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【やばい!怖い】リボ払いは仕組みが危険?注意点と返済方法

クレジットカード利用者のなかには、リボ払いで利用残高が一向に減らない悩みを抱えている方が多いようです。なぜリボ払いが怖いケースに陥るのでしょうか。

今回はリボ払いの仕組みや支払い方法の種類、リボ払いが怖いといわれる原因を解説します。上手に利用すればリボ払いは、非常に便利な支払い方法です。

リボ払いのメリットや注意点をよく理解し、リボ払いを上手に利用してみましょう。

目次

リボ払いとは?システムと種類

クレジットカード会社からお知らせで提案されることのあるリボ払いについて詳しく解説します。リボ払いとはリボルビング払いを省略したもので、毎月少額ずつ一定の金額で返済する方法のことです。

クレジットカードを使いすぎても、リボ払いなら返済金額が一定で変わらないため非常に便利です。限度額以内であれば利用件数や利用金額が多くても利用できます。

しかしリボ払いについてよく理解していないと、いつまでたっても利用残高が減らず手数料で多くの損失をだすことになるため注意しなければいけません。

またリボ払いには3つの支払い方法があります。それぞれどのような支払い方法なのか具体的にみていきましょう。

定額方式

定額方式は、毎月同じ金額を支払う方法です。クレジットカードを使いすぎても毎月の支払い金額は一定であるため、経済的負担が軽くなります。

定額方式はさらに元金定額方式と元利定額方式の2つにわかれます。元金定額方式は、毎月の返済金額に手数料を上乗せして返済する方法です。

一方、元利定額方式では返済金額のなかに手数料が含まれます。手数料が含まれる分、元金に充てる金額が減るため元利定額方式は元金定額方式よりも返済に時間がかかります。

定率方式

定率方式は、利用残高に定率をかけて支払う方法です。定率を5%、利用残高を20万とすると、最初の月の返済額は1万円+手数料、翌月は9,500円+手数料となります。

利用残高が減るほど返済額が少なくなるため、返済期間が長くなるため注意が必要です。なお定率方式にも、元利定率リボルビング払いと元金定額リボルビング払いがあり、返済金額に手数料を含めることができます。

残高スライド方式

残高スライド方式とは、利用残高に応じて毎月の支払額が変動する返済方法のことです。クレジットカードの多くは、10万円ごとの利用金額に対して返済金額を設定しています。

返済金額の一例は次のとおりとなります。10万円以下は1万円、100,001円から20万円までは2万円、200,001円~30万円までは3万円です。

利用残高が少なくなれば返済金額も少なくなりますが、クレジットカードの追加利用で利用残高が増えると返済金額も増えます。

3つの返済方法はリボ払いを選ぶときに選択可能です。リボ払いの途中で変更もできるため、自身に一番よい返済方法を選びましょう。

リボ払いと分割払いの異なる点

リボ払いも分割払いも月々少しずつ利用残高を返済する方法ですが、内容は大きく異なります。分割払いは購入商品に対して支払い回数を設定して支払う方法です。

リボ払いは利用金額に応じて支払い回数や金額が変動しますが、分割払いは回数や金額は基本的に変更できません。

また購入品が2つ以上の場合、分割払いはそれぞれに支払い回数と支払い金額、手数料が発生します。リボ払いでは利用残高に応じて支払い回数や支払い金額、手数料が生じるため分割払いとは大きく異なります。

リボ払いの利用方法

リボ払いには主に3つの利用方法があります。

支払い別にリボ払いをする

支払い別にリボ払いをする方法は、ショッピングリボとよばれます。ショッピングリボは店舗やインターネットで買い物をする際、支払い時にリボ払いを指定します。

ショッピングリボに対応していない店舗もあるため、利用時にショッピングリボを利用可能かどうか確認しましょう。

決済後にリボ払いにする

決済後のリボ払いへの変更を、後からリボとよびます。購入時には一括で支払うつもりでも、支払日に全額支払いが難しいときに利用する方法です。

リボ払いへの変更は、Webやアプリで簡単に手続きできます。たとえ決済時に一括払いに指定していても変更できるので、あとで支払い方法をゆっくり考えたい方にもおすすめです。

