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自動車保険の乗り換え(切り替え)の手続き方法を解説!等級引き継ぎや乗り換える際の注意点も紹介

目次

自動車保険を乗り換え(切り替え)するメリット

自動車保険を乗り換えるメリットは、次のとおりです。

  • 保険料の節約
  • 自分に最適な特約を選定する機会
  • 保証内容やサービス内容を見直す機会
  • 充実したロードサービスが受けられる機会
  • 割引サービスが受けられる可能性

保険料が安くなるメリットは多くの方に知られていますが、特約の見直しや割引サービスが受けられるなどのメリットを見過ごしている方は多いのではないでしょうか。

1つずつ内容をお伝えするので、気になるメリットがある方は確認してみましょう。

保険料が安く適用される可能性がある

自動車保険の料金は保険会社ごとに異なるので、新しい自動車保険に乗り換えると保険料が安くなる場合があります。

自動車保険を大きく分けると「代理店型」と「ダイレクト型」の2つに分かれ、違いを解説すると次のとおりです。

<NTable :rows=”[[‘自動車保険のタイプ’,’内容’],[‘代理店型’,’カーディーラーなどの代理店で担当者を通じて契約する形態の自動車保険’],[‘ダイレクト型’,’代理店ではなくホームページなどのネット上や電話で契約する形態の自動車保険’]]” />

代理店型の自動車保険は、店舗の家賃や人件費が上乗せされているので、保険料が高く設定されています。

しかし、ダイレクト型は店舗を持たないので、余計な運用費がかからないため保険料金が安く設定されているのが特徴です。

上記の理由から、今まで代理店型で契約していた方がダイレクト型に乗り換えた場合、自動車保険の料金を安くできます。

今の自分に合った特約を選び直せる

自動車保険を契約した当時と現在で自動車の利用状況や必要な特約が変わっている方は、自動車保険を乗り換える際、自分に合った特約を選び直せるメリットがあります。

特約にはさまざまな種類があり、例を出して紹介すると、次のとおりです。

<NTable :rows=”[[‘項目’,’内容’],[‘車両身の回り品補償特約’,’ゴルフクラブやスノーボードの損害などを補償してくれる’],[‘弁護士費用特約’,’事故に遭った際にかかる弁護士費用を負担してくれる’],[‘ロードアシスタンス特約’,’事故や故障が原因で自力走行できなくなった場合にスタッフが現場へ向かい、応急処置や修理工場までのレッカー対応をしてくれる’],[‘新車買い替え特約’,’契約している車において、全損または修理費用が新車の価格の50%を超える事故に遭った場合、元の車の新車価格相当額を限度に再購入費用を負担してくれる’],[‘代車費用特約’,’事故によって契約している車両の修理が必要になった場合、修理終了までのレンタカー代金を負担してくれる’]]” />

事故に遭った際の車両補償だけでなく、弁護士への相談費用やレンタカー代金まで負担してくれる特約もあります。

「昔はいらないと思ってたけど加入した方が安心かも」などと感じる方も多いですよね。

特約の内容も保険料と同じく保険会社ごとに内容が異なるので、自分に最適な特約があるか確認してみてください。

補償内容やサービス内容を見直すきっかけになる

保険会社を乗り換えると、特約だけでなく補償内容やサービス内容を見直すきっかけにもなります。

補償内容をよく確認せず契約したような方は、自分には不要な補償内容が組み込まれた自動車保険に加入している可能性が高いので、見直しが必要です。

例えば、人身傷害保険は、契約車両だけでなくバス・タクシー・知人の車などに搭乗している場合の事故を補償してくれる保険なので、契約車両に搭乗している時の事故だけ補償してくれればいいと考えている方が契約する保険ではありません。

そのような方は、人身傷害保険の中でも契約車両の事故のみ補償するタイプで十分です。

補償内容が豊富な自動車保険は万が一の際に安心ですが、充実していればいるほど料金も高いので、自分に最適な補償内容の自動車保険に乗り換えると、保険料の節約にもつながります。

自分に必要な最低限の補償内容を把握し、お得な自動車保険に乗り換えましょう。

充実したロードサービスを受けられる場合がある

保険会社によってロードサービスの内容は異なるので、今の自動車保険から他社に乗り換えると、充実したロードサービスが受けられる可能性があります。

ロードサービスの内容の例を挙げると、次のとおりです。

  • レッカー移動
  • キー閉じ込みの対応
  • ガス欠
  • パンク
  • 脱輪や落輪
  • バッテリー上がりの応急作業・点検・交換
  • スペアタイヤ交換作業
  • 落輪引き上げ対応
  • 宿泊費用サービス

一言でロードサービスといっても、このようにさまざまな内容があります。

さらに、今お伝えしたロードサービスの内容も保険会社ごとに違いがあるので、内容を比較して決めましょう。

例えば、レッカー車で移動できる距離が違ったり、レッカー車を手配する際にかかる料金に違いがあったりします。

ロードサービスが充実していない保険に加入していると、万が一事故やトラブルに遭った際自腹で対応することになるので、不安な方はロードサービスが充実している自動車保険に乗り換えを検討しましょう。

