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5月の住宅ローン金利推移 こういう時こそ「借り換え」がお勧め

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  今月に入り住宅ローンの金利の引き上げが一部の金融機関で行われました。大手銀行と言われる都市銀行では10年固定で0.05%引き上げで1.4%となりました。また、固定金利のフラット35でも返済期間が21年以上35年以下の場合のうち最も低い金利の場合は1.81%となりました。こちらは0.01%の引き上げです。

  先月は長期金利の指標である新発10年物国債の金利の変動が激しく、0.3%台の時もあれば0.6%台まで上昇したりと安定しませんでした。が、依然低い金利状態には変わりはありません。今後も日銀による国債の買い入れに伴い金利は低い水準で移行するという観測が多いですが、今後変動金利を借りている方や、変動金利の固定期間が終了しそうな方は注意をしていて欲しいと感じます。

  検索サイトで「長期金利推移」と検索すればすぐに見れますので、月初・月末にはご覧になられることをお勧めいたします。

  また、住宅ローンの金利の低下が依然続いていますが、こういう時こそ「繰り上げ返済」ではないと考えます。こういう時こそ「借り換え」ですね。

  低金利ですでに借入をされている方は繰り上げ返済を行っても大きな効果が期待できません。(どのくらいが大きな効果かは個人差にもよりますが・・・)繰り上げ返済というのは現在借入を行っている金利で運用するのと同じくらいの効果です。という事は、すでに2%以下の金利で借りている方は1%台の運用をするという事です。(これは運用と言ってもリスクは0の運用なので確実ですが・・・)

  私はむしろ借り換えという作業を行う事をお勧めいたします。

  以前は金利1%・1000万円・10年以上というような目安が有りましが、今日においてはもっとずっと低い数値でも効果が見て取れる場合は多々あります。

  借り換えにかかわる費用がどのくらいかかるのかという事も借り換えげの効果の一部にかかわってきますが、ある金融機関では「事務手数料半額」と言ったようなキャンペーンも行っていたりしますので、もちろんキャンペーンばかりにとらわれてはいけませんが、様々なシミュレーションを行う事が大切です。

  こういったことを是非お近くのファイナンシャルプランナーさんと共に検討されることをお勧めいたします。

《瀧澤 宏行》
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瀧澤ファイナンシャルプランナー事務所 代表 住宅ローン相談・資金計画相談は山梨県中央市の瀧澤FP事務所に御相談下さい。ローンの知識・選択・返済計画・借り換え等様々なお悩みを解決いたします。なお初回は相談無料にて行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。また、家計・教育資金・老後資金・保険等の相談もお受けいたしております。ご家庭のお金に関する疑問ご質問等、様々なお悩みもご一緒に解決いたします。 【保有資格】1級FP技能士 / CFP(日本FP協会)/宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー/証券外務員2種/ビジネス法務エキスパート 寄稿者にメッセージを送る

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