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クレジットカード最強の2枚は三井住友カード(NL)とリクルートカード(JCB)!2024年おすすめ組み合わせのメリットと最新使い分け方法もご紹介

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クレジットカード最強の2枚は三井住友カード(NL)とリクルートカード(JCB)!2024年おすすめ組み合わせのメリットと最新使い分け方法もご紹介
この記事の執筆者:金融系ライター 沼島 まさし
実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。

高い機能と人気を兼ね備えたクレジットカードは数多くあります。そのため手持ちを1枚に限定するのはお得を逃しそうですし、もし2枚持つとしたら強みの異なる「最強の2枚」を持ちたいものです。

そこでこの記事では、豊富なクレジットカードの中から対照的な2枚を選びました。

  1. 特定のお店でどんどんポイントがたまる」三井住友カード(NL)

  2. 常に高い還元率で引落しやネットショッピングに役立つ」リクルートカード

この2枚の組み合わせです。特徴や向き不向きがはっきりしているので、シーンや場所に応じて両方活用してみるのもおすすめです。

2024年クレジットカード「最強の2枚」はこちらです

最強の2枚を持つメリット

「クレジットカードは1枚でいい」という人は、今では少ないと思います。では2枚持つとして、どんな組み合わせがいいでしょうか。
個性が似たカードを2枚持っても、あまり意味はありません。互いに役割を補えるカードの組み合わせがおすすめです。3枚目以降も同様です。

今回取り上げる2枚の特徴は、次の部分にあります。

1. 三井住友カード(NL)コンビニや多くの飲食チェーン店で、スマホタッチ決済7.0%以上

券面に番号の記載されていない「ナンバーレス」でおなじみの三井住友カード(NL)は、セブンイレブンやマクドナルドなどのコンビニや人気チェーン店で7%還元になる点が最大の特徴です。使い方次第でさらなる高還元も狙えます。

2. リクルートカード(JCB)常に還元率が1.2%

リクルートカード(JCB)は常に還元率が1.2%と高いのが特徴です。スタンダードクラスのクレジットカードでは還元率1%を超えれば優秀と言われる昨今、常時1.2%還元は貴重な存在です。

最強と言いつつ、弱点はないの?

なお、どちらのカードも不得手にしている領域もあります。電子マネーへのチャージなど、キャッシュレス決済との組み合わせについては、どちらも目立つ機能がありません。
三井住友カードの特徴である、LINE Payと組み合わせられる機能も、2025年にLINE Payとともに消滅します。

それでも、特徴の違うカードを2枚持つと、活用できるシーンが増えます。

クレジットカードを2枚持つことによって違いの弱点を補填できる

「最強の2枚」となるクレジットカードを選ぶ基準4つ

数あるクレジットカードの中から「最強の2枚」を選ぶにあたり、何を基準にしたら良いでしょうか。人によって選択理由はいろいろありますが、まず最低限として次の要素は押さえましょう。

1. 年会費:スタンダードカードは無料が鉄則

2024年現在のスタンダードカードでは、無料または実質無料(年1回の利用で無料になる等)がほとんどです。スタンダードカードなのに有料のものは、ほぼ時代遅れと考えて良いでしょう。

2. 還元率:1%以上あると優秀

「還元率」とは、決済に基づくリターンを表す数字です。ポイントやキャッシュバックなどで還元されます。1.0%以上あると、優秀だといえます。

3. 電子マネーチャージのポイント付与:ポイントのつくカードは今や希少

電子マネーへのチャージでポイントのつくクレジットカードは、減少傾向にあります。今回の2枚も、ポイントのつかないシーンが多くなっています。

4. カード付帯機能:自分の活用シーンに合うなら判断基準の1つに

クレジットカードには、カードを見せて得られる優待特典や、旅行保険などが付帯しています。クレジットカードの付帯機能は最近低下しており、これで差がつくことは少なくなっています。必要な付帯機能はユーザーや活用するシーンによって異なるので、ご自分に合うなら判断基準に取り入れると良いでしょう。

三井住友カード(NL)とリクルートカード(JCB)の最強シーン

今回の2枚は、還元率に着目して選びました。それぞれ、還元率がアップとなるシーンが違うため、両方持っていても役立ちます。三井住友カード(NL)とリクルートカードの特徴と、2枚が役立つ「最強シーン」について見ていきましょう。

三井住友カード(NL)とリクルートカードが役立つ「最強シーン」とは?