割引サービスを受けられる可能性がある

保険会社によっては、新規契約者向けに割引サービスを実施している場合があります。

割引サービスが受けられる保険会社を一部紹介すると、次のとおりです。

<NTable :rows=”[[‘自動車保険各社’,’割引サービス内容’],[‘おとなの自動車保険’,’新規契約で最大13,600円割引’],[‘SBI損保’,’新規ネット申込みで最大12,500円割引’],[‘チューリッヒの自動車保険’,’新規ネット申込みで最大21,000円割引’],[‘アクサダイレクト’,’新規ネット申込みで最大20,000円割引’],[‘イーデザイン損保’,’新規ネット申込みで最大11,000円割引’]]” />

※2021年12月時点での割引額です

どの保険会社も、1万円以上の高額な割引サービスを実施していることがわかります。

新規契約だけでなく、2台目を契約すると割引・契約開始前での契約で割引など、多種多様な割引サービスを実施しているので、利用方法によってはかなりお得です。

どの保険会社も新規契約者を集めるために、割引サービスを開催し他社との差別化を図っているので、どの保険会社の割引サービスがお得なのか比較して検討してみましょう。

乗り換える前にチェックすべき内容

ここまで、自動車保険を乗り換えるメリットをお伝えしてきました。メリットが思っていたより多く、乗り換えたくなった方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、自動車保険を乗り換える前にチェックすべき内容をお伝えします。

  • 使用目的
  • 走行距離
  • 車・車両の買い替えの有無
  • 年齢条件区分の変更
  • 家族構成の変更
  • 運転する機会の増減

上記のチェック内容には、保険料が決まる大事な内容もあるので、乗り換えを検討している方は確実に確認しましょう。

使用目的

車の使用目的が変わった場合は保険料が安くなる可能性があります。

走行距離で保険料が変わると知っている方は多いですが、使用目的によって保険料に違いが出ると知っている方は少ないのではないでしょうか。

多くの自動車保険で区分されている主な使用目的は次のとおりです。

<NTable :rows=”[[‘使用目的’,’内容’],[‘日常・レジャー使用’,’買い物やレジャーに使用する程度’],[‘通勤・通学使用’,’日常的に通勤や通学に使用する程度’],[‘業務使用’,’仕事の業務で使用する’]]” />

保険会社によって、通勤・通学や業務に何日以上使う場合に適用されるという日数が定められている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

走行距離

自動車保険の保険料は、走行距離や年齢・性別などのさまざまな要因から「契約者にどのくらい事故のリスクがあるか」を考えて算出されるので、走行距離のチェックは重要な項目です。

走行距離は保険料を算出する大きな要因の1つで、走行距離が短いほど保険料が安くなります。

単純に、走行距離が短い方の方が事故を起こす確率は低いと考えられますよね。

逆に走行距離が長い方は、それだけ運転する機会が多く事故のリスクが高いので、保険料も高くなります。

過去1年間の走行距離を申告して保険料を決める会社や、1年間の走行距離の予想を申告して決める会社など、走行距離の決め方はそれぞれです。

保険会社ごとの算出方法で決まった走行距離が、どの区分にあたるのかで保険料が決定します。例として、チューリッヒの自動車保険の走行距離の区分をお伝えすると、以下の通りです。

<NTable :rows=”[[‘年間走行距離’,’保険料’],[‘〜3,000km以下’,’安い’],[‘3,000km〜5,000km以下’,”],[‘5,000km〜10,000km以下’,”],[‘10,000km〜15,000km以下’,”],[‘15,000km〜’,’高い’]]” />

あくまでも一例なので、他の保険会社の区分では走行距離に違いがあります。

この先1年間の走行距離を申告する形式の自動車保険で虚偽申告すると、告知義務違反となり、保険が降りなかったり強制解除になったりする場合もあるので注意しましょう。

車・車両の買い替えの有無

自動車保険の中には、新車にのみ適用される割引や特典が設定されている場合もあるので、車・車両の買い替えの有無も大切です。

保険会社の間では、新車が事故を起こすリスクは低いと定義されているので、新車の状態で契約する際に割引を適用する保険会社が多くあります。

しかし、新車であればどの車種でも割引が適用されるわけではありません。

多くの保険会社で新などにや割引が適用される車種は、次のとおりです。

  • 自家用普通乗用車
  • 自家用小型乗用車
  • 自家用軽四輪乗用車

保険会社によっては軽自動車も対象の場合もありますが、一般的には上記の車種が対象です。さらに、新車の定義も明確に定められています。

SBI損保の新車割引を例に出すと、次のとおりです。

<NTable :rows=”[[‘割引の種類’,’適用される新車の定義’,’割引額’],[‘新車割引’,’・自家用普通乗用車\n・自家用小型乗用車\n・自家用軽四輪乗用車かつ、保険始期日が新車登録後(初度登録後)25ヵ月以内’,’最大9%’]]” />

