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失敗しない為の住宅ローン選び 「返済比率」を考えた借り入れを

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  2012年に民主党から自民党へと政権交代となりました。そして安倍晋三氏が再び総理大臣に返り咲きました。安倍政権で打ち出したアベノミクスと言われる経済政策が決定する前から、多くの注目を浴びてきました。多くの投資家の方々も日本に期待を寄せ、昨年末から日経平均株価は上昇トレンドを続けております。

  さらにアベノミクスの基本方針のひとつでインフレ目標を2%としました。このことにより金利が上昇していく事が予想されます。そこで、現在の低金利で住宅ローンが借りる事が出来る中、住宅ローンを選ぶ際の注意点をお伝えしたいと思います。

返済比率を考えた借り入れが必要

  返済比率という言葉は聞きなれない言葉かも分かりませんが、住宅ローンを借りる際に銀行など金融機関が住宅ローンの貸し出しをする際の基準とする数字の一つです。返済比率とは年間の返済額を年収で割ったものですが、一般的には年収400万円以上の方では返済比率が35%となっています。

  仮に年収が500万円の方の年間の返済限度額は175万円となります。この175万円という額には住宅ローンの返済額だけではなく他のローンも含まれますが、年収500万円の方では、175万円を返済すると残りは325万円で税金や社会保険料もこの中から支払っていくのでローン返済で家計はとても圧迫されることが考えられますね。

  また、マイホームを購入される多くの方は、まだお子様が小さいご家庭が多いので、今後の生活費や教育費の事も考えて、この返済比率を抑えた返済をする事が必要です。理想的な返済比率は20%~25%までと言われます。今回の例の方では返済額が100万円~125万円という事になります。月々の返済額で考えると約8万円~10万円となります。

  返済額は借入金利や返済期間によっても変わりますが、また次回にお話ししたいと思います。

《吉野 裕一》
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吉野 裕一

吉野 裕一

FP事務所  MoneySmith 代表 2006年にFP事務所 MoneySmithを開業。住宅取得資金の準備の方法や資産運用などに興味を持ち、知らなければ損をしてしまう事が多くある事を知り、より身近なファイナンシャル・プランナーとして、ずっと安心して過ごせる人生のプランニングをモットーに老後資金計画、教育資金計画、リスクマネジメント、住宅ローンのアドバイスなどの相談業務を行っています。 【保有資格】2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP・住宅ローンアドバイザー・2級DCプランナー・二種証券外務員 寄稿者にメッセージを送る

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