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シングルマザーの公的制度と生命保険

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  一人二役でがんばっておられるシングルマザーの皆さんにもしものことが・・・

  想像したくはありませんが、あなたを頼りにしているお子さんのため、生命保険にどのくらい入ればいいのか、公的制度もご紹介しながらお伝えします。

  生命保険について

  シングルマザーであるママが死亡した場合、民間保険に加入していなくても公的機関から遺族年金をお子さんが受け取ることができることご存知ですか。

  Q.遺族年金ってどのくらい?
  A.シングルマザーの雇用形態によります。

  自営業などは遺族基礎年金のみ、サラリーマンは遺族基礎年金+遺族厚生年金です。
  気になる遺族基礎年金の受給額は、子ども1人約78万円 、子ども2人約101万円、子ども3人約108万円です。遺族厚生年金の受給額は、お給与によって違ってきますが、年間20万円~50万円が目安です。

  Q.いつまで子どもがもらえるの?
  A.お子さんの受給は18歳(の3月31日まで)までです。(障害年金の障害等級1級または2級のお子さんは20歳)

  Q.シングルマザーは生命保険どのくらいかけたらいい?
  A.最終的には、個々人の事情や考え方によりますが、実際計算してみることがお勧めです。

  死亡保険の保障額
  =(お子さんの生活費+教育費) - (遺族年金+遺産(お母さんの資産)+死亡退職金)

  計算して足りなかったら、保険に入りましょうね。

  シングルマザーは遺族年金があることを知らずに、保険をかけ過ぎの方も多いです。少し面倒くさいですが、必要額を計算して保険を見直すのが一番の節約ですよ。

  そして、何よりもかわいいお子さんを残して万が一ということのないようにママの体を大切にしてあげてくださいね。

《加藤 葉子》
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加藤 葉子

加藤 葉子

ファイナンシャルプランナー(FP) 離婚を機にFPの勉強を始め、2009年AFPを資格取得。 全国のママより、離婚や離婚後の生計の立て方、子どもの教育費・ひとり親支援制度・生命保険・医療保険・火災保険・投資などの個別相談を受けている。 また、執筆・男女共同参画センターや母子寮でのマネー講座などでも活動している。 寄稿者にメッセージを送る

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