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相続税はちょっとした工夫で節税できます!

コラム コラム
zouzokuzei20120816

Q:相続税の基礎控除の減少など、相続税の大増税が間近に迫っていると、新聞等で報道されています。今すぐに相続が発生するわけではありませんが、将来に向けて今から準備しておこうと思います。相続税の節税のために、今から手軽に始められる工夫としては、どのようなものがあるでしょうか?

解説:相続税は、対象となる財産を評価額の低いものに換えたり、贈与税の制度を上手に活用することで、効率的に節税をすることができます。節税対策には以下のように大きく二つに分けることができます。

1. 相続税を少なくする方法

相続税の対象となる財産を評価額の低いものに換えたり、非課税の財産を増やしたりすることで、相続税の軽減を図る方法。

2. 生前贈与を利用する方法

贈与税の暦年課税における基礎控除や配偶者控除の特例、相続時精算課税を利用した節税方法。


3. 注意点

現預金等を土地等に換えることで相続税対策にはなりますが、その結果、納税資金がなくなっては元も子もありません。また、税法はたびたび改正されるので、なるべく複数の節税策を並行して利用することが大切です。

要するに…

相続税対策は気軽に行えるものから、財産保有会社を設立するような大がかりなものまで、人によってさまざまなものがあります。一日でも早く相続税の有無など現状を把握し、必要に応じて、効果的なものから、長期的視野で対策をおこなうことが大切です。

《小嶋 大志》
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小嶋 大志

小嶋 大志

小嶋税務会計事務所 代表 税理士  一橋大学商学部卒業後、丸紅株式会社を経て西山会計事務所にて法人・個人の決算申告、相続税申告、株式の評価など担当。みらいコンサルティング株式会社・税理士法人みらいコンサルティング(旧中央青山PwCコンサルティング株式会社)国際ビジネス部部長を経て2010年1月より現職。 寄稿者にメッセージを送る

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