にも注意してください。

遅延損害金の金利は20.0％に設定されている場合が多く、大きな負担になるため、借金を延滞している方はできるだけ早めに返済しましょう。

パチンコで借金を返済しようと考えている

現在の借金をパチンコで返済しようとすると、普通に返済するよりも時間がかかるか、返済できずに借金が増え続ける可能性が高いです。

通常であれば、借金をしている時点で焦りの気持ちが芽生えるため、パチンコで借金を返済しようと考えている方は感覚が麻痺していると推測できます。

借金が膨れ上がるリスクを考え、他の方法で返済してください。

パチンコで借金が増え続ける理由

パチンコで借金が増え続ける理由は、次の4つです。

• 負けを取り戻そうとする
• 勝ったお金を散財する
• 金銭感覚の麻痺
• ギャンブル依存症の可能性

順番に解説します。

負けを取り戻そうとする

パチンコの負けを取り戻そうとさらにパチンコをする方は、借金が増えやすいです。

店舗も利益を上げる必要があるため、お客さんに勝たせすぎては損失を被ります。

実際に、パチンコで勝つ確率は20〜30％といわれており、負けても勝つまでやり続けようと考えるのは非常に危険です。

やり続けていればいつか勝てる可能性はありますが、多額の資金を投下する必要があり、借金が膨れ上がります。

パチンコをする際は一日に利用してもよい金額を設定し、それ以上は使わないようにしましょう。

勝ったお金を散財する

パチンコで買ったお金で散財するのも、借金が膨れ上がる原因です。

パチンコで借金している方の多くは、勝ってお金を得てもパチンコを楽しんだり飲食代に利用したりして、お金が貯まらない傾向にあります。

貯まらないのみでなく、結局は散財するためのお金が必要になって借金を繰り返すため、借金が膨れ上がります。

パチンコで勝ったお金の使い道を事前に決めておき、無駄な出費を避け、借金を増やさないようにしてください。

金銭感覚の麻痺

パチンコに対する金銭感覚の麻痺は、借金に大きく関係しています。

通常、買い物で1万円を使った際は買いすぎたと感じるものの、パチンコの場合は1万円使ってもなんとも思わない方も多いでしょう。

上記のようにパチンコに対する金銭感覚が麻痺している方は、お金を使っている点に不安がないため、どんどん借金が増えていきます。

金銭感覚の麻痺を改善するのは非常に難しく、まずは自身の金銭感覚がおかしいと気づくことからはじめる必要があります。

ギャンブル依存症の可能性

パチンコで借金が増え続けている方は、ギャンブル依存症の可能性があります。

通常は、借金ができると不安になり原因を解消しようと考えますが、依存症の方は、不安になってもパチンコのために借金を繰り返す可能性が高いです。

ギャンブル依存症になると、負のスパイラルから抜け出せずに、借金がどんどん増え続けるため、できるだけ早めに克服する必要があります。

しかし、依存度によっては、自身で克服できない場合もあります。

自身のパチンコへの依存度が非常に高いと感じている方は、一度病院を受診してみてください。

パチンコの借金が返済できないときのリスクと末路

パチンコの借金が返済できないときのリスクや末路は、次のとおりです。

• 利息が増え続ける
• 生活が破綻する
• 家族や職場の人間関係が悪化する
• 違法貸金業者（闇金）に手を出す

一つずつ解説します。

利息が増え続ける

パチンコの借金を長期間返済しないと、利息が増え続けます。

利息は、借りている期間に応じて増え続けるため、期間が長くなるほど高額になります。

利息のみでなく遅延損害金と呼ばれる手数料も発生し、返済が不可能になり債務整理する方も多いです。

遅延損害金とは、返済遅れにより損害として支払う手数料であり、20.0％ほどの金利が適用されます。

通常の借入の金利は、低い業者の場合一桁で借りられるため、非常に高い金利が設定されているとわかります。

パチンコの借金がある方は、利息の負担を最小限に抑えるためにも、できるだけ早めに返済しましょう。

生活が破綻する

パチンコの借金を返済しないと、生活の破綻につながるため注意が必要です。

借金が増えて返済できない状態は、生活に必要な資金も足りない状況のため、最低限の生活が送れないことを意味しています。

たとえば、十分に食事を食べたり、医療費を支払ったりするお金すら足りなくなる状況です。

生活が破綻すると、精神的にも追い詰められ、生活を立てなおせなくなる方も多く見られます。

生活が破綻する前に、できるだけ早く弁護士や司法書士に相談しましょう。

家族や職場の人間関係が悪化する

借金が返済できないと、家族や職場の人間関係にも影響がでます。

借金は自身の問題と捉えている方も多いですが、返済が滞ると家族や勤め先にも連絡がいきます。

これまで借入を隠していた方は、会社の方や家族に知られ、関係に亀裂が入る可能性が高いです。

借金返済の延滞は、自身の問題のみでなく周囲の方との人間関係にも影響すると把握し、早めに返済するようにしましょう。

違法貸金業者（闇金）に手を出す

借金が返済できない方の中には、闇金に手を出し、さらに追い込まれる方も多いです。