【最強シーン1】三井住友カード(NL)はセブンやマックで7%還元

三井住友カード(NL)は基本還元率が0.5%に過ぎず、この数字に関して言うと一見昔のカードだと思ってしまいます。しかし、多くの方が利用するコンビニやチェーン店で7%還元になる点から利用価値が高いと言えます。以下は7.0%以上の還元になる該当店舗です。

7.0%以上の還元になるコンビニや飲食店例

  • セブン-イレブン

  • ローソン(ローソンの名がつくコンビニすべて)

  • ミニストップ

  • セイコーマート

  • ポプラ

  • マクドナルド(モバイルオーダーは対象外

  • ドトールコーヒーショップ、エクセルシオールカフェ

  • すかいらーくグループ(ガスト、ジョナサン、バーミヤンその他)

  • サイゼリヤ

  • モスバーガー

  • すき家、はま寿司、ココス

  • かっぱ寿司

マックで7%還元が受けられるのは大きなメリット

三井住友カード(NL)の基本スペック

三井住友カード(NL)のスペックを確認しておきましょう。

スペック項目

三井住友カード(NL)

年会費

無料

国際ブランド

VISA、Mastercard

還元率

0.5%

Apple Payでの利用方法

タッチ決済、iD

Google Payでの利用方法

(VISAのみ)タッチ決済、iD

ポイントプログラム

Vポイント

デザイン

グリーン、シルバー、オーロラの3種類

ETCカード

発行手数料無料、年1回利用でETC年会費無料

三井住友カードのラインナップにもいろいろなカードがありますが、現在は末尾に「NL」のついたカードが最も標準的な存在です。NLはナンバーレスの意味で、券面にカード番号が書かれていません
Apple Pay、Google Payの設定や、オンラインショッピング、公共料金引落し等で番号が必要な場合、三井住友カードのVpassアプリから表示できます。三井住友銀行一体型のOliveフレキシブルペイも「NL」と同格のカードで、こちらもおすすめです。

三井住友カードは現在のクレジットカード業界全体を引っ張る存在で、次々斬新な改革を実施しています。2024年に三井住友カードのポイントプログラム「Vポイント」は、旧Tポイントと一緒になりました。年会費は「NL」なら永年無料です。
Androidのタッチ決済にも対応しており(Mastercard不可)、キャッシュレス全盛の現在、大変頼りになるカードです。申込時に「即時発行」を選べば、カード到着前にスマホ決済を始められます。

申込時に「即時発行」を選べば、カード到着前でもスマホ決済できる

提携サービスの利用で7%→最大20%に増やす方法

この7.0%(カード券面でのタッチだと5.0%)という数字は、提携サービス利用を増やすことでさらにアップさせることができます。最大20.0%までアップします。
わかりやすいところでは、次のサービスでそれぞれ1%アップします。

  1. 家族も三井住友カードに加入し、「家族ポイント」として登録する

  2. 三井住友銀行Oliveアカウント契約

  3. Oliveアカウントの選べる特典のうち、「1%アップ」を選択

上記3つ選べば、10.0%となります。家族ポイントは最大5名(5%)まで登録できますし、他にも外貨預金、SBI証券、住友生命などの契約で数字を上げられます。
コンビニやマクドナルド、ドトールの利用で常時7.0%以上のポイントがたまるのは、生活スタイルによっては実に大きなものです。

【最強シーン2】リクルートカードは常時1.2%の高還元

リクルートカード(JCB)はJCBカードが発行しています。比較的、JCBオリジナルシリーズの豊富なキャンペーンが対象になることが多い点もおすすめです。
リクルートカードには、三菱UFJニコス発行のVISAおよびMastercardもあります。こちらも高性能ですが、もう何年も入会キャンペーンを実施していないため、今回はJCBのみ取り上げています。

このカードの特徴は、どこで使っても1.2%という還元率にあります。カード直接決済やQUICPay、それから公共料金引落しに非常に役立ちます。

リクルートカードは名前のとおりリクルートとの提携カードですが、機能的にはプロパーカード(非提携カード)に近いものです。カード利用でたまるリクルートポイントも、随時dポイントまたはPontaポイントに等価交換できます。最近では、リクルートポイントをAmazonで使えるサービスも始まりました。