※2021年12月時点での割引額です

9%割引されるとかなりお得ですよね。

車や車両を買い替えた方は、自動車保険を乗り換える際、新車割引が適用される保険会社を比較し、最もお得に契約できる会社を見つけましょう。

年齢条件区分が変わっていないか

自動車保険は、年齢条件区分によって料金が異なるので、現在の年齢がどの区分条件にあたるのかチェックする必要があります。

若年層の年齢条件区分ほど保険料が高額なのは、事故を起こすリスクが高いからです。

年齢条件区分は、保険会社ごとに設定されているので、自分が契約を検討している保険会社の年齢条件区分を調べてみましょう。

例として、「チューリッヒの自動車保険」と「SBI損保」の年齢条件区分をお伝えすると、以下の通りです。

<チューリッヒの自動車保険>

<NTable :rows=”[[‘年齢条件’,’適用範囲’],[‘全年齢補償’,’全年齢の運転中の事故を補償’],[’21歳以上補償’,’21歳以上の人が運転中の事故を補償’],[’26歳以上補償’,’26歳以上の人が運転中の事故を補償’],[’30歳以上補償’,’30歳以上の人が運転中の事故を補償’]]” />

<SBI損保>

<NTable :rows=”[[‘年齢条件’,’適用範囲’],[‘年齢を問わず補償’,’全年齢の運転中の事故を補償’],[’21歳以上補償’,’21歳以上の人が運転中の事故を補償’],[’26歳以上補償’,’26歳以上の人が運転中の事故を補償’]]” />

※2021年12月時点での年齢区分です

基本的に、年齢区分が上がるにつれて保険料が安くなります。

チューリッヒの自動車保険には30歳以上保証の年齢区分がありますが、SBI損保には30歳以上補償という区分がありません。

2社を比較すると、30歳以上の方は30歳以上補償の区分があるチューリッヒの自動車保険の方がお得だと思いますよね。

しかし、細かい区分がなくても、年齢が上がるにつれて保険料が安くなるよう設定されている場合もあるので一概には言えません。

区分と一緒に、年齢ごとにどのくらい保険料が異なるのかも把握するのが大切です。年齢区分は保険加入後に変更できるので、契約時の年齢に当てはまる区分で契約しましょう。

家族構成に変更はないか

家族構成に変更があり、車に乗る人が限定されているような場合は、保険料が安くなります。

自動車保険の家族構成に関わる特約とそれぞれの保険料の目安をお伝えすると、以下の通りです。

<NTable :rows=”[[‘家族構成に関わる特約’,’保険料の目安’],[‘運転者本人・配偶者限定特約’,’安い’],[‘運転者家族限定特約’,”],[‘運転者を限定しない場合’,’高い’]]” />

表のとおり、運転者の範囲を狭めることで保険料を抑えられます。

家族編成が変わり、運転者本人やその配偶者しか運転しなくなった場合、運転者家族限定特約を契約する必要がないので、保険料が安い運転者本人・配偶者限定特約を契約しましょう。

例えば、息子や娘が実家を離れて暮らすことが決まり、当分実家の車に乗ることがない場合などは、運転者本人・配偶者限定特約で十分です。

運転する機会が増えたか減ったか

先ほどお伝えしたとおり、保険料は走行距離を考慮して決められるので、運転する機会が増えたか減ったかも確認しておくべきです。

例えば、次のようにライフスタイルに変化があった方は特に注意しましょう。

  • 電車通勤から車通勤になった
  • 仕事で車を使うようになった

単純に、運転する機会が増えれば走行距離が増え、運転の機会が減れば走行距離も減るので、保険料に違いが出ます。

走行距離が短い区分になれば保険料が抑えられるので、各保険会社の走行距離別の保険料を参考にして、契約する保険会社を選びましょう。

自動車保険の乗り換えの手続き・連絡方法

「自動車保険を乗り換えたいけど手続きが面倒」といった方も多いのではないでしょうか。

しかし、手順を1つずつこなせばそこまで難しい手続きではありません。乗り換え手続きの手順は次のとおりです。

  1. 必要書類の準備
  2. 乗り換え先の保険会社の選定
  3. 乗り換え先の保険会社に申し込み・連絡
  4. 現在契約中の保険会社に解約の連絡
  5. 必要手続き

ここでは、乗り換え手順を1つずつ解説します。難しそうと感じている方は、是非参考にしてください。

必要書類の準備

まずは、契約に必要な書類を準備しましょう。保険会社によって多少の違いはありますが、一般的に必要な書類はこちらです。

  • 車検証
  • 運転免許証
  • 累計走行距離の値(オドメーター値)
  • 現在加入している自動車保険証券
  • クレジットカード(分割払いの場合)

上記に加え保険会社や補償内容によっては、同居家族の氏名・性別・生年月日なども必要です。さらに、友人などが運転する場合にはその友人の年齢なども必要になる場合もあります。