全決済をリボ払いにする

クレジットカードを作成するときに、支払い方法をあらかじめリボ払いに設定する方法もあります。設定するとすべての買い物が自動的にリボ払いになります。

たとえ決済時に一括払いを指定しても、リボ払いになるためあえてリボ払いを指定する必要はありません。

リボ払いはメリットもある

リボ払いは返済が長くなる、手数料がかかるなど悪い面が注目されがちです。リボ払いにはメリットもあるため、上手に活用して無理のない返済計画をたてましょう。

定額の支払いで支出を把握しやすい

リボ払いのメリットは毎月の支出を把握しやすいところです。通常クレジットカードの請求額は、毎月利用額に応じて変動します。

一括払いは利用状況を把握しやすい反面、高額商品を購入したときは支払い金額が大きくなります。使ったぶんの支払いがあることが当然とはいえ、よほど計画的に買い物をしないと支払いへの対応は難しいものです。

一方リボ払いではショッピング利用にかかわらず毎月の請求が一定になるため、予算をたてやすくなります。

出費が増えた際でも支払える

リボ払いの一番のメリットは、大きな買い物をしたときでも支払いが楽になる点です。たとえば急に家電が壊れたときは、予定外の出費に困るでしょう。

しかし、リボ払いにすると急に大きな買い物をしても、支払いは少額で済むため躊躇なく壊れた家電を買い替えられるでしょう。返済に悩むこともなく計画的に返済できるため、いざというときに安心です。

繰り上げ返済が可能

リボ払いは繰り上げ返済で早めに返済を終わらせることが可能です。一度リボ払いにすると一括払いへ変更はできません。

しかしリボ払いは繰り上げ返済ができるため、余裕のあるときには請求に追加で返済すると返済が早く終わります残りの利用金額を一括での返済も可能です。

予定外の大きな出費があるときにリボ払いを利用し、余裕のあるときに残額を一括で払うなど、上手に利用すれば楽しく買い物を続けられます。

リボ払いはやばい!怖いといわれる理由

上手に活用すればメリットの多いリボ払いですが、リボ払いがやばい、リボ払いは怖いと悪いイメージがあるのも確かです。リボ払いに怖いイメージがある理由は5つあります。

手数料が高い

リボ払いのデメリットは手数料が高いことです。一括払いであれば購入金額以外の料金は発生しません。

リボ払いでいう手数料とは利息のことです。リボ払いの年利は15.00%が一般的で、たとえば10万円の商品を購入したとすると1年で発生する手数料は15,000円になります。

もちろん毎月利用残高が減れば手数料も同時に減るため、必ずしも15,000円とは限りません。

また追加でクレジットカードを利用すると手数料が15,000円以上かかることもあります。毎月の支払い金額が抑えられるとはいえ、気づかぬうちに返済額が膨らんでしまうため計画的な返済が重要です。

利息が増えても気づかない

リボ払いでは返済金額が一定であるため、買い物をしても利用残高や利息が増えてもあまり気づきません。毎月の返済は2万円だから少しなら買い物しても大丈夫と油断していると、気づかぬうちに利用残高が膨れ上がってしまいます。

同時に手数料も増えて結果的に多くの手数料を払うことになるため、毎月請求内容と利用状況をよく把握し置くことが重要です。

元本が減らない

リボ払いは利用残高に対して手数料が発生します。元利定額制では返済金額のなかに手数料が含まれるため、返済が長期化しがちです。

たとえば毎月1万円ずつ支払うとしても、1万円のなかに手数料が含まれるため完済までには長い時間がかかります。完済前に買い物をするとまた残高と手数料が増えるため、いつまでたっても元金が減らない事態に陥りがちです。