リクルートカード(JCB)の基本スペック

リクルートカード(JCB)のスペックです。

スペック項目

リクルートカード(JCB)

年会費

無料

国際ブランド

JCB

還元率

1.2%

Apple Payでの利用方法

QUICPay

Google Payでの利用方法

QUICPay

ポイントプログラム

リクルートポイント(dポイントまたはPontaに随時交換可能)

デザイン

シルバーの1種類

ETCカード

年会費、発行手数料無料

かつてはモバイルSuicaへのチャージにも便利だったのですが、現在は還元率とチャージ可能上限が下がったのでおすすめできません(月3万円までチャージ可、還元率0.75%)。

他にもある「最強の2枚」の組み合わせとは?ライバルカードをチェック

繰り返しますが、三井住友カード(NL)は特定の店舗で圧倒的な還元率を、そしてリクルートカードは常時高めの還元を得られるカードです。それぞれの強みに対してライバルカードが存在しますが、どちらも三井住友カード(NL)とリクルートカードに分があります。理由を解説しましょう。

三井住友カード(NL)とリクルートカードのライバルカード
・ 特定店舗での高還元率…三菱UFJカード、JCBカード(オリジナルシリーズ)
・ 常時高い還元率…楽天カード、PayPayカード、Orico Card THE POINT等

特定店舗で高い還元率になるカード(三井住友カードのライバル)

  • 特定店舗で高い還元率になるカード(三井住友カードのライバル):三菱UFJカード、JCBカード(オリジナルシリーズ)

特定店舗での高い還元率についていうと、質量双方において三井住友カード(NL)にかなうカードはありません
三菱UFJカードもいいのですが、特定店舗であるセブン-イレブンとローソンが三井住友カードと重複しています。独自の存在は、松屋とピザハット程度です。
JCB(オリジナルシリーズ)は、スターバックスカードへのオンラインチャージでのポイント10倍(5.0%、ゴールド以上の会員なら20倍で10.0%)が目立ちますが、セブン-イレブンだとポイント3倍(1.5%)に過ぎません

もちろん三井住友カード(NL)に加え、これらのカードを持って補完するのはまったく問題ありません

常時高い還元率のカード(リクルートカードのライバル)

  • 常時高い還元率のカード(リクルートカードのライバル):楽天カード、PayPayカード、Orico Card THE POINT

それからリクルートカードが担う常時高還元率です。こちらもリクルートカードにかなうカードはありません
名を挙げた楽天カードはポイントの例外が増えすぎ(たとえば公共料金はのきなみポイント5分の1)、Orico Card THE POINTはポイント交換率が低下しました。PayPayカードが比較的使いやすいものの、還元率は1.0%です。

年間100万円利用できるなら「ゴールドの1枚持ち」も選択肢に

リクルートカードと勝負になる相手はスタンダードカードにはありません。
ただし、次のゴールドカードのいずれかを年間100万円利用した場合、ボーナス含め実質還元率1.5%(さらに年会費永年無料)なので、この場合はさすがのリクルートカードも価値が薄まります。年間100万円利用できる方は、「ゴールドカードの1枚持ち」も選択肢に入れると良いでしょう。

1. エポスゴールドカード

年会費無料のエポスカードを使い、インビテーションを受けるとエポスゴールドカードを発行することができます。このルートで発行した場合、年会費5,000円を1度も払うことなく永年年会費無料となります。年間100万円利用で付与される1万ポイントのボーナス付与を合計すると還元率は1.5%となり、リクルートカードの1.2%を上回ります。


2. 三井住友ゴールド(NL)

三井住友カード(NL)は、年間100万円使うとゴールド(NL)にグレードアップできます。しかし100万円を必ず達成できるなら、スタンダードの三井住友カード(NL)ではなく最初からゴールド(NL)でも良いでしょう。そうすれば100万円利用で得られるボーナスポイント1万円分も初年度から獲得できますし、年会費5,500円も次年度以降は永年無料となります。


お得な入会キャンペーン情報

三井住友カード(NL)とリクルートカード(JCB)は、おおむね通年で入会キャンペーンを実施しています。せっかく入会するのなら、キャンペーンを使って利益を得ましょう。

三井住友カード(NL)の入会キャンペーン

三井住友カードは常時入会キャンペーンを実施していますが、内容は時期により異なります。2024年9月1日までのキャンペーン(スタンダードクラスのもの)は次の内容です。

