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「保険無料FP相談」の落とし穴(その1 まずはFPを知る)

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  「FPによる保険無料相談」という言葉、一度くらいは見たことありませんか?FPとは「ファイナンシャルプランナー」の略で、金融全般(保険、住宅ローン、不動産、税金、人生設計など)に対する、アドバイスをしてくれる専門家です。家庭に潜む、お金の問題を解決するために、あなたの力になってくれるのが「ファイナンシャルプランナー」です。

  そんなお金のプロがタダで保険相談に乗ってくれるということで、若い世代を中心に「FPの保険無料相談」を望む人が増えています。これは、FP(ファイナンシャルプランナー)であれば、無理に保険を勧められたり、加入を強要されたりすることがなく、断りやすいというのもあるのでしょう。

  しかし、ここに落とし穴があるんです!無料相談サイトに登録しているFP(ファイナンシャルプランナー)には、「FP資格を持った保険代理店」「保険代理店登録をしているFP」とがいます。言葉にすると、とても複雑なのですが、とても大切な部分であり、落とし穴になっています。

「FP資格を持った保険代理店」 ・・・ 基本的には「保険代理店」です。その代理店がFP資格を持っているというだけで、本来の業務は代理店業務ということになります。もちろん、資格保持者ですからFPではありますが、本質は保険代理店です。

「保険代理店登録をしているFP」 ・・・ FP業務(保険相談)を行い、見直しや加入の手続きなどが必要であれば、それもできる体制だけを整えているということになります。つまり、保険販売をすることがメインではなく、あくまで相談業務がメインになっているということです。

  どちらもFP(ファイナンシャルプランナー)の資格保持者ですから、FPであることに違いはありますが、仕事のスタンスが違う分、相談時や相談後における対応もおのずと変わってきます。違うのは、保険の販売がメインなのか、メインではないのかという点です。なんとなく、イメージできる人もいると思いますが、この続きはまた次回。

《三沢 義将》
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三沢 義将

三沢 義将

MISAWAライフパートナー 代表 1978年9月 北海道室蘭市生まれ。 秋田経済法科大学経済学部を卒業後、住宅部材営業、サッシメーカー営業、生命保険営業など様々な仕事を行う。 現在は、ファイナンシャルプランナーとして活動している。秋田県八峰町在住。 生命保険会社入社後、ノルマ制営業を経験。会社利益優先の体質に疑問を持ち、平成22年2月独立。「だれもがなっとくできる保険」をモットーに活動中。 三児の父親として、小学校のPTA活動にも積極的に参加する育メン。 保有資格:2級ファイナンシャルプランニング技能士、生保協会認定FP(TLC) 寄稿者にメッセージを送る

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