完済までの期間が長い

リボ払いは完済までの時間が長いことがデメリットです。いうまでもなく一括払いなら返済時には完済できます。

また分割払いなら完済までの回数が決まっているうえ、決済ごとに分割払いになるためリボ払いのように利用残高が増えることはありません。

しかしリボ払いは買い物をすると利用残高が増えるうえ、返済額が一定であるため完済するまで長い時間がかかるケースが多いです。

自動でリボ払いになることがある

リボ払いはしたくないと思っても、自動でリボ払いになることがあります。支払い設定でリボ払いにしていると、たとえ購入時に一括払いと指定しても自動的にリボ払いになるので注意しましょう。

一度リボ払いにするとリボ払い設定を解除しても、利用残高があるうちはリボルビング返済が続きます。クレジットカード作成時や支払い方法を変更する際は、リボ払いにするのかどうか十分検討しましょう。

リボ払いのやばい地獄に陥いる方の特徴

リボ払いは計画的に活用すると非常に便利な返済方法です。

上手にリボ払いを利用する方がいる一方で、なかなか完済できないリボ地獄に陥る利用者もいます。どのような方がリボ地獄に陥りやすいのか、特徴や性格をみていきましょう。

リボ払いの仕組みを理解していない

リボ地獄に陥りやすいのは、リボ払いの仕組みを理解せず便利だからという理由で安易にリボ払いを利用する方です。とくにリボ払いを分割払いと同じように考えていると痛い目をみます。

なぜなら一定回数返済を続けると必ず完済できる分割払いと、リボ払いは全く性質が異なるからです。リボ払いは追加利用が可能で、追加すると完済までの期間が伸びてしまいます。

毎月返済しているため着実に完済に近づいていると思いきや、利用残高を確認すると残高が減っていないこともよくあるケースです。

リボ払いを利用する際は、元金に充当される金額と手数料についてよく理解しなければいけません。そのうえで毎月の明細で利用残高がいくらであるか確認が重要です。

リボ払い専用カードを利用している

リボ払い専用カードを利用すると、リボ地獄に陥りやすいため注意しましょう。リボ払い専用カードを利用すると、たとえ店頭で一括払いを指定しても自動的にリボ払いになってしまいます。

毎月の支払いが楽になるとはいえ、リボ払い専用カードを利用し続けていると利用残高が膨らむ一方です。リボ払い専用カードの利用は控え、なるべく一括払いでの利用をおすすめします。

お金の管理ができない

お金の管理ができない方は、リボ払い利用を控える方がよいでしょう。高額なものを購入してもリボ払いなら毎月の支払いが少ないため、つい経済的に余裕があると勘違いしがちです。

またお金の管理ができない方は、毎月の利用残高もあまり確認しない方が多いようです。

そのため知らず知らずの間に利用残高がふくれあがり、何年も何十年も完済できない事態に陥ります。利用残高を気にせずリボ払いの利用を続けることは危険です。

月々の支払額を最小に設定している

リボ払いで月々の支払い額を最小に設定すると、完済まで時間がかかります。支払額が少なければ少ないほど毎月の支払いは楽になりますが、少額の支払いでは完済まで非常に時間がかかります。

しかも支払う額がそのまま元金に入るわけではありません。支払い額には手数料も含まれます。リボ払いでは楽に返済できる額を支払い額に設定するのではなく、完済まで目安の期間を計算して返済額の設定をおすすめします。

リボ払いを活用する方法

リボ払いはきちんと理解して活用すると非常に便利な返済システムです。予定外の支出があると非常に困りますが、リボ払いを利用すればなんとかお金を工面する心配もいりません。

ではリボ地獄にならないように、上手にリボ払いを活用するためにはどうしたらよいのでしょうか。

返済総額が高くなることを理解

リボ払いを利用する際は、利用額よりも返済額が高くなることに注意しましょう。リボ払いには、手数料が発生します。

手数料とは、リボ払いを利用するときに発生する利息のことです。

リボ払いの実質年率は15.00%であることが多く、たとえば10万円を10回で完済する場合は合計6,875円の利息がかかります。50万円を50回で完済するなら、利息の合計は159,375円です。