・ 入会後、スマホのタッチ決済3回利用で3,000ポイント
・ SBI証券口座開設とクレカ積立等で最大1万6,600ポイント
・ 学生限定、新規入会で1,000ポイント

SBI証券口座は必要なら作ればいいでしょう。クレジットカードと一緒に申し込まなくても、キャンペーンはしばしばあるので、特に慌てることはありません。
現在スタンダードカードの入会でもらえるポイントは、3,000または4,000(学生)ポイントということになります。

スマホのタッチ決済3回で達成なので、簡単です。AndroidユーザーなのにMastercardを選ぶと参加できないので気をつけましょう。

Androidユーザーは国際ブランドにMastercardを選択しないように注意しよう(画像提供元:三井住友カード)

三井住友カードは「即時発行」を選ぶと、審査通過後すぐスマホでカードを利用できます。

リクルートカードの入会キャンペーン

リクルートカードはもう何年も、JCBブランドのみ入会キャンペーンを実施しています。おおむね通年で次のとおりです。

・ 入会…1,000ポイント
・ 初回利用…1,000ポイント
・ 携帯電話の料金支払…4,000ポイント

そして、週末の申込みの場合もう2,000ポイント高くなって合計8,000ポイントとなるのが近年のパターンです。

携帯電話料金は、大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)とそのサブブランドのみなのでご注意ください。UQモバイルも対象外です。
リクルートカードJCBの場合、「モバ即」申込みができて、これにより審査に通過したら、カード現物到着前に、JCBアプリでカード利用ができます。

特定店舗利用派は三井住友カード(NL)、常時高還元派はリクルートカード

2種類のカードの最適な利用シーンを見てきました。まとめです。

・三井住友カード(NL)…コンビニ等特定店舗で業界最高の高還元率
・リクルートカード(JCB)…どこでも1.2%の高還元率

ライフスタイルに合わせて選んでください。もちろん、両方持つのもいいでしょう。

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クレジットカードに関するQ&A

三井住友カード(NL)とリクルートカード(JCB)に関するQ&Aです。

Q.還元率の違いは気にしたほうがいいものですか?

A.還元率の差が大きなものになるかどうかは、使い方次第です。三井住友カードの特定店舗でのポイントアップは、ライフスタイルによって大きなものになります。
還元率が12.0%だった場合、ポイントアップ対象の店舗で月1万5,000円使うと毎月実に1,800ポイントたまります。年間で2万1,600ポイントです。

いっぽう、リクルートカードが常時1.2%だからといっても、利用額が小さければそれほどの差は出ません。年間50万円使うとして、還元率1.2%と0.5%との差(0.7%)を換算すると、3,500円です。決して多額ではありません。ただ結果としてのポイント額の問題ではなく、数字そのものにこだわる人も多いので、「意味がない」と言うのは早計でしょう。

Q.2種類のカードはマイルをためるのに向いていますか?

A.三井住友カード(NL)は、ANAマイルをためるのに「非常に」向いています。リクルートカードは、JALマイルをためるのに「わりと」向いています。

三井住友カードは特定店舗利用によるポイントアップの手段が多いため、ライフスタイルによっては非常によくVポイントがたまります。Vポイントは、ため(使い)続けている限り失効しないため、大きくためて一度にマイルに替えることができます。これを「1ポイント=0.5マイル」でANAのマイルに替えられます。
リクルートカードの場合、リクルートポイントをdポイントまたはPontaポイントに替えることができます。dポイントは有効期限4年で、Pontaポイントはため(使い)続けている限り執行しません。dポイントまたはPontaポイントから、「1ポイント=0.5マイル」でJALのマイルに替えられます。


Q.2種類のカードはポイント対象になるチャージ先はありますか?

A.三井住友カード(NL)は、電子マネー等にチャージしてポイント対象となることは少ないです。例外として、次のものがあります。

  • Mastercardからのau PAYチャージ

  • Google PayでのモバイルSuicaチャージ

  • Vポイントアプリへの残高チャージ(還元率は0.25%)

リクルートカード(JCB)は、モバイルSuicaにチャージしてポイントがたまりますが、還元率0.75%です。さらに月3万円までの制限があります。チャージに使うのはおすすめしません。

記事の情報をご参考に、クレジットカード「最強の2枚」をお得に発行して使いこなしてください。

《沼島 まさし》
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執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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