本日のお話は金融商品の掟です。

  お客様にもいつも言っていることですが、どんな金融商品にも必ず利点と欠点があります。しかし利点ばかりを見る人があまりにも多くいます。

  特に最近お客様と住宅ローンの変動金利の話をするたびに金利が低いので月々の支払いが『今は』安いという利点ばかりに目がいっているように思えてなりません。

  断っておきますが変動金利が悪いのではありません。変動金利の利点だけでなく欠点もしっかり把握した上で、上手にマイホーム購入に使ってほしいと思っています。

  昔の思想書に『淮南子』というものがあります。その中にこういう1文があります。

禍福の門
『夫れ禍のくるや、人自らこれを生じ、福の来るや、人自らこれを成す。
禍と福とは門を同じくし、利と害とは隣と成す。神聖の人に非ざれば
これを能く分かつことなし』

  災いが来るのも、福が来るのも同じ門から出てくるもので、人がこれを招くのである。また利と害は、はなはなだしく異なるように考えがちだが、両者は表裏の関係である。変動金利の欠点とは金利が上がったときに月々の支払いが上がることです。

  その対策を考えるにはまず変動金利の金利の決まり方と仕組みを知る必要があります。それを知ってから利用することが大事だと思ってます。『淮南子』にもあるように利点と欠点は表裏一体。半か丁かではなくしっかりとリスクとリターンを見極めてからマイホーム購入しましょう。