当然ながら一括払いで支払うと利息は一切かかりません。リボ払いは支払いが楽になるとはいえ返済額が利用額よりも高くなるため、返済総額や完済までの期間をよく理解しての利用が重要です。

毎月の利用明細をチェック

リボ払いを利用するうえで一番重要なことは、利用明細に毎月必ず目を通すことです。

つねに現在の利用残高を把握することで、クレジットカードの使い過ぎを抑えられます。利用残高を確認しながら余裕のある月には追加返済をおこなうと、着実に完済できるためおすすめです。

リボ払いを完済してから利用する

リボ払いは追加利用が可能です。

しかし返済が楽だからという理由でリボ払いを繰り返すと、いつまでたっても完済できない事態に陥ります。リボ払いは便利であるため、つい利用したい気持ちになります。

しかし、計画的に利用しなければ利用残高が膨らむ一方になるため、リボ払いは毎回完済してからの新規利用がおすすめです。

クレジットカードの設定を定期的に確認

クレジットカードの設定は定期的に確認しておきましょう。リボ払いの怖いところは利用したつもりがないのにリボ払いになるケースです。

たとえばクレジットカードを作成したときに、うっかりリボ払い設定にしていることがあります。またリボ払いに設定していないクレジットカードでも、キャンペーンの特典に目が眩んでリボ払いを申し込むケースもあるようです。

クレジットカードを利用すると、便利なリボ払いを利用しませんか、とお知らせがくることもあります。簡単にリボ払いに変更できるため、現在の支払い設定がどうなっているのか定期的に確認すると間違いがありません。

リボ払いの利用期間を制限

リボ払いを活用するためには、クレジットカードを使いすぎないための工夫が重要です。リボ払いでなかなか完済できない原因は、クレジットカードの追加利用です。

リボ払いを完済する前に追加利用すると、利用残高が膨らむため完済まで非常に時間がかかります。リボ払いを上手に活用するためには、追加利用の制限をおすすめします。

たとえば、利用可能額を少額に設定して追加利用しにくくする方法があります。完済するまでリボ払い専用カードの利用停止も可能です。

また一定の利用金額になると、使いすぎのお知らせ通知が届くサービスを利用するのもよいでしょう。

短期分割払いにする

高額な商品を購入する場合、リボ払いではなく分割払いを選ぶ方法もあります。分割払いは毎月の返済額ではなく、購入金額に対して分割回数を指定します。

そのため、支払い回数が指定回数以上に伸びることはありません。早く完済したい方は、分割払いの短期利用をおすすめします。

リボ払いのやばい悪循環を絶つ方法

リボ払いがやばいといわれる原因は、いつまでたっても残高が減らない事態に陥りやすいからです。

では利用残高を着実に減らして完済するには、どうしたらよいのでしょうか。リボ地獄への悪循環を絶つために有効な6つの方法を紹介します。

リボ払いトラブルの怖い実例を把握する

リボ払いのトラブルを防ぐためには、リボ払いに関する怖い実例への理解が重要です。リボ払いは、Webやアプリで簡単に設定できます。

日常的にリボ払いを利用している方は、毎月の支払額が少ないため危機感が少ない傾向があります。危機感がないとどうしても追加利用を重ね、利用残高や手数料が膨らむことに気づきません。

とくに浪費癖がある方ほど毎月の明細を気にしない傾向があるため、リボ地獄に陥らないためには自身で危機感を持つことが重要です。

インターネットで検索すると、リボ払いの怖い実例がいくつもヒットします。とくに多いトラブルが、リボ払いにした覚えがないケースです。

たとえばクレジットカード作成時にうっかりリボ払いにチェックしてしまって、リボ払い専用のカードだと知らずに申し込んだケースがあります。

また、期間限定キャンペーンでのポイント獲得に釣られて、あとからリボ払いにするケースもあるでしょう。リボ払いを利用する前にリボ払いに潜むリスクを理解することで、リボ払いのトラブルは回避できます。

