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住宅ローンの借入は固定か変動か?変動金利上昇リスクを計画に織り込もう

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  2013年4月4日東京債券市場では、日本銀行の無制限の国債購入による金融緩和策を受け新発10年国債の流通利回りは、過去最低であった2003年6月の年0.430%を下回り年0.425%まで下がりました。

 このような国債金利の低下を受け2013年4月の固定住宅金利のフラット35は、

1 借入期間 20年以下 1.49%

2 借入期間 21年~35年 1.80%

  と、こちらも過去最低の金利水準となりました。

  今月融資の実行を受ける方は嬉しい決定ですね。来年4月に予定される消費税8%への増税を受け、現在住宅取得を予定されている方も大勢おられるでしょう。

  ここで悩ましいのは、住宅ローンを固定で借入するのか変動で借入するのかです。どちらが得か損かは、ローンが完済した時点でしかわかりませんので、結論はでませんが、政府・日銀が2年後には2%のインフレ率を達成するといっていますので、2年後以降短期金利である変動金利が上昇するリスクは計画に織り込んでおく必要があります。

  幸せになるために家を取得することが、結果的に住宅ローンの返済がままならないリスクを避けるためにも、この史上最低の固定金利期間を活かすことが、良さそうな結末を予想されます。

《渡邉 誠》
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渡邉 誠

渡邉 誠

有限責任事業組合FPパートナーズ 組合員 東海大学工学部卒業後、23年間建設会社勤務。外資系保険会社勤務後、平成18年FPオフィス・ワタナベ開業。平成20年静岡県内の5人のFPにより、有限責任事業組合FPパートナーズを結成。個人のライフプラン・住宅取得支援に重点をおいて活動中です。 (保有資格):CFP (日本FP協会認定) 寄稿者にメッセージを送る

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