検討している保険会社のホームページなどを参考にして、必要な書類を準備し契約をスムーズに進めましょう。

乗り換え先の保険会社を決める

次に、乗り換え先の保険会社を決めます。

先ほどお伝えした「自動車保険を乗り換える前にチェックすべき内容」や自分に必要な補償内容・特約などを考慮し、最適な自動車保険を選びましょう。

自分に最適な自動車保険を見つける際は、現在の保険への不満とどのように解消したいかを明確にするのがおすすめです。

  • 保険料が高すぎるから安い保険会社に乗り換えたい
  • 事故の際の対応が不十分だったので手厚い対応の保険会社に乗り換えたい

このように、簡単でいいので自分の中でまとめておきましょう。

保険会社を決める際は、複数の保証会社に見積もりを取り、どこが一番お得に契約できるのか比較するのもおすすめです。

「見積もりを取るのが面倒」と思う方も多くいますが、保険会社のホームページなどを見ると、数分で保険料の見積もりをシミュレーションできる場合も多いので、そこまで手間はかかりません。

また、一括で複数の保険会社の見積もりが取れるサイトなどもあるので、活用すると便利です。記事後半では、おすすめの自動車保険を紹介しているので、そちらも是非参考にしてください。

乗り換え先の保険会社に申し込み・連絡

乗り換え先の保険会社が決まったら、申し込み・連絡しましょう。

申し込む際は、新規契約ではなく「乗り換え」と伝えると、乗り換えに必要な手続きを前の保険会社と申し込み先の保険会社で済ませてくれます。

ここで注意なのは、次に契約する保険の開始日を前契約していた保険の解約日に設定し、重複期間やどちらの保険にも加入していない空白の期間をつくらないようにすることです。

2つの保険に重複している期間に事故に遭った場合、片方の保険会社からの補償しか受けられないので、もう片方の保険会社に支払っている保険料が支払い損となります。

さらに、どちらの保険会社とも契約していない空白期間に事故を起こすと、どちらの保険会社からも補償が受けられず、事故で起きた損害をすべて自分で賠償しなくてはいけません。

上記のリスクを避けるためにも、乗り換え先の保険の開始日を適切な日に設定しましょう。

現在契約中の保険会社に解約の連絡

自動車保険は2つの保険会社と契約できず、後から申し込んだ保険会社との契約が無効になってしまいます。

なので、乗り換え先が決まり次第、現在契約している保険会社に解約の連絡をしましょう。

現在契約している自動車保険が満期のため、保証会社を乗り換えるのであれば解約の連絡は必要ありませんが、自動で継続する特約が結ばれている場合もあるので念のため連絡はしておくべきです。

必要手続きをする

最後に必要手続きをして完了です。

保険会社によっては、契約時や解約時に書類へ必要項目を記入し、返送しなくてはいけない場合があります。

保険料の支払いに関しても期限が設定されているので、期限を過ぎないよう忘れずに支払ってください。

等級の引き継ぎについて

自動車保険において「等級」は保険料に大きく影響する要因です。

初めて自動車保険を契約した場合は、6等級に位置付けられ、1年間事故がなければ1等級ずつ上がっていき、等級が上がるごとに保険料が割引かれます。

反対に、前年に事故を起こしてしまうと、事故の内容や件数によって等級が下がり、保険料が割増されるので、できるだけ等級は下げたくないと考えるのが普通です。

そこでここでは、自動車保険を乗り換える際の等級の引き継ぎについて解説します。

「乗り換えたら等級はどうなるの?」このような疑問や不安がある方は、是非参考にしてください。

自動車保険の乗り換えは等級の引き継ぎができる?

自動車保険を乗り換えるとまた6等級に戻ってしまうのか、そのまま次の保険会社に等級を引き継げるのか気になりますよね。

結論、原則保険会社を乗り換えても等級は引き継がれ、無事故であれば等級が進みます。しかし、乗り換え前の保険期間に事故を起こした場合などはその限りではありません。

次に、その点を解説します。

原則引き継がれる

自動車保険の乗り換えは等級の引き継ぎが可能なので、乗り換えによって等級を下げたくないという方も安心して乗り換えられます。

例えば、現在加入している保険会社での等級が15等級である場合に、保険期間中事故を起こさず保険を適用しなかったら、他社の保険会社へ乗り換えても等級が引き継がれるのです。

逆に、乗り換え前の保険期間に事故を起こし保険が適用されると、乗り換え先の保険会社での等級は下がります。どのくらい等級が下がるのかは、事故の内容や件数によってそれぞれです。

乗り換え前の保険期間に事故を起こして等級が下がったので、新しい保険会社へ引き継ぎたくないといった方もいるかもしれません。

しかし、保険会社を乗り換えたり解約したりしても、13ヶ月間は等級や事故履歴が保険会社によって引き継がれてしまいます。

等級が低く保険料の割引が効かないため、保険料が大きな負担であると感じる方は、補償内容や免責金額などを見直し、保険料をできるだけ安くできないか検討してみてください。