クレジットカード作成時や、後からリボのキャンペーンには注意しましょう。

クレジットカードを利用しない

リボ払いのトラブルを回避する一番の方法は、クレジットカードを利用しないことです。クレジットカードは手元にお金がないときでも商品を購入できるため非常に便利ですが、予算を超える浪費はトラブルの元です。

オンラインショッピングを利用する場合はクレジットカードが便利ですが、最近はクレジットカード以外の支払い方法も増えました。

デビットカードや電子マネー、二次元バーコード決済などを活用し、クレジットカードを利用しない生活を心がけましょう。

しかし利用シーンによってはクレジットカードが必要な場合もあるため、クレジットカードの保有は必要といえるでしょう。使いすぎが心配な方は利用限度額を低く設定したり、使いすぎ通知を受け取るサービスを利用したり、使いすぎない工夫を心がけるとよいでしょう。

残高の繰上げ返済をする

リボ払いは早めの完済で、トラブルを未然に防げます。リボ払いの利用残高を早く完済するためには、繰り上げ返済を利用しましょう。

繰り上げ返済には主に3つのやり方があります。

  • 銀行口座からの引き落とし
  • 銀行振込
  • ATMから入金

銀行口座から引き落としをする場合は、事前に追加返済分をWebや電話で手続きしておきましょう。設定すると通常の引き落とし額に、指定した額を上乗せするかたちで引き落とされます。

銀行振込の場合はクレジットカード会社に電話で問い合わせると、振込口座の案内があります。クレジットカードと提携しているATMではカードローンと同じ手順で簡単に繰り上げ返済が可能です。

繰り上げ返済はATMが便利ですが、利用できないATMもあるためあらかじめ対象のATMの場所を確認しておきましょう。リボ払いは気づかぬうちに利用残高が増え、返済期間が長くなりがちです。

しかも途中からリボ払いの利用残高を一括払いに変更はできません。リボ払いを早く完済するために、余裕のあるときには多めに返済するようにしましょう。

全額払いにする

臨時収入や余裕のあるときは、残りの利用残高を全額払いにするとリボ払いに悩まされなくてすみます。リボ払いでは繰り上げ返済が可能ですが、残りの残高の一括返済もできます。

一括返済のやり方はクレジットカード会社によって異なりますが、Webや電話での申し込みが一般的です。リボ払いの場合には手数料がかかるため、全額払いにすると手数料の請求がどうなるのかカード会社によく確認してみてください。

カード会社によっては手数料が日割りになったり、あとから手数料を請求されたりします。また締日を過ぎてから手続きをすると全額払いが次の月になることがあるため、手続きをおこなう日にも注意しましょう。

毎月の支払い金額を変更

毎月の支払い金額を少額に設定している方は、支払い額の変更をおすすめします。返済額のなかに手数料が含まれることを考えると、毎月の支払い額が少額ではいつまでたっても完済まで時間がかかるでしょう。

さらに追加利用すると、毎月返済しても利用残高が増えてしまうこともあります。早く完済するためには毎月の返済額を増やしていくことが重要です。

毎月の支払い金額の変更は、Webや電話で手続きできます。クレジットカード会社によってはWebやアプリでしか手続きできないため、事前によく確認しておきましょう。

リボ払いは無理のない範囲での返済で、トラブル回避につながります。

リボ払いで減額する

リボ地獄に陥ってしまった場合は、リボ払い救済制度を利用する方法があります。リボ払い救済制度とはリボ払いを減額できる債務整理のことです。

債務整理と聞くと身構えてしまう場合もあるでしょう。

しかしリボ払い救済制度は法律で認められている制度です。リボ払いの減額を利用すると、残りの利用残高を元金のみの支払いで完済できます。

手数料の支払いが免除され月々の返済負担が軽くなるため、返済が滞っている方や今後の返済に不安を抱えている方は一度弁護士への相談がおすすめです。

ただしリボ払いの減額は債務整理にあたり、以後数年間はクレジットカードを作成できなくなります。また信用情報機関に事故情報として登録されるため、ローンを組めなくなることも心に留めておきましょう。