闇金は、許可を得ずに運営されている業者であり、法外な金利を設定して高額な利息を回収しているため、一度利用するとなかなか抜け出せなくなります。

少額なら大丈夫と甘く考えて闇金からお金を借りると、利息が高すぎて元本の返済が追いつかなくなるかもしれません。

返済が滞ると、闇金業者が自宅まできて脅迫に近いような取り立てをおこなうケースもあります。

金銭的のみならず精神的に追い詰められないためにも、借金問題に悩んでいる場合は、すぐに弁護士や司法書士に相談してください。

パチンコの借金は減額できる？

パチンコの借金は、次の方法で減額できます。

• 任意整理
• 個人再生

順番にどのような方法なのかを確認しましょう。

債務整理なら借金を減額できる可能性もある

パチンコの借金は、債務整理で減額できる可能性があります。

債務整理とは、借金が返済できなくなった方が実行する公的な手続きであり、借金を大幅に減額したり利息をカットしたりできます。

なかには、利息をカットするのみで完済できる方も多いでしょう。

債務整理できるのかの判断は素人には困難です。実行したい方は弁護士や司法書士に相談してみてください。

任意整理

任意整理とは、利息をカットして返済しやすくする債務整理です。

誰でも実行できるわけでなく、本人に安定収入がある、3〜5年で返済できるなどの条件を満たす必要があります。

任意整理では、元本の減額ができるわけではなく、利息をカットして返済を続ける必要があるため、本人に安定した収入がない方は実行できません。

また、任意整理を実行すると信用情報に傷がつくデメリットもあります。

利息をカットすれば完済できる方や、信用情報の傷よりも借金返済の方が優先だと感じる方などは、任意整理で借金を返済しやすくしましょう。

個人再生

個人再生は、借金を大幅に減額し、完済を目指す公的な手続きです。

任意整理は利息のカットにとどまりますが、個人再生は元本を減額できるため、借金の額が大きく、利息のカットで完済できそうにない方に向いています。

自己破産を実行する場合は価値のある財産をすべて差し押さえられるものの、個人再生の場合は住宅や自動車を手元に残して実行できます。

しかし、任意整理と同様に信用情報に傷がつく点はデメリットです。

借金の額が大きく、利息のカットのみでは完済できない方は、個人再生で借金を大幅に減額してください。

ギャンブルによる自己破産は原則不可

ギャンブルによる借金の場合、原則自己破産はできません。

免責不許可事由に該当しない借金のみ自己破産できますが、ギャンブルは免責不許可事由に該当します。

免責不許可事由とは、借金の免責を認められない原因であり、ギャンブル以外にも財産を隠したり浪費によって借金をしたりした場合も対象です。

ギャンブルが原因の借金を債務整理する場合は、任意整理か個人再生を実行し、完済を目指しましょう。

【借金を完済しよう！】債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所5選

ここでは、債務整理におすすめの弁護士、司法書士事務所を5つ紹介します。

自身に最適な特徴を持つ弁護士、司法書士事務所を選び、依頼してみましょう。

はたの法務事務所

はたの法務事務所は、債務整理の相談実績が20万件以上ある実績多数の事務所です。

利用した方の95.2％が満足に感じており、多くの方が結果に満足していると推測できます。

また、借金に関する相談料や着手金などは一切発生しません。

他の事務所の中には相談すると費用が発生し、気軽に相談すらできない場合も多いため、お金がない方にとっては大きなメリットです。

さらに、全国どこでも対応可能で、出張費用がかからない点も特徴です。

お住まいの地域に弁護士や司法書士事務所がない方も、安心して依頼できます。

実績があり、安心して依頼できる事務所を探している方は、はたの法務事務所を利用しましょう。

アヴァンス法務事務所

アヴァンス法務事務所は、サポートを重視している事務所です。

借金を債務整理したら終わりではなく、債権者への支払いや管理、トラブルの対応まで代行し、完済までサポートします。

債務整理後の返済が不安な方にとって、サポートに力を入れている点は大きなメリットです。

女性専用窓口も設置されており、男性ばかりで相談しにくいと感じている女性も安心して利用できます。

借金問題の対応実績は16年以上であり、公式サイトには解決事例が多数掲載されているため、借金問題に対する知識も豊富だと推測できます。

借金問題を解決したい強い気持ちがある方は、債務整理後のサポートを重視しているアヴァンス法務事務に相談し、手厚いサポートを受けてみてください。

ひばり法律事務所

ひばり法律事務所は、相談者に寄り添って業務をおこなう理念のもと、債務整理をサポートする事務所です。

弁護士事務所や司法書士事務所と聞くと、硬いイメージがある方も多いですが、ひばり法律事務所であれば相談もしやすく、安心して利用できます。

所属している弁護士も2人のみで、アットホームな雰囲気の中、さまざまな相談が可能です。

公式サイトには、任意整理や個人再生、過払い請求に関するコラムも多く掲載されており、豊富な知識があると推測できます。

落ち着いて相談できる雰囲気の事務所を探している方は、アットホームなひばり法律事務所を利用しましょう。