さらに、乗り換え前の保険期間に事故を起こすと、事故有係数適用期間も加算されるので注意しましょう。

同じ等級でも、事故ありと事故なしの場合では保険料の割引額が異なり、事故ありの場合には事故なしの場合より低い割引率が適用されます。この低い割引率が適用される期間が事故有係数適用期間です。

<NTable :rows=”[[‘事故の内容’,’事故有係数適用期間’],[‘新規で保険を契約する場合の事故有係数適用期間’,’0年’],[‘1等級ダウンの事故1件につき’,’1年’],[‘3等級ダウンの事故1件につき’,’3年’]]” />

表のとおり、事故有係数適用期間は事故の内容によって異なります。前年にも事故を起こしていた場合は、前年の事故有係数適用期間に加算され期間が長くなるので注意が必要です。

無事故であれば等級が進む

乗り換え前の保険期間に事故を起こしていない場合は、乗り換えによって等級が上がります。

しかし、一部の共済の等級は引き継げません。引き継げる共済と引き継げない共済の例を挙げると、次のとおりです。

<NTable :rows=”[[‘項目’,’例’],[‘等級を引き継げる共済’,’・JA共済\n・全労済\n・全日本火災共済\n・全自動車共済’],[‘等級を引き継げない共済’,’・教職員共済\n・自治労共済\n・トラック共済’]]” />

引き継げると勘違いしてしまうと損してしまうので注意が必要です。

保険会社間であれば、店舗方やダイレクト型、外資系の保険会社など関係なく等級を引き継げるので安心してください。

等級の引き継ぎにはタイミングが重要

ここまで、原則前の保険会社の等級は引き継げるとお伝えしてきましたが、等級の引き継ぎには最適なタイミングがあります。

引き継ぐタイミングによっては、次の等級に上がるまでの時間が通常より長くなる可能性があるので、できるだけ早く等級をあげたい方は適切なタイミングで乗り換えなくてはいけません。

満期で乗り換えるのがおすすめ

保険会社を乗り越える際は、前の保険の満期日に乗り換えるのがおすすめです。

前の保険期間が1年間でその間に事故がなかった場合、満期日に新しい保険会社へ乗り換えると、新しい保険会社での等級が1等級上がります。

これが、前の保険期間に乗り換えてしまうと、現在の等級のまま新契約が1年間始まってしまうので、次の等級へ上がる時期が遅くなるのです。

そのため、できるだけ早く等級をあげたい方は、満期日に乗り換えましょう。

例外的に、一部の保険会社では「保険期間通算特則」といった制度が適用でき、満期以前に保険会社を乗り換えても、満期で乗り換えた場合と同じ時期に等級が上がるようにしてくれる場合もあります。

保険期間通算特則を利用して乗り換えたい場合は、保険会社のホームページを見たり直接連絡をしたりして確認するのがおすすめです。

満期のお知らせが届いたら検討を開始しよう

自動車保険は満期が近づいてくると満期日のお知らせが届くことが多いです。

先ほどお伝えしたとおり、満期日での乗り換えが最適なタイミングなので、満期日のお知らせが届いたら乗り換えを検討しましょう。

最適なタイミングで乗り換える以外にも、等級がリセットされることも防げます。

乗り換え先の保険会社の保険始期日が前の保険の満期から8日以上空いてしまうと、6等級にリセットされるという決まりがあるためです。

乗り換えを検討する際は、乗り換え先の保険会社の保険始期日が前の保険の満期から8日以上空けないように調整してください。

自動車保険を乗り換える際の注意点

自動車保険を乗り換える際は、次の点に注意する必要があります。

  • 場合によって中断証明書を申請
  • 自動継続特約がある場合は解約の連絡が必要

これらの注意点を無視して乗り換えてしまうと、保険料や等級に影響が出る場合もあるので、1つずつ確認しましょう。

乗り換えの前後で長期間空く場合、中断証明書を申請する

保険会社を乗り換える前後に、車に乗らない期間が長期間続く場合や、満期時に継続契約しない場合は、中断証明書を申請する必要があります。

先ほど、乗り換え先の保険会社の保険始期日が前の保険の満期から8日以上空いてしまうと、等級が引き継げないとお伝えしました。

そこで保険会社を乗り換える際に中断証明書を申請すると、中断日の翌月から最長10年間等級の引き継ぎが可能となるのです。

次のような方は、中断証明書を申請しましょう。

  • 乗っている車を手放す方
  • 転勤で車が不要になった方
  • 乗っている車を廃車にする方
  • 友達に車を譲る方
  • 海外赴任するため国内で車を利用しなくなる方

