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フラット35 史上最低金利を更新!こんな方は見直しでメリットが!

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  2013年4月の「フラット35の金利」が2012年12月の金利を更新して、史上最低金利である「1.80%」となりました。借入期間20年以下の金利も「1.49%」と大幅に下がっています。

  フラット35の金利は、長期金利を元に決定されるのですが、3月中の長期金利が、0.5%台前半まで、低下しており、その影響を受けて、今月のフラット35の金利は、大幅な低下が見込まれていました。安倍政権下での、日銀の政策などの要因もあり、「史上最低金利水準」となっていますが、この低金利もいつまで続くのかは疑問です・・・

  これから、住宅ローンを組まれる方には、大きな負担なく、全期間固定金利を選択できる最大のチャンスの時期が訪れているのかもしれません。このように、これから住宅ローンを組まれる方には、メリットが大きい時期ですが、過去に住宅ローンを組まれている方にも、絶好の見直しの時期が訪れているのかもしれません。

住宅ローン借り換えでメリットが出る場合

  現在、フラット35で、住宅ローンを返済中の方にも、「史上最低金利」での借り換えでメリットが出る場合もあります。たとえば、3年前に「フラット35」を利用している場合の例です。

□2010年4月にフラット35 金利2.59%(当時の最低金利)

[残り返済期間 32年] [残債 3、000万円]

  このような方が、今月のフラット35で借換えた場合

  [毎月の返済額 115、000円] 借り換え後 → [毎月の返済額 102、000円]

  と、毎月の返済額は、13、000円安くなります。

  残り32年間の支払利息の合計では、

  [支払利息合計 1、416万円] 借り換え後 → [支払利息合計 948万円]

  と、なんと、「468万円」もの利息の節約になります。

フラット35の借り換え条件

  「フラット35」から「フラット35」の借り換えの場合には、返済開始から1年以上経過して、遅滞なく返済していることが条件になります。さらに、借り換えには、諸費用(抵当権の再設定・融資手数料など)がかかります。

  上記の方であれば、借り換え諸費用に約90万円ほどかかりますが、諸費用を差し引いても、「378万円」の軽減効果があれば、この機会に借り換えの手続きを検討する価値はありそうです。

  借り入れ時期や、住宅ローンの残高などの諸条件で、メリットがでるか変わってきますので、諸費用を加味した返済総額のシュミレーションをしてみましょう。

《熊谷 正和》
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熊谷 正和

熊谷 正和

ライフアート・コンサルティング株式会社 代表取締役 昭和48年神奈川県出身、2005年7月より埼玉県川口市で、ファイナンシャルプランナーとして独立。ホームページからの相談依頼や、大手労働組合のセミナー講師など、開業以来、毎年数百世帯、述べ千世帯を超えるライフプラン相談の経験を持つ。住宅ローンや生命保険などの見直し相談で家計の固定費をコストカットする効果の高い家計見直し相談を得意とする。 保有資格:ファイナンシャルプランナー(CFP)、住宅ローンアドバイザー、証券外務員2種等 寄稿者にメッセージを送る

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