リボ払いの相談におすすめな弁護士事務所4選

リボ払いの減額について相談したい方は、リボ払い救済制度について詳しい弁護士事務所を選ぶことが重要です。

ここではリボ払いの相談におすすめな4つの弁護士事務所を紹介します。

はたの法務事務所

はたの法務事務所は債務整理の相談実績が20万件以上ある、債務整理や過払い請求をおもに取り扱う事務所です。厳密には弁護士事務所ではなく司法書士法人であるため、弁護士と同じような権限はありません。

しかし債務整理を主に取り扱っており、債務整理、自己破産、個人再生の最適な方法を提案してもらえます。

はたの法務事務所の債務整理に関する費用は次のとおりです。

  • 相談料:無料
  • 着手金:無料
  • 基本報酬:1社につき22,000円(税込)~
  • 減額報酬:減額された金額の11%
  • 自己破産費用:330,000円(税込)~

はたの法務事務所を利用するメリットは、着手金無料に加え費用が比較的安いことです。かかった費用は分割払いも可能なため、費用が心配な方にも安心です。

なお、はたの法務事務所には東京と大阪に2つの事務所があります。

東京事務所:東京都杉並区荻窪5-16-12 荻窪NKビル5階
大阪事務所:大阪府大阪市淀川区西中島4-11-21 新大阪コパービル303

アース法律事務所

アース法律事務所は、借金問題を主に取り扱う弁護士事務所で、個人だけではなく法人の債務整理に関する相談も受け付けています。

アース法律事務所は代表弁護士が元裁判官で、弁護士歴も長く豊富な経験が頼りになります。来所以外に電話やメールでも相談でき、24時間相談受付体制をとっているため相談しやすい点がアース法律事務所のメリットです。

アース法律事務所の債務整理に関する費用は次のとおりです。

  • 相談料:借金に関しては無料
  • 着手金:1社につき22,000円
  • 基本報酬:1社につき22,000円(税込)~
  • 減額報酬:減額された金額の11%相当
  • 自己破産費用:330,000円(税込)~

アース法律事務所の基本相談料は、30分5,500円(税込)ですが、借金に関する相談は無料であるためリボ払いの減額相談にも相談費用はかかりません。

アース法律事務所:東京都港区新橋2-12-5 池伝ビル5階

東京ロータス法律事務所

東京ロータス法律事務所は、債務整理に多くの実績を持つ弁護士事務所です。東京ロータス法律事務所を利用するメリットは、土日祝でも電話対応してもらえるところ、そして何度相談しても相談料が無料なところです。

事務所は東京ですが全国の相談に対応しているため、地方在住の方でも相談できます。

東京ロータス法律事務所の債務整理に関する費用は次のとおりです。

  • 相談料:無料
  • 着手金:1社につき22,000円
  • 基本報酬:1社につき22,000円(税込)~
  • 減額報酬:減額された金額の11%相当
  • 自己破産費用:着手金220,000円(税込) 報酬金~220,000円(税込)~

東京ロータス法律事務所:東京都台東区東上野1丁目13番2号成田第二ビル2階

電話やメールで相談が可能ですが、自己破産の相談に関しては来所する必要があります。

ひばり法律事務所

ひばり法律事務所は、年間2,000件前後の債務整理の相談を受けている弁護士事務所です。ひばり法律事務所は借金に関する相談を多く取り扱っており、リボ払いの減額にも豊富な経験があります。

ひばり法律事務所の債務整理に関する費用は次のとおりです。

  • 相談料:無料
  • 着手金:1社につき22,000円
  • 基本報酬:1社につき22,000円(税込)~
  • 減額報酬:減額された金額の11%
  • 経費:一社あたり5,500円(税込)
  • 自己破産費用:着手金220,000円(税込)
    報酬金~220,000円(税込)~
    経費:5,500円(税込)