このような方が中断証明書を申請しておくと、10年後までであれば後々車を使うようになった場合に以前の等級を引き継げます。

中断証明書の発行は、契約している保険会社に電話やメールで連絡するだけです。お客様センターなどの窓口に連絡してみてください。

自動継続特約がある場合は元の保険会社に解約を伝える必要がある

乗り換え前の保険会社との契約で自動継続特約がある場合は、乗り換え前の保険会社に解約の連絡をしましょう。

自動継続特約がある場合は、解約の連絡をしない限りずっと契約状態が継続されてしまうので、その状態で乗り換えると2重に保険料を支払うことになります。

2つの保険会社と契約しているときに事故にあっても、一方の保険会社からの保険しか降りないので、支払った保険料が無駄になってしまいます。

乗り換えを検討する際は、今一度乗り換え前の保険会社との間に自動継続特約があるか確認しておきましょう。

おすすめの自動車保険3選

ここでは、おすすめの自動車保険を3社紹介します。

  • SBI損保の自動車保険
  • アクサダイレクト総合自動車保険
  • セゾン自動車火災保険株式会社「おとなの自動車保険」

1社ずつ特徴などを解説するので、乗り換えを検討しているけど自分に合う保険会社がなかなか見つからないような方は、保険会社選びの参考にしてください。

SBI損保の自動車保険

SBI自動車保険は、価格.com「自動車保険満足度ランキング2021」の保険料満足度において12年連続1位であり、利用者から保険料の安さを高く評価されている自動車保険です。

SBI損保調べではありますが、98.6%の利用者が保険料に満足しているとの結果も出ているので、保険料をできるだけ安く抑えたいと考えている方にぴったりですね。

SBI損保が利用者からの指示を得ている主な理由は、次のとおりです。

  • インターネット割引や証券不発行割引などの割引制度
  • 業界最高水準のロードサービス
  • 24時間365日事故対応

保険料の安さは、インターネットからの申し込みで12,500円割引される割引制度や車・運転する方の条件に合わせた合理的な料金設定が実現しています。

さらに、24時間365日事故の対応が可能で、全国約10,300ヵ所にロードサービス拠点があるため、迅速な対応も可能です。保険料だけでなく、充実したサポートを受けたい方も満足できる自動車保険と言えます。

アクサダイレクト総合自動車保険

 アクサダイレクト総合自動車保険は、自動車保険業界初の「子育て応援割引」という割引制度を設定しています。

子育て応援割引とは、同居する0〜12歳の子どもの移動時に契約している車を使用する場合、使用目的に応じて最大3%の割引を適用する割引制度です。

次の保険が割引対象なので、参考にしてください。

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 搭乗者傷害保険
  • 車両保険および人身傷害補償特約

子どもの習い事や通園、買い物などに車を利用する家族にとっては嬉しい割引制度ですよね。アクサダイレクト総合自動車保険には、子育て応援割引以外にも次のような特徴があります。

  • インターネット割引最大20,000円
  • さまざまなニーズに対応できる充実した補償内容
  • 充実したロードサービス内容

アクサダイレクト総合自動車保険では、業界でも高額なインターネット割引20,000円を設定しています。

さらに、充実した補償内容も高く評価されており、基本補償以外に選べる追加補償として次のような補償が選択可能です。

  • 対物全損時修理差額費用補償特約
  • 弁護士費用等補償特約
  • ファミリーバイク特約
  • 地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約

これだけ追加で加入できる保証があれば、どんな事故が起きても安心ですよね。補償だけでなくロードサービスも充実しており、全国10,915拠点で24時間365日事故対応が可能です。

小さいお子様がいる方だけでなく、追加で補償を追加したい方などにもおすすめできる自動車保険と言えます。

セゾン自動車火災保険株式会社「おとなの自動車保険」

セゾン自動車火災保険株式会社「おとなの自動車保険」には、次の3つの特徴があります。

  • 事故率が低い年代の保険料を安く設定
  • 割引制度が豊富
  • 充実した事故対応

これまでの自動車保険は運転者の年齢条件が設定されていましたが、おとなの自動車保険では、年齢ごとの事故率を保険料に反映させ、事故率の低い年代の保険料を割安にする料金体系を実現しています。

その他にも、走行距離に応じた保険料の設定や必要な補償が選べるなど、合理的に保険料を決められる仕組みがあるので、自分に最適な保険内容で契約できるのも嬉しいポイントです。

さらに、割引制度も充実しています。早期契約割引やセカンドカー割引、自動ブレーキ割引など、他社にはないような割引制度があるのは嬉しいですね。

事故が発生した場合は、24時間365日ALSOK隊員がサポートしてくれます。ロードアシスト拠点は業界トップクラスの13,000ヶ所あるので、万が一の際も安心です。

ダイレクト型か代理店型、乗り換え先はどちらがおすすめ?