サンク総合法律事務所

サンク総合法律事務所は、借金問題のみでなく、さまざまな業務に対応している事務所です。

たとえば、離婚や相続、刑事事件、貸金問題などに対応しており、幅広い知識があります。

借金問題に付随している他の問題を解決したい方も安心です。

所属している弁護士は8人おり、自身が相談しやすい弁護士を見つけられる可能性も高いです。

費用については公式サイトに記載されていないため、電話かメールで確認する必要があります。

借金問題以外に相談したいことがある方は、さまざまな問題に対応しているサンク総合法律事務所に相談しましょう。

東京ロータス法律事務所

東京ロータス法律事務所は、債務整理の問題解決の実績が多数あり、相談者にとって最適な方法を提案する事務所です。

公式サイトには、解決事例としてギャンブルによる借金の債務整理の事例も掲載されており、パチンコの借金も解決できる可能性があります。

借金問題に関する相談は無料のため、まずは電話で問い合わせてみましょう。

電話での相談は、10：00〜19：00の時間帯に土日も含めて受け付けており、仕事が忙しい方も気軽に相談できます。

債務整理を依頼した場合の料金も明確に記載されており、事前に依頼できる費用感なのかを確認できます。

借金問題に悩んでいる方は、初回無料で相談できる東京ロータス法律事務所に相談し、不安を解消しましょう。

パチンコ依存症から脱する方法5選

パチンコに依存している方は、次の方法で依存症から脱却しましょう。

• 趣味を見つける
• 専門家に相談する
• お金を家族に任せる
• 副業をはじめる
• 家簿をつける

順番に解説します。

趣味を見つける

パチンコに依存している方は、趣味を見つけましょう。

没頭できる趣味があれば、パチンコをしなくても日々の生活が楽しくなり、徐々にパチンコの頻度が減っていきます。

たとえば、スポーツや散歩、映画鑑賞など、それほどお金をかけずに楽しめる趣味は多くあります。

趣味を持ち、パチンコから離れる時間を作って、徐々にパチンコから距離を空けましょう。

専門家に相談する

パチンコへの依存度が高い方は、専門家に相談するのもおすすめです。

依存度が高い方が趣味を見つけたり、自身で利用頻度を制限しようとしたりしても、パチンコから離れるのは非常に困難です。

依存度が高い方は、まず専門家に相談し、パチンコから離れられる環境を整えましょう。

消費者庁の公式サイトでは、ギャンブル依存症の支援団体として、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会とNPO法人全国ギャンブル依存症家族の会が紹介されています。

いきなり病院を受診するのは気が引ける方は、上記のような支援団体に相談して、改善策を把握してみてください。

お金を家族に任せる

パチンコ依存の方は、自身でお金を管理するのではなく、家族に任せましょう。

自身でお金の管理ができる方であれば依存症にはならないため、パチンコ依存の方はお金の管理能力に問題があるかもしれません。

お金がなければパチンコにも通わなくなり、徐々に離れられます。

通帳やキャッシュカードなどを家族に預け、生活に必要なお金のみ受け取り、パチンコ依存症を少しずつ改善しましょう。

副業をはじめる

パチンコに依存している方は、副業をはじめるのもおすすめです。

副業をはじめることで、パチンコを楽しむ時間を削減できるため、強制的に距離を置けます。

また、副業によって稼いだお金を借金の返済にも充てられ、一石二鳥です。

現在は、パソコンを利用したりハンドメイド作品を出品したりして手軽に副業をはじめられるため、手間もかかりません。

パチンコに費やす時間を減らしたい方や、借金をできるだけ早めに返済して利息を最小限に抑えたい方は、自身にできそうな副業をはじめてみてください。

家計簿をつける

パチンコ依存症の方は、家計簿をつけて、なににどれほどのお金を使っているのかを明確にしましょう。

パチンコに使っているお金が明確になれば、どれほどの節約が必要なのかもわかりやすくなります。

また、パチンコ以外の使い道を模索したり、どれほど貯金できたりするのかも把握できるため、メリットだらけです。

家計簿をノートにまとめるのは面倒と感じる方は、家計簿アプリを活用すれば手軽にお金の流れを把握できます。

まとめ

パチンコで借金が増え続けると、利息が高額になる、生活が破綻する可能性があるなどのリスクがあるため、すぐに対処する必要があります。

パチンコをやめて返済に充てられれば完済できますが、パチンコに依存している方は簡単に返済できないでしょう。

依存度が高い方は、まずは専門家に相談して依存症を治してから、返済について考える必要があります。

どうしても完済が難しい場合は、債務整理を検討しましょう。

債務整理は自身でも実行できますが、弁護士や司法書士に依頼すると、手続きが簡単になり手軽に実行できます。

まずは弁護士や司法書士事務所の無料相談を利用し、自身にあった方法で借金問題を解決しましょう。

〈参考〉
はたの法務事務所（公式サイト）
アヴァンス法務事務所（公式サイト）
ひばり法律事務所（公式サイト）