ひばり法律事務所では女性弁護士が所属していることから、女性専門の相談窓口を利用できます。女性相談者にとって、女性専門相談窓口があるのはメリットです。

ひばり法律事務所:東京都墨田区江東橋4丁目22-4 第一東永ビル6階

リボ払いの相談をする弁護士事務所の選び方

弁護士事務所は数多くあるため、リボ払いの減額(債務整理)をおこなう際、迷っている方もいるでしょう。

そこでリボ払いの減額(債務整理)について弁護士に相談する際、どのような点に着目するとよいのか弁護士事務所の選び方について紹介します。

借金問題解決の実績がある

まず着目すべき点は、借金問題の解決実績です。弁護士事務所の多くは公式サイトで解決実績について触れています。

弁護士事務所には借金問題や離婚、相続など、それぞれ数多く取り扱う案件が異なります。リボ払いの減額について相談する際は、借金問題を多く取り扱う弁護士事務所を選びましょう。

過去にさまざまな借金問題を扱った実績があると、借金の状況に応じた最適な方法を提案してもらえます。

初回無料相談がある

リボ払いの減額について弁護士に依頼する場合、初回無料相談があるところを選びましょう。弁護士事務所によっては相談料が発生します。

相談料とは法律相談の対価として支払う費用のことで、着手金や報酬とは別物です。相談するだけで5,000~10,000円の費用が発生し、相談時間に応じて費用が加算されることもあります。

しかし返済に困っている状況では、できるだけ弁護士費用を抑えたいものです。借金問題に関しては、相談料無料の弁護士事務所も多いため、公式サイトで相談料が発生するかどうかの確認をおすすめします。

費用がわかりやすい

リボ払いの減額に関する相談は、費用が明確でわかりやすい弁護士事務所を選びましょう。ただでさえお金に関するトラブルを抱えている状態で、費用に不必要なお金を支払う状況は避けたいものです。

リボ払いの減額には次のような費用が発生します。

  • 相談料
  • 着手金
  • 基本報酬
  • 減額報酬
  • その他経費

弁護士事務所によっては相談料や着手金に費用が発生しないケースがあります。

また報酬や経費について明確に提示されない弁護士事務所は、予想よりも多く費用を請求されることがあるため注意しましょう。

レスポンスが早い

リボ払いの相談で弁護士事務所を選ぶポイントとして、レスポンスの早さにも着目しましょう。借金問題は一刻も早く解決したいものです。

相談する際、弁護士事務所からの連絡や相談までに何日もかかるようでは依頼人をないがしろにしているも同然です。その点レスポンスの早い弁護士事務所は、リボ払いの減額に実績が豊富でスピーディな解決を期待できます。

メール相談をする際は、翌日には弁護士事務所からの連絡が欲しいものです。あまりレスポンスに時間がかかるようなら、諦めてほかの弁護士事務所をあたるとよいでしょう。

口コミは参考程度にする

弁護士事務所を選ぶ際、多くの方が口コミを参考にします。

しかし口コミはあくまで参考程度に考えましょう。なぜなら、逆恨みや嫌がらせで悪い口コミを残すユーザーが多いからです。

嫌がらせの場合は一人で複数のアカウントを作成し、弁護士事務所を攻撃します。弁護士事務所で扱う問題はデリケートな内容が多いため、一方的に悪いかのような口コミを投稿する利用者も存在します。

実際に弁護士事務所を選ぶ際には、口コミは参考程度にし、実績や条件、報酬など多角的な検討をおすすめします。

まとめ

クレジットカードのリボ払いはお金がないときでも必要なものを購入できる便利な支払い方法です。活用方法によっては非常に便利で助かる支払いの仕組みですが、使い方を誤るとなかなか完済できない状態に陥ることもあります。

リボ払いを利用する際は、リボ払いの仕組みについての理解が重要です。返済に時間がかかっている方は手数料がかさむため、支払い額の変更や繰り上げ返済を活用して早めの完済を目指しましょう。

リボ払いの利用残高が膨れ上がり返済に悩んでいる方は、弁護士事務所でリボ払いの減額請求について相談をおすすめします。

※本記事の情報は2023年4月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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<参考>
はたの法務事務所
アース法律事務所
東京ロータス法律事務所

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