自動車保険には、ダイレクト型と代理店型の2種類の保険会社があります。

ここでは、ダイレクト型と代理店型それぞれの特徴を解説するので、自分に最適な保険会社の形態を見つけましょう。

それぞれの特徴と相性が合う方を選ぼう

ダイレクト型と代理店型には、それぞれにメリットでメリットがあるので、一概にどちらの方が優れているとは言い切れません。

契約する人によって最適な形態は異なるので、両方の特徴を把握した上で選択しましょう。

ダイレクト型と代理店型の違いを先にまとめてお伝えすると、次のとおりです。

<NTable :rows=”[[‘それぞれの違い’,’ダイレクト型’,’代理店型’],[‘契約方法’,’インターネット上や電話で保険会社と直接契約する’,’代理店を通して保険会社と契約する’],[‘契約の相談方法’,’基本自分で補償内容の選定から契約まで行う’,’代理店の担当者と相談して決められる’],[‘保険料’,’基本的に代理店型よりも安い’,’ダイレクト型より高め’],[‘事故対応’,’保険会社の方ではなく警備会社に業務を委託していることが多い’,’代理店の担当者が事故現場に駆けつけることもある’],[‘事故後のやり取り’,’保険会社と直接やり取りする’,’保険会社と直接または代理店の担当者を通してやり取りする’],[‘見積もり方法’,’インターネット上で行う’,’代理店担当者に見積もりを依頼する’],[‘割引’,’多い’,’少ない’]]” />本記事の最初にダイレクト型と代理店型の自動車保険の違いを軽く解説していますが、ここからはさらに詳しくそれぞれの特徴を解説します。

ダイレクト型の特徴

ダイレクト型の自動車保険の特徴は、次のとおりです。

<NTable :rows=”[[‘項目’,’詳細’],[‘契約方法’,’インターネット上や電話で保険会社と直接契約する’],[‘契約の相談方法’,’基本自分で補償内容の選定から契約まで行う’],[‘保険料’,’基本的に代理店型よりも安い’],[‘事故対応’,’保険会社の方ではなく警備会社に業務を委託していることが多い’],[‘事故後のやり取り’,’保険会社と直接やり取りする’],[‘見積もり方法’,’インターネット上で行う’]]” />

ダイレクト型は代理店型と違い、店舗をもたない代わりに家賃や人件費を削り、保険料を安く設定しています。

割引制度も多く設定されており、特にインターネットからの申し込みで割引が適用される「インターネット割引」はダイレクト型の大きな特徴です。

高額な割引額を設定している保険会社も多く、インターネット割引だけで20,000円ほど割引してくれる保険会社もあるので、保険料をできるだけ抑えたい方に向いています。

事故対応は迅速で基本的に24時間365日対応しており、いつ事故が起こってもすぐに対応してくれるので安心です。

保険料が安い代わりに、店舗がないので補償内容や詳しい見積もりを担当者に相談できないデメリットがあります。担当者と直接相談しながら決めたい方は注意が必要です。

代理店の特徴

代理店型の特徴は、次のとおりです。

<NTable :rows=”[[‘項目’,’詳細’],[‘契約方法’,’代理店を通して保険会社と契約する’],[‘契約の相談方法’,’代理店の担当者と相談して決められる’],[‘保険料’,’ダイレクト型より高め’],[‘事故対応’,’代理店の担当者が事故現場に駆けつけることもある’],[‘事故後のやり取り’,’保険会社と直接または代理店の担当者を通してやり取りする’],[‘見積もり方法’,’代理店担当者に見積もりを依頼する’],[‘割引’,’少ない’]]” />

代理店型はダイレクト型の保険と違い店舗があるので、ダイレクト型の保険料と比較すると高めではありますが、担当者と相談して補償内容を決めたり、詳しい見積もりを取ってもらったりできるメリットがあります。

「自分で補償内容を決めるのが苦手」「担当者と相談して最適な内容を決めたい」このような方に向いている形態です。

状況別乗り換えパターン

ここでは、事故の有無や満期・契約中などの状況別に乗り換えの特徴や注意事項をお伝えします。自分が当てはまるパターンの特徴や注意事項を確認してみてください。

満期日での乗り換え(事故なし)

満期での乗り換えの場合は、乗り換え前の保険会社への解約の連絡が不要です。

等級に関しては、乗り換え前の保険期間に事故を起こさず満期で乗り換える場合、新しく契約する自動車保険に等級がそのまま引き継がれ、乗り換え先で1等級上がる特徴があります。

乗り換えの前後に車に乗らない期間が長期間続く場合は、中断証明書を申請する必要があるので注意しましょう。

乗り換え先の保険会社の保険始期日が前の保険の満期から8日以上空いてしまうと、等級が引き継げなきなってしまいますが、中断証明書を申請すると等級の引き継げる期間が10年間後まで延長されるからです。

満期日での乗り換え(事故あり)

満期で乗り換えても、乗り換え前の保険期間に事故を起こしていた場合は、事故によって下がった等級が引き継がれます。

事故の内容によって下がる等級数は異なり、次のとおりです。

  • ダウン事故:3等級ダウン
  • 等級据え置き置事故:等級に変化なし
  • ノーカウント事故:事故をカウントせずそのまま1等級上がる

乗り換えによって下がった等級がリセットされることはありません。

事故を起こしても保険を使わないという選択肢もあります。

事故を起こして等級が下がった状態で乗り換えた場合は、保険を使わなかった等級に訂正され、差額の保険料が返ってくる仕組みとなっているので安心してください。

契約期間中の乗り換え(事故なし)

