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生命保険は掛け捨てで本当にいいのか

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  『いくらで買うのか』と『月にいくらで買えるか』の違い

  車を購入する時クレジット払にする方がいます。いまのように低金利時代ではないころの話です。実は19.75%の金利で販売していた中古車屋さんがありました。

  例えば300万円を60回払で購入すると利息だけで170万円もつきます新車1台買えそうなくらい利息を払います。なぜこんな金利でも購入するのでしょうか。

  実はお客様によっては月々の値段しか考えない方がいます。『この金額なら払えるわ。買っちゃおうかな』こんな感じです。だから金利なんて関係ないとこの中古車屋さん、強気でした。

  しかし、やはり賢い方はそうはいきません。即座に電卓で計算。これ何%と必ず聴いていました。

  この質問1つで金利が安くなり、その結果利息が少なくなるのでほかの人より安くクルマが買えた。そんなことがよくありました。

  終身保険より掛け捨て保険は本当か

  例えば30歳の男性が60歳までの保障として2000万円を考えたとしましょう。

  安いとネットで売り込んでいるところで試算すると月の支払いは4866円です。総額は4866円×12ヶ月×30年で1,751,760円です。

  これが2000万円の保障の値段です。

  もう1つ長割りで有名な終身保険で試算してみましょう。支払終わりを60歳にしてみました。月に35120円です。掛け捨てから見ると高く見えますね。

  総額は35120円×12ヶ月×30年=12,643,200円 終身保険なので解約返戻金があります。60歳時の解約返戻金は14、648、000円です。

  掛け捨てでは-175万円、終身保険では+200万円になりました。

  どうでしょうか。

  つまり人によって生命保険はなにがいいか変わるということです。死亡保障に月に3万円以上支出できる年収の高い層に安い掛け捨ての方がいいと言えますか。ということです。

  大事なことは自分にあった保険を選べるかということです。雑誌に出ている平均論は捨てましょう。

  是非、自分にあった保険を考えて欲しいものです。

WEBより
『年収によって違う終身保険の価値』

《永野 修》
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永野 修

永野 修

株式会社FPフェアトレード・ジャパン 代表取締役 熊本で自分年金作りFP(ファイナンシャルプランナー)をしています。 法政大学を卒業後クレジット会社に入社、父をがん(白血病)で亡くし保険への疑問が大きくなりました我が家は生命保険はなし、医療保険1日3000円タイプしか加入していませんでした。これを機に本当のことだけ言えばいいのでは??と考えてFP(ファイナンシャルプランナー)を目指すことになります。外資系損害保険会社を経て市役所の奨学金部署に携わり、開業して現在に至ります。 寄稿者にメッセージを送る

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