今まで満期での乗り換えをおすすめしてきましたが、契約期間中でも乗り換えは可能です。

しかし、契約期間中に乗り換える場合は、乗り換え前の保険会社と乗り換え後の保険会社に連絡する必要があったり、等級の進みが遅くなったりすると理解しておきましょう。

契約期間中での乗り換えを満期での乗り換えと同じ扱いにしてくれる「保険期間通算特則」を設定している保険会社であれば、等級の進みが遅くなる心配がありません。

等級を順調に上げたい方は、保険期間通算特則の制度がある保険会社を探してみてください。

契約期間中の乗り換え(事故あり)

契約期間中に乗り換えたいが、すでに事故を起こして保険を使っている場合は、保険期間通算特約が利用できません。なので、等級の進み具合が遅くなることは避けられないと考えておきましょう。

どうしても乗り換えたい場合は別ですが、そうでないのであれば、今の保険を満期時点で継続利用するか、満期時点で新しい保険会社へ乗り換えることをおすすめします。

自分の状況を考え、乗り換えるメリットがどのくらいあるかまとめてから乗り換えを検討しましょう。

契約途中(途中解約)で乗り換える際に気を付けること

ここでは、契約途中の乗り換えで気をつけることを紹介します。等級に関わる重要なことなので、1つずつ確認してください。

等級の進みが遅くなる場合がある

契約途中に乗り換えると、等級の進みが遅くなります。

保険期間通算特則が使える保険会社であれば、満期での乗り換えと同じ扱いで乗り換えられますが、全ての保険会社で利用できるわけではありません。

さらに、事故を起こして保険を利用した方が契約途中に乗り換える場合は、乗り換え先の保険会社に保険期間通算特則があっても使用できないので、等級の進みが確実に遅くなります。

契約途中で乗り換えを検討している方は、上記のリスクを把握しておきましょう。

等級の下がりが早くなる場合がある

乗り換え前に事故を起こし等級が下がった状態で契約途中に乗り換えると、下がった等級での契約になるので、等級の下がるタイミングが早まる場合があります。

事故を起こしても、満期まで待ってから乗り換えれば満期まではそのままの等級で過ごせるのですが、満期よりも早く契約途中に乗り換えると、乗り換えたタイミングで等級が下がるため、乗り換えのタイミングと満期までの期間分損してしまいます。

等級の下がりを少しでも遅くしたい方は、満期まで待ってから乗り換えるのがおすすめです。

解約返戻金が毎月払う保険料より少ない

乗り換え前の保険会社からの解約返戻金にも注意が必要です。

年間の保険料を一括で支払っている方が契約期間中に解約すると、保険料の一部が返戻されますが、毎月支払う保険料よりも少ない額になる場合があります。

解約返戻金は、保険会社ごとが設定している短期率に沿って計算されており、月割ではないため、単純に月割で計算した金額よりも解約返戻金が少なくなってしまうのです。

解約返戻金の短期率は保険会社ごとに異なるため、自分が契約している保険会社のホームページや電話窓口で確認してみてください。

解約日と加入日(保険始期日)を一致させる必要がある

契約途中で乗り換える場合は、乗り換え前の保険会社の解約日と乗り換え先の保険会社の保険始期日を一致させる必要があります。

理由は次のとおりです。

  • 乗り換え先の保険会社と契約するまで8日以上期間が開くと等級がリセット
  • 保険に加入していないときに事故を起こした場合は全ての賠償が実費

このように、解約日と保険始期日を一致させないと、等級に影響が出たり事故が起こったりした場合にすべて責任を負わなくてはいけないため、解約日と乗り換え先の保険会社の保険始期日の設定には注意しましょう。

まとめ

今回は、自動車保険の乗り換えるメリットや乗り換え時にチェックするべき内容、乗り換え手続きなどについて解説してきました。

自動車保険を乗り換えるメリットをもう一度紹介すると、次のとおりです。

  • 保険料の節約
  • 自分に最適な特約を選定する機会
  • 保証内容やサービス内容を見直す機会
  • 充実したロードサービスが受けられる機会
  • 割引サービスが受けられる可能性

乗り換えるメリットが自分にとって大きいと感じる方は、乗り換えを検討するべきです。乗り換えの方法や注意点、等級の引き継ぎなどに関しても本記事内で解説してきました。

少し手間はかかりますが、本記事を参考にすれば注意点なども確認しながら乗り換えられるため、自分に最適な自動車保険に乗り換えてみましょう。

<参考>
SBI損保の自動車保険
アクサダイレクト総合自動車保険
セゾン自動車火災保険株式会「おとなの自動